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ピン芸人から大人数グループまでさまざまなスタイルの芸人がいるが、ピン芸人にはピン芸人の、コンビにはコンビの、大人数グループには大人数グループの利点や悩みがそれぞれあることだろう。今回はその中でもお笑いトリオに焦点を当てて、トリオだからこそ困ったことやよかったことなどについて語ってもらった。

今回集まったのは鬼ヶ島、インスタントジョンソン、ななめ45°(土谷隼人はラジオ収録のため休み)の3組。トリオについての話のはずが、最後には女性関係の話になって......?

サムネイル

(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 鬼ヶ島、インスタントジョンソン、ななめ45°)
(土谷隼人はラジオ収録のため休み)


不倫に巻き込まれた芸人のその後の展開>>


■「トリオはお金の問題で困ることが多い」

鬼ヶ島・おおかわら「まず基本的にピン芸人に比べてお笑いトリオはギャラが3分の1なんです。わかりやすく言うと、営業とかだとグループ単位で決まった額をもらう場合が多くて、ピン芸人さんがひとりでもらう額を俺ら3人で分けるんです。だからピン芸人の人と一緒に営業に行ったときには、『俺のギャラはコイツの3分の1か......』ってすげぇ考えちゃう。しかもトリオを呼んだら交通費も3倍かかるからピンやコンビの芸人に比べて呼ばれづらいよね」

鬼ヶ島・アイアム野田「でも吉本はグループでいくらじゃなくて、ひとりいくらって計算でもらってるって聞くよね。やっぱ吉本はお笑い界の先進国だから違うな(笑)」

インスタントジョンソン・ゆうぞう「やっぱりトリオはお金の問題で困ること多いですよね。僕ら給料をもらうときはいつも3人で事務所の社長のところにあいさつに行って、その月の給料を3人分まとめて手渡ししてもらうんです。そこから会議室を借りて3人で電卓で計算してそれぞれの給料を分けるっていう」

インスタントジョンソン・じゃい「それで嫌なのが、お互いピンの仕事もしてるじゃないですか。それも『誰々が何件』とか言いながら計算するんで、みんなどれくらいピンで稼いでるかわかっちゃうっていう」

インスタントジョンソン・スギ。「競馬番組やってる、じゃいに『競馬のギャラいいね』とか言ったりしながらやるよね(笑)」

じゃい「しかも分けるときは1円まで、それこそ何点何円くらいまできっちり分けるからね。ひとりで計算すると間違っちゃうかもしれないから、俺とゆうぞうがバラバラに計算して後から答え合わせするっていう、面倒くさいことを毎月やってます」

インスタントジョンソン・ゆうぞう「もう経理の人がやってくれればいいのにね(笑)」

■お笑いトリオは遅刻しても大丈夫!?

ある芸人が絶対に遅刻をしない理由に納得>>


ななめ45°・岡安章介「あとトリオだと、ふたりで成立しちゃうネタをやるときとかは、もうひとりはネタ中にどうしてればいいのか迷う!」

おおかわら「その辺俺らは極めてて、和田さんはネタの90%が黒板に何か書いてるだけだから(笑)」

じゃい「あと面倒くさいのが、例えば俺がネタを書いてふたりに見せるじゃないですか。そうしたら僕対ふたりで対立することがあって、そうなるとどっちが強いのかわからなくなる」

おおかわら「そこも和田は1回も意見したことないんですよ。本当にすごいんです。何の意見も言わない」

鬼ヶ島・和田貴志「だから『その代わり俺にも文句言わないで』って」

一同「なんでお笑いやってんの(爆笑)」

ゆうぞう「でもそのスタンスでいれば誰とでも組めるよね」

岡安「あとトリオのいいところで言うと、ひとりが遅刻してもふたりで成立するネタが多いから結構なんとかなる! ピン芸人だともう自分が遅刻したら誰も何もしてくれないからその時点でリストラじゃないですか。トリオだとふたりでもネタができるのでなんとかなることが多いんです。

それに前に1回、ななめでお世話になってるスタッフさんの結婚式に僕と土谷が呼ばれて、なぜか下池だけ呼ばれなかったことがあったんです。他はみんなコンビで来てるのに僕らだけふたりで、『ネタできないしどうしよう......』って困ってたんですけど、下池がいなくてもできるネタがあること思い出して、ふたりでやったらちゃんとウケたんですよね。『よかった~』って」

ななめ45°・下池輝明「そうなんですよ。それで僕がいなくてもいいってなったら困るんで、その件があってから特に遅刻しないようにしています(笑)」

■野田が松山ケンイチを呼び出して......!?

