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 10歳の時、「あっぱれさんま大先生」で芸能界デビューした加藤諒。その後、役者としてドラマや映画で着実にキャリアを積んできたが、昨年夏ごろから、個性的なキャラクターを生かしバラエティ番組等でも活躍。一気に知名度を上げると、今年12月には、伝説のギャグ漫画を舞台化した「パタリロ!」にて主演を務め大きな反響を得た。さらに年末には、キャラクターを生かしたグラビアカレンダーを発売するなど、その勢いはとどまることを知らない。そんな加藤に2016年を振り返ってもらった。

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12月26日「加藤諒の福笑いカレンダー -