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 新感覚の時代劇として非常に反響が大きかったWOWOW連続ドラマW『ふたがしら』がパワーアップして帰って来た(9月17日放送開始)。松山ケンイチ・早乙女太一のコンビが演じる弁蔵&宗次、そして敵対する成宮寛貴扮する甚三郎など、個性派キャラクターたちが繰り広げる盗賊エンターテインメントは前作以上にスリル満点。そんな武骨な男たちの間を縦横無尽に行き来し、ストーリーテラーの役割を担ったのが、菜々緒演じるおこんだ。「初めての時代劇が『ふたがしら』で良かったと思うぐらい、作品やおこんへの愛情が深いんです」と熱く語る菜々緒に続編への意気込みや、乗りに乗っている現状への自己評価などを聞いた。

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菜々緒演じるおこん 9月17日放送開始 WOWOW連続ドラマW『ふたがしら』


9/17(土)よる10時スタート「ふたがしら2」映像 60秒>>


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■初めての時代劇が「ふたがしら」で良かった

――非常に評判の良い作品で、続編制作への手応えはあったのではないでしょうか?

菜々緒:前作のクランクアップの時、松山さんと握手させていただいたのですが、その時に「続編よろしくね」って言われたんです。松山さんにとっても、すごく思い入れの強い作品なんだなって嬉しく思ったのと同時に、また続編でおこんを私がやらせてもらえるんだという安心感と、本当に続編があるんじゃないかという期待があったんです。

――そして続編が決まりました。その時はどんな感想を持ちましたか?

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9月17日放送開始 WOWOW連続ドラマW『ふたがしら』


菜々緒:初めての時代劇が『ふたがしら』で良かったって心の底から思っていた、その続編ができると聞いて、すごくうれしかったです。しかも台本を読ませていただいたら、おこんの出番がすごく多いんです。前作は撮影も5~6日間だけで出番もそれほどなかったのですが、続編では登場シーンが多いというのは、おこんという女性の魅力が多くの人に強く伝わったんだなって手ごたえもあります。

――菜々緒さんがおっしゃる通り、本作では非常に出番が増え、ストーリーテラーの役割を担っています。前作から役作りで意識を変えた部分はあったのでしょうか?

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9月17日放送開始 WOWOW連続ドラマW『ふたがしら』


菜々緒:おこんは全くぶれない女性なので、あまり大きな変化を意識するというよりは、前作で感じた芯の強さなどおこんの魅力をしっかり演じていきたいという思いが強かったですね。でも花魁(おいらん)とかツボ振りとか、大阪の女将(おかみ)とか色々とやらせていただけたのは、とても楽しかったです。

■成宮さんは本当にハッピーな方!

――成宮さんとの再共演はいかがでしたか?

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9月17日放送開始 WOWOW連続ドラマW『ふたがしら』


菜々緒:前作では初めましてだったのですが、そのあと別のドラマでもご一緒させていただいたりして、プライベートでもみんなでご飯に行ったり、とてもよくしていただいています。成宮さんって本当にハッピーな方なんです(笑)。撮影初日から、成宮さんとはぐちゃっとしたシーンが多かったのですが、安心して預けられる方で、そういうシーンも引っ張っていただけるので心強かったです。あとは、結構アドリブを入れてくる方なので、今回はどんなことしてくるんだろうと構えていました(笑)。

――成宮さんはアドリブが多いのですか?

菜々緒:前作で、着物の中に手を突っ込まれたあとキスするシーンがあったのですが、キスの後にいきなりアドリブで口の中に指を突っ込まれたんです(笑)。リハでもそんなことせず、本番でいきなり入れてきたので、びっくりしたんです。でも、段取りでやってしまうと、本番で自然さがなくなってしまうこともあるので、そういうことを考えて少しでも良くしようと思ってやっていることなんだなって理解していますね。

――弁蔵、宗次、甚三郎と個性的な男性キャラクターが出てきますが、それぞれどんなところに魅力を感じますか?

菜々緒:弁蔵と宗次に共通しているのは、人の痛みや辛さを知っていること。今の世の中の男性にはない熱さを持っていて、思いやりがありつつも、男の見栄とか器量とかを大事にしているところが魅力ですね。あとは、弁蔵も宗次も一人ではダメなところもいっぱいあるのですが、二人が組み合わさると面白いことができる。そんな信頼関係がすごくいいですよね。甚三郎は圧倒的に"悪"に偏っている。そこが一番男臭く、おこんもそういう部分に惹かれているんだと思います。

■個性が強い役、悪役=菜々緒のイメージはおいしい!

――そんな3人に負けず劣らず、おこんはキャラクターが立っています。ある意味で、一番おいしい役のように思えますが。

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9月17日放送開始 WOWOW連続ドラマW『ふたがしら』


菜々緒:自分でもおいしい役だなって思います(笑)。何より自分がやっていて楽しめるというのがありがたいです。本当に個性が強い役だったり、悪役って楽しんです。そこに至るまで、色々な経験をして、屈辱を受けて......そういうバックボーンを考えながら演じるのはすごく充実感があるし、格段に面白いんです。

――悪役=菜々緒さんというイメージが出来上がっていますよね。

菜々緒:それって本当においしいですよね。悪役ってやりたくない人も多いと思うんです。それを自分にやらせてもらえて、しかも評価していただけて、また違う役へ広がっていくなんて、すごく幸運なことだと思うんです。

■私はけた違いに運がいい!

――確かに、現在放送中の月9ドラマ「好きな人がいること」では優しい女性を演じるなど、ヒール一辺倒ではなく、役柄が広がっていますね。

菜々緒:「運も実力のうち」とはよく言いますが、私の場合、けた違いに運がいいんです。本当に環境と人に恵まれることが多くて『ふたがしら』も月9もそうですが、周囲の人に恵まれ、なおかつ現場が楽しいんです。そうすると、のびのびとお仕事ができますし、色々な面を見てもらえるんだと思うんです。

――パブリックイメージも変化しているという自覚はありますか?

菜々緒:悪役をやっていると、私に対してマイナスなイメージを持っている人が多いんですよね。だからこうして普通に話をしているだけで"イメージと違う"って良くとらえていただけるんです。それってすごくラッキーですし、ありがたいですよね(笑)。

――来年は大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも出演するなど、充実一途な菜々緒さんですが、今後の野望などはありますか?

菜々緒:目標を立てると、そこで満足してしまうので、あまり明確には野望などは考えないようにしているんです。まずは現状の与えられた仕事でベストを尽くす。求められている以上のことを出し切れるように心がけています。その意味では『ふたがしら2』のさらなる続編には期待しますね。台本読んでいても次につながりそうな終わり方ですし、海外にも持っていきたい。日本の良さや美しさが堪能できる作品......夢は広がりますね。

――最後に、菜々緒さんの座右の銘をお聞かせください。

菜々緒:「十人十色」という言葉が一番好きですね。とにかく個性を大事にしていきたい。悪役をやるのも一つの自分の色。今は私の名刺みたいになっていると思うんです。他の人がやりたくない仕事は率先してやりたいですし、自分がどんな色を出せるのかということを常に意識して仕事に取り組んでいます。その意味では『ふたがしら』のおこんという役も大切にしていきたいです。

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9月17日放送開始 WOWOW連続ドラマW『ふたがしら』
(C)オノ・ナツメ/小学館 (C)2016WOWOW/ホリプロ


WOWOW連続ドラマW『ふたがしら2』は、9月17日(土)スタート、毎週土曜よる10:00.第1話は無料放送となる。

菜々緒(ななお)
1988年10月28日生まれ、埼玉県出身。2009年より本格的に芸能活動を始め、モデルとして活動を行う一方、女優活動も開始。「ラスト・シンデレラ」(13年)『ファースト・クラス』(14年)などで強烈なキャラクターを演じると、その後も映画やドラマで強い個性を発揮する女優として知名度を上げた。座右の銘は「十人十色」。

(取材・文:磯部正和)


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