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今春クールのアニメは大豊作! バトルあり日常ものありでバランスよくジャンルがそろっているという印象だ。まだまだ物語も序盤。今からでも追っかけで見るべき話題の作品は?

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写真:アフロ


■『文豪ストレイドッグス』(毎週水曜深夜1時5分~、TOKYO MXほか)

太宰治や谷崎潤一郎、芥川龍之介といった文豪が特殊能力"異能"を用いてバトルを繰り広げるという異色のアクション。自殺マニアの太宰治、妹"ナオミ"とべったりな谷崎潤一郎といった大胆なキャラクター設定に、読書家なら思わずニヤリ? 異能の名前も"人間失格"や"細雪"など作品にちなんだものばかりで元ネタ探しが捗る。監督は五十嵐卓哉、脚本は榎戸洋司の『桜蘭高校ホスト部』コンビが手がけるとあって、スタイリッシュな演出が光る。

■『とんかつDJアゲ太郎』(毎週日曜22時15分~、TOKYO MXほか)

とんかつ屋の息子・揚太郎はクラブに出前に行ったことをきっかけにクラブカルチャーにどっぶりハマり、とんかつ屋とDJの共通点を発見する......!?  いい意味で理解不能な作品。枠としてはギャグアニメなのだろうが、ツッコミ不在のまま、「キャベツの千切りをするときのBPM」のような話が続く。しかし視聴後は不思議とDJをやってみたい気持ちにさせられるのが底知れない作品だ......。

■『ばくおん!!』(毎週月曜24時~、TOKYO MXほか)

バイク部の女子高生たちのオートバイライフを描いたアニメ。作品のバイク愛は本物で、「Kawasaki」「SUZUKI」「DUCATI」「HONDA」「YAMAHA」と名だたるバイクメーカーが協賛。また「SUZUKIのバイクならどんなものでも無条件に受け入れるSUZUKI信者」のようなバイク乗りあるあるネタを連発し、ゆる~いどころかガチすぎる部活もの。某バンドアニメを彷彿(ほうふつ)させるタイトルについては深く考えるべからず!

■『ハイスクール・フリート』(毎週土曜24時~、TOKYO MXほか)

国土の多くが水没してしまった日本で、海の安全を守る職業"ブルーマーメイド"に憧れる海洋高校の女子高生たちの姿を描いたアニメ。初回放送後に「だまされた!」という声が続出したのはなぜかというと、本作が『はいふり』というタイトルでまるで日常系アニメのようにPRされていたから。しかし1話では主人公たちの艦が砲撃された揚げ句、反乱分子の汚名を着せられるというヘビーな展開が繰り広げられて、さらに放送後にタイトルがゆるい響きのダミー『はいふり』からシリアスな響きの真のタイトル『ハイスクール・フリート』に変更されることが公式に発表された。1話でいきなり「このアニメはなにかやってくれそうだ」とアニメファンの心をつかむ手腕は見事。

■『甲鉄城のカバネリ』(毎週木曜24時55分~、フジテレビ系)

不死の怪物"カバネ"と人間との闘いを描いたアクション。作画の美麗さがアニメファンから「劇場版クオリティ」と絶賛されており、確かに『マクロス』シリーズを始め美少女に定評のある大御所イラストレーター・美樹本晴彦の繊細なタッチをここまで動画で再現するとは......。また和×スチームパンクの世界観や、緊張感のあるストーリーへの評価も高く、早くも「2010年代を代表する作品になるのではないか」と期待が寄せられている。

■『くまみこ』(毎週日曜24時30分~、TOKYO MXほか)

東北地方の山奥、クマを奉る神社の巫女(みこ)・まちは「都会の学校に行きたい」と夢を持つ。後見人(人?)であるクマのナツは、彼女に都会で生きていくための試練を与えるが......。人とクマとのほのぼのコメディ。当たり前のようにしゃべるナツとまちとのやり取りもほほえましいが、都会っ子以外は「なんでOIOIがマルイなのよ!」といったセリフに共感もできる!? 田舎の風景描写も美しい。

他にも見逃せない作品がまだまだたくさん。今から最終回がさみしいようだ。

(文/原田美紗@HEW

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