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アーティスト活動にフェス企画、チャリティーイベントにプロデュース業など、多岐に渡る活動を行っているMINMI。来年にはデビュー15周年というアニバーサリー・イヤーを控える中、7月27日発売の8thアルバム『Life is Beautiful』が完成した。常に"カッコいい"女性像を体現してきたMINMI。人生経験を通してさらなる"人生の美しさ"に気づいた最新アルバムは、どのように作り上げられたのか?

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MINMI 8thアルバム『Life is Beautiful』を7月27日リリース


7月27日リリースのアルバム『オトナとオンナを楽しもう。』から「Friday Night」を無料配信>>


MINMI LIVE TOUR 2016「Life is Beautiful」 ~来年の15周年は武道館で涙を流したいツアー~>>


■結婚、出産、離婚を経験、働くママでありながら人生を楽しむ

今回のアルバムは、歌手・尾崎豊さんを手掛けた須藤晃さんに、初めてプロデュースしてもらいました。今までずっとセルフプロデュースでやってきたので、どっぷり誰かにプロデュースしてもらうことはなかったんです。
須藤さんとは、この2年ほど交換日記みたいなことを続けていて。その間に起こった出来事やそれに対する思いをお見せして、私という人間を十分に知ってくださいました。その交換日記の中から須藤さんが言葉を紡いで何曲かの歌詞にしてくれたんです。アルバム1曲目「Friday Night」の『アクティブでスタイリッシュママ わたしがMINMIよ』という歌詞を最初に見たときは、感動して涙がちょちょぎれました(笑)。私が言いたかった言葉を須藤さんが1行目に持ってきてくださったな、と。

須藤さんは以前「#ヤッチャイタイ」というすごく大胆な歌詞の歌ができたとき、周りのみんなにリリースを反対されたんですけど(笑)、須藤さんだけは「これは時代を切っている。尾崎豊の『卒業』と同じだ」と言ってくれて、周りのスタッフを説得してくださったんです。今の私、MINMIのことを「結婚、出産、離婚を経験して、働くママでもありながら、それでも人生を楽しもうとしている女性というのを僕はプロデュースしてみたい。今のMINMIだからこそおもしろいよ」と言ってくださいました。すごく信頼できる関係性の中でアルバム制作ができましたね。

■初めてづくしの最新アルバム「セミヌードにも挑戦」

今回初めて一緒に制作したTomi Yo(トオミヨウ)さんは、須藤さんの息子さんなんです。須藤さんが「息子だからと言うわけではなく、本当にアレンジャーとして才能あると思うから」と紹介してくれました。今回カバーした歌手・橘いずみさんの「太陽」もTomi Yoさんにアレンジしてもらっています。原曲とはまた違うMINMIらしい軽快な曲に仕上がりました。須藤さんの過去の作品を聞いている中ですごくインパクトがあって、「この曲カッコいい」という話をしていたら歌ってみることになり、トントン拍子に、アルバム収録の話が進んだんです。

女性写真家・安珠さんとも初めて今回のアルバムでご一緒したんですけど、セミヌードに初めて挑戦するということで、まずは体を出せるようにランニングをすごくがんばりました。撮影は安珠さんがとてもエネルギッシュで、ビジョンがしっかりしていたので、自然にそれに引き込まれて、安珠さんワールドに染められたような感じでした。

■"人生の美しさ"を実感した1年

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MINMI 8thアルバム『Life is Beautiful』を7月27日リリース


アルバムタイトルの『Life is Beautiful』は、須藤さんから提案をいただいたんです。須藤さんが大好きな映画のタイトルでもあります。私もスターターとなってCandle Juneさん達と一緒に立ち上げた震災の被災地応援プロジェクト「LOVE FOR NIPPON」で毎年ミサンガやネックレスを作っているんですが、去年のネックレスでは、たまたま"Life is Beautiful"という言葉を彫っていたんです。ファンの方もTwitterコメントで教えてくれて、この言葉が私のなかでも特別好きだったんだなと改めて気づきました。このタイトルにはすごく縁を感じています。