プライベート明かさない相方がアイドルといつのまにか......>>


おおかわら「最近はピンの仕事も多くて、俺は昨年、松山ケンイチさん主演の映画『珍遊記』(2016年2月公開)の脚本をやらせてもらいました。実はそのときに野田も出演していて、松山さんとガッツリ絡むシーンがあったんです。そうしたらある朝、松山さんが俺のところに半笑いで来て、『ちょっとおおかわらくんいいですか。僕、野田さんに昨日の夜食事に呼び出されて、真剣な顔で役者になりたいって言われたんです』って(笑)」

野田「だって映画の撮影現場があんなに楽しいと思わなかったんですよ!」

和田「しかもその後も舞台に出演して、野田のスケジュールが2、3カ月ずっと舞台稽古で埋まるっていう。さらに、『味をしめたわけじゃないけど役者のほうをマジでやりたい。でもちゃんと演技を勉強してお笑いに還元するから』って言ったんで、『野田も真面目に考えてやってるんだな......』と思ったら、その舞台で女優と付き合ってるんですよ!」

野田「舞台は彼女ができる、素晴らしいところなんですよ!」

一同「そういう場じゃねぇから!」

野田「稽古期間から数えると結構長い期間を一緒にいるので、あれはカップルになれますよ! 舞台は楽しいところなんです!」

下池「確かに岡安も舞台で彼女作ったな。岡安って基本プライベートのことを教えてくれないんですけど、気づいたら彼女ができてたことがわかったんです。それで詳しく聞いたら、相手が元SDNの子で、舞台で知り合ったって」

野田「あ、やっぱそうだよね? 舞台はいいとこですよね」

岡安「でもそれをコイツがテレビ番組で言うから、向こう側の事務所にも説明していろいろ大変だったんですよ......」


最後はトリオの話と関係なくなってしまった3組の座談会。ちょくちょくお互いへの文句が出てくる場面もあったが、すべて笑い話になっており、トリオ内の人間関係はなんだかんだうまくいっているようだ。また、ふたりきりのコンビと比べてトリオは楽屋で無言ということが少ないのも利点のひとつだそう。これからもちょっとしたすれ違いはあれど、それを笑い話に変え、仲の良いトリオとして活動していって欲しい。

ニューハーフと一夜をともにした結果......>>


大物芸人たちがドン引きした封印エピソード>>


その他の出演番組>>

・トリオ芸人「ななめ45°」結成のきっかけ
・トリオなのにコンビネタが出来た時に対応
・トリオ芸人「鬼ヶ島」結成のきっかけ
・インジョンのトリオ名に隠された秘密
・トリオはウケると3等分、スベると......

◆鬼ヶ島
おおかわら、アイアム野田、和田貴志によるお笑いトリオ。お笑い番組「爆笑オンエアバトル」(NHK総合)や「エンタの神様」(日本テレビ系)などで活躍し、現在はそれぞれ脚本家や俳優などとしても活動を行っている。

◆インスタントジョンソン
じゃい、ゆうぞう、スギからなるお笑いトリオ。先にじゃいとスギ。が「ジョンソン」というコンビを結成していたが、太田プロセミナーにスギ。が通っていたため、ゆうぞうと期間限定コンビ「インスタント」を結成。その後両コンビ名を合わせてトリオとなった。

◆ななめ45°
岡安章介、下池輝明、土谷隼人によるお笑いトリオ。小学校からの同級生である岡安と土谷がお笑いコンビを結成しようとしていたところ、土谷の高校の同級生であった下池が興味を示して参加し、トリオが結成された。

(取材・文/木村彩乃@HEW

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