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女優ののん(旧:能年玲奈)が、自身が主人公の声優を務めた11月12日公開のアニメ映画『この世界の片隅に』についてラジオ番組「荻上チキ・Session-22」で語った。実はこれまで戦争をテーマとした作品への出演は避けていたと明かした。

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のん, Sep 09, 2016 : 東京・スペースFS汐留にて開催された劇場版アニメ「この世界の片隅に」の完成披露試写会
写真:MANTAN/アフロ


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『この世界の片隅に』は、第13回メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した、こうの史代の漫画が原作。1944年に広島・呉へと嫁いだすずは、配給物資がだんだん減っていくなかでも、工夫を凝らして毎日の暮らしを積み重ねていく。しかし1945年3月、呉は空襲にさらされて、すずの大切にしていたものも失われていく。そして昭和20年の夏がやってくる――。

主人公・すず役の声優を担当したのんと、同映画を手がけた片渕須直監督は、10月20日放送の「荻上チキ・Session-22」にゲスト出演した。公式サイトには放送でカットされた部分も含めた完全版の音声もアップされているが、そのなかでのんは、声優としては初めて主演を務めた感想を「難しいお仕事」と語る。体や表情を使わず声だけで表現しないといけないところに苦戦したと明かした。

また、のんは「戦争っていうのを非日常で別次元の時代というか、そういうふうに見ていたところがあった。すごく自分で見ないように通り過ぎたところがあって」と告白し、片渕監督も「戦争モノだと演じたくないというか、出たくないって言ってたんですよね」と相づちを打つ。戦争モノを避けていた理由として、のんは「自分がやる理由があまり想像できなかったというか。なんて言うんですかね。コメディで知ってもらったので、人を笑顔にするというのを大切にしなければいけないというふうに思っていた」と説明した。

しかし戦争をテーマとしながらも日常を描いている『この世界の片隅に』は感情移入しやすく新鮮な作品だったらしい。のんは「どんなときでも毎日が巡ってきて、日常を送るってことをしなくちゃいけないというか、普通の生活とか、普通に生きていくということは、すごく素晴らしいなって私は思ったので、そういうところを感じていただけたらと思います」と作品をアピールした。

(文/原田美紗@HEW

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