この言葉をネックレスに彫ろうとしたときは、「ダメージを受けたり落ち込むような出来事があったりしても、最後にはそれがあって良かったと言えるようにしていこうね」という思いをこめたんです。このアルバムを作るときにはプライベートでお別れがあって、また新しい人生のスタートを切りました。良いこと悪いこと、幸せなことや切ないことにも意味があるし、すべてひっくるめて"人生の美しさ"になるということを実際に自分で表したかのような1年を過ごしてきたので、私自身も"Life is Beautiful"を実感しています。

■女子会で盛り上がってほしい"ギリギリ路線"の歌も

「Eんちゃう」という曲は、普段周りにいるスタッフや友達の女の子たちと会話している中でできました。なかなか女の子は"モテたい"とは口に出して言いにくいですよね。でも歌の中で言っちゃうことで、気が楽になってオープンになれることは何だろう、と周りにいる女の子たちにリサーチしたんです。たくさん出てきたネタの中から特にみんなが感じていることをピックアップして『Eんちゃう』で歌っています。ぜひ女子会で歌って、盛り上がってほしいです(笑)。

この先の時代、女の子はこうやってますますパワーアップしていきそうですよね。男の子が女の子に抱いている"好きな人に好きと思われればいい"というタイプとかけ離れているので、これを聞いたら男の子はタジタジになっちゃいそう。私、女としてけっこうギリギリを歌っていますね(笑)。

「マーメイド」は、歌手・RIHANNA(リアーナ)の「SEX WITH ME」という曲にすごくインスパイアを受けてできました。"ちょっとセクシーな美しい人魚姫"をイメージとして歌っているんですけど、最初はもっと大胆な歌詞でした。でも周りに止められちゃって(笑)。RIHANNAのラスベガスでのコンサートを見に行ったときに、RIHANNAが男の子に向けて「SEX WITH ME」を歌っているというよりは「私を抱いてごらん、私はこんなに最高なのよ!」と、オーディエンスの女の子たちがRIHANNAになりきって一緒に歌っている姿がかわいくて、そんな歌を作りたいなと思ってできました。

■MINMIは"歩くポジティブ辞典"!?

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MINMI 8thアルバム『Life is Beautiful』を7月27日リリース


今年のツアーはタイトルも「Life is Beautiful」なので、「美しいものを見たな」とか「美しく生きたいな」と思ってもらえるようなライブにしたいと思っています。来年迎える15周年は、武道館でやれたらいいなと思っています。ライブやイベントの回数を重ねるごとにどんどん"1人の歌手じゃなくてもいい"というスタンスになってきています。私がプロデュースをしている「FREEDOM」というフェスでも、自分の出番のときにお客さんに喜んでもらうだけじゃなくて、他のアーティストのステ―ジやホスピタリティでも喜んでもらいたいですし。自分たちのチームで作っている空間ごと楽しんでほしいという気持ちがどんどん大きくなってきていますね。これも自分が母親になったり大人になったりしているからこそ出てきた気持ちかもしれないですね。私は何があってもポジティブな反応を返せる"歩くポジティブ辞典"だと思っているんですけど(笑)、直接お客さんに音楽を届けられるライブやフェスを通して、みんなの人生がプラスになるようなメッセージを届けていけたらいいな。と思っています。

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◆MINMI(ミンミ)
大阪府出身。シンガーソングライター。幼少からピアノを弾き始め、96年頃から大阪のレゲエやHIPHOPのクラブで歌い始める。2002年8月に1stシングル「The Perfect Vision」が売り上げ50万枚という快挙。自身が主催する大型野外フェス「FREEDOM」では、毎年60,000人を動員。人気の夏の野外フェスの1つとなっている。歌手活動だけでなく新時代を切りひらく女性として、幅広い世代から支持されており、ファッションや発信するメッセージでも多くの女性に影響を与えている。座右の銘<何かを始めるのに遅すぎることはない>

(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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