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 現在、「週刊少年マガジン」で連載中、安田剛士による本格派高校サッカー漫画「DAYS」がテレビアニメ化され、7月2日から順次放送される(MBS、TOKYO MX、BS11、アニマックス ほか)。何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくしが西東京の名門、聖蹟高校サッカー部に入部。クセ者の集う厳しくも優しい部活の中で、少年たちはかけがえのない絆を結ぶ......。ひたすらに熱く、どこまでも純粋な、聖蹟高校サッカーの汗と奇跡と友情の物語が「DAYS」である。

 本作の主人公・柄本つくし役の声優に抜擢されたのは新鋭・吉永拓斗。さらに松岡禎丞、浪川大輔、小野大輔、宮野真守、櫻井孝宏、下野紘、佐倉綾音ら豪華声優陣の参加も話題となっている。そこで今回は、現役高校生ながら主役に抜擢された、吉永拓斗に本作の意気込みを聞いた。

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テレビアニメ「DAYS」 主人公 柄本つくし役を演じる、吉永拓斗
(写真:トレンドニュース)


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――主役の柄本つくし役に抜てきされた今の心境は?

吉永「オーディションの時は、絶対に受かってやるという意気込みで挑んだのでうれしかったんですけど、しばらくは実感がわかなかったです。でも、つくしとして収録を重ねてきて、今ではもう自分イコールつくし、というようになってきています。つくしが言うセリフのひとつひとつを自分に置き換えてみてもすごく心に刺さりますし、今はつくしと共に走り続けている感じです」

――つくしという役柄で、自分に重なる部分はありますか?

吉永「つくしはサッカーが素人なのに、名門の聖蹟高校サッカー部に入って。まわりのすごい先輩やチームメイトに囲まれているんですが、その状況は僕が『DAYS』で置かれている立場にとても似ていると思うんです。そういう意味で、つくしが感じている部分と、僕が感じている部分はとても重なっています」

――そんな中、ひたむきに頑張るつくしに共感する部分があるのでは?

吉永「つくしが頑張っている分、自分も頑張らなきゃいけないと思いますし、つくしの成長と共に自分も成長していきたいな、という強い思いがあります」

――原作を読んでみてどうでした?

吉永「とにかく熱い作品なんです。面白いだけじゃなく、努力の大切さを教えてくれる作品です。つくしがサッカーを知らなかったところから、だんだんと成長していく姿を描き出した物語なので、サッカーを知らなくてもつくしと同じ目線で見ることができるのも魅力です」

――中学生の時はサッカー部だったそうですね。

吉永「僕が所属していた中学校のサッカー部は、勝ちに行くというよりはどちらかというと皆でサッカーを楽しもうよという感じでした。僕のポジションはボランチだったんですけど、1試合ずっと走り続けてもぶっ倒れるようなことはなかったんです。でも、つくしはがむしゃらに走り続けてぶっ倒れるんですよ。つくしはどれだけ走るんだと。本当にすごいなと思ったし、サッカーにおいて走ることは、すごく大事なことなんだなと感じました」

――豪華な先輩の声優さんに囲まれた収録現場はどうですか?

吉永「皆さん、すごく気をまわしてくださるんです。特に水樹寿人役の浪川大輔さんはイベントに一緒に出ることが決まっていたのもあり、初めから声をかけてくださいました。『DAYS』は走るシーンが多いアニメなので、走る時の息をひたすら録っているんですが、その時にも、『酸欠大丈夫?』とか、気にかけて声をかけてくださいました。風間役の松岡さんには技術的なことを相談したり、アドバイスをもらっています。小野さんからは『相手のセリフを聞くことが大事だよ』ということを教わりました。やっぱり会話なので、本番で相手の声を聞いた上で出てくる演技は、ひとりで想像していたものと変わるんですよね。だから僕はもっと他の方のセリフを聞くべきだなと思いました。他の先輩方にも、いろいろなことを教えてもらっています。」

――まさにつくし同様、いろいろなことを先輩たちから吸収しているんですね。

吉永「尊敬する先輩たちからあらためて何が大事なのか、どうすればやりやすくなるのか、ということを教えていただくと、すごく身に染みるというか、安心できます。今は少しずつ成長しているのかなという実感があります」

――松岡禎丞さん、浪川大輔さん、小野大輔さん、宮野真守さんらと一緒にエンディングテーマの「EVERLASTING DAYS」を歌うことになったわけですが、レコーディングはどんな感じでした?

吉永「人生初めてのレコーディングだったんで、何も分からないままスタジオに入ったんですけど、スタッフの皆さんがすごく丁寧に、レコーディングのイロハを教えてくださいました。すごく楽しくてあっという間の時間でした」

――今は現役の高校生ということですが、学業と仕事との両立はどうですか?

吉永「やっぱりテスト前は大変です。僕は、仕事の合間に勉強をするタイプじゃなくて、家に帰ってから一気にやっちゃうタイプです。勉強に関しては余裕がなくて(笑)。追い込まれて頑張る人です」

――台本はよく読むタイプですか?

吉永「はい。現場でも監督さんや音響監督さんからも台本を読めと言われています。台本をもらったら、この時はどんな感情なんだろうと考えて、台本に書いてみて。それからまた考えます。でもやっぱり現場に行くと、自分がもともと用意していたものよりも、皆さんのボルテージがすごく上がるので芝居は変わりますね」

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テレビアニメ「DAYS」 主人公 柄本つくし役を演じる、吉永拓斗
(写真:トレンドニュース)


――1話の見どころは?

吉永「1話は、つくしが初めて風間君に出会って、サッカーの面白さに目覚めるというとても大事な回です。ここで風間君とフットサルをするんですけど、その時に風間君がつくしに『一生懸命走れば、まわりのみんなが信頼してくれる』と言って。それでつくしは一生懸命走るんですけど、そこがつくしの中でも大きな出来事だったのかなと思うんです。自分は何もできないんだから、誰よりも走ることで進むしかないという思いが芽生えた場面なので、1話は大事なストーリーになっています」

――その時に込めた思いも格別だったのでは?

吉永「そうですね。初回の収録だったので、つくしと同じか、それ以上に必死でした。その収録の時には居残りもさせていただいて。つくしはずっと走っているので、僕も収録が終わった時はぶっ倒れるんじゃないかなというぐらい頑張りましたし、その日の収録が終わった時はすごくうれしかったです。初めて自分がつくしとして生きた回なので」

――1話を踏まえて、2話以降の見どころは?

吉永「つくしは素人の状態で聖蹟高校サッカー部に入って。そこからだんだんと成長していくんですけど、走るつくしの姿に、まわりのチームメイトの心も動かされるんです。だからつくしや仲間たちと一緒に感動できると思うので、そういう熱い思いに注目していただきたいです」

――視聴者も一緒になって熱い思いを感じられる作品になったのでは?

吉永「僕が原作を読んだ時、またサッカーをやりたいなと思って感動しました。サッカーを知っている人も、サッカーを知らない人でも、この作品で熱い思いを感じられると思うので、応援していただきたいです」

――将来はどのような人になりたいですか?

吉永「僕は声優の仕事で生きていきたいと思っています。たとえそれが成功したとしてもしなかったとしても謙虚な人間でいられたらと思っています。この『DAYS』で尊敬する声優さんたちに囲まれて、やっぱりすごいなと思いました。先輩方はただ単にキャラに声を入れるだけでなく、そこに新たな魅力を足して伝えることができるんです。自分もいつかそういう声優になりたいと思います」

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テレビアニメ「DAYS」MBS、TOKYO MX、BS11、アニマックス ほかで放送中


テレビアニメ「DAYS」は、MBS、TOKYO MX、BS11、アニマックス ほかで7月2日よりスタート。

◆吉永拓斗(よしながたくと)
1999年9月14日生まれ。劇団ひまわり所属。子役時代からテレビ、舞台、映画などで活躍する一方で、洋画吹き替え、アニメの声優などで活動。声優として参加した主なアニメ作品として「東京喰種トーキョーグール√A」「パズドラクロス」などのテレビ番組、「とある飛空士への追憶」「ねらわれた学園」「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」などの劇場用映画がある。
座右の銘:全力

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来 のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き 方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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