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明石家さんまが、熊本県を中心に相次いで発生している強い地震を受けて、「ほんまに落ち込んでる人に対して、笑いは必要なのか」というお笑い芸人としてのジレンマを明かした。

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(左から)黒柳徹子/Tetsuko Kuroyanagi, 明石家さんま/Sanma Akashiya, Jan 22, 2016 : 東京都内で行われた、トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)の放送開始40周年記念特番「徹子の部屋 祝40周年最強夢トークスペシャル」の収録
写真:MANTAN/アフロ


さんまは4月16日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」冒頭、地震を話題に上げて「こういうときにお笑い芸人っていうのは困る」と語った。もともと「苦しんでる人たちが俺のテレビを見て、ちょっとでも笑っていただければ」「落ち込んでる人を助けたい」という思いも抱えてお笑いの世界に入ってきたが、「ホンマに落ち込んでる人に対して、笑いは必要なのか」という壁にぶつかるとして、「(芸人は)不幸な商売やなと思う」と持論を述べた。

さんまは「おもろいこと言ってくれって役割だと思って、『笑える心境じゃないときに笑いを』って笑わそうとはしてるんですけど。俺が今、被災地に行って、『大丈夫でっせ』って言うのもすごく......。やってあげたいけど、『邪魔じゃアホ』って言われるかわからないじゃないですか」と苦笑気味に話した。

東日本大震災の際も、お笑いに限らず音楽やアートといったカルチャーは災害に対して何ができるのかという議論が巻き起こった。また非常時に娯楽を自粛する向きもあり、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏と尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏の「地震の被害を受けてないものは出来るだけ普段通りの生活をしながら無理せず被災者支援を行うのが災害時の対応だろう」(堀江氏)「番組自粛はごく自然な人間らしい判断」(尾木氏)という発言から、バラエティ番組の放送を中止するべきか否かネット上を中心に意見が交わされている。

(文/原田美紗@HEW

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