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映画『木枯し紋次郎』や『日本の首領』シリーズ、『極道の妻たち』シリーズなど数々の任侠ものや時代劇を手がけてきた中島貞夫監督が、日本で"ちゃんばら"が衰退した理由を分析した。

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中島貞夫/Sadao Nakajima, Sep 07, 2015 : 「京都国際映画祭2015」(同映画祭実行委員会主催)のプログラム発表会見
写真:MANTAN/アフロ

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12月3日より最新映画『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』が公開する中島監督は、出演女優の山本千尋と共に12月2日に動画サイト「GYAO!」にて公開されたトーク番組「よしログ」にゲスト出演。中島監督は「ちゃんばらっていうのは日本人にとって、ものすごいパフォーマンス芸術のはずなんだ」と語った。

しかし、中島監督はそれだけの文化であるちゃんばらを「日本人がダメにしちゃっている」と嘆く。そして、ちゃんばら衰退の理由は「斬る側ばかり撮っている」ことだと指摘。ちゃんばらにおいて、斬る側は刀を振り回しているだけでいいが、斬られる側はタイミングの合わせ方など一層技術が求められると説明した。

中島監督は、「ちゃんばらっていうのは、どこかにリアリズムを感じてもらわないと。見ている間に(観客に)『ほんまもんだ』と思ってもらって。そうすると、ほんまもんで斬られているようにしてもらわないとね」と"斬られ役"の重要性を熱弁した。

12月3日より公開の映画『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』は、吉本興業が製作を担当した、中島監督17年ぶりの新作。ちゃんばら映画の魅力について殺陣師、俳優、映画研究家、評論家といった有識者にインタビューしたドキュメンタリーパートと、中島監督指導のもと撮影されたオリジナルのちゃんばらシーンをメイキングと共に届ける。中島監督がちゃんばらを映画人として考察した1作だ。

よしもとの人気芸人が日替わりで登場する生トーク番組「よしログ」は毎週月~金20時30分~22時30分で「GYAO!」にて生配信。

(文/原田美紗@HEW

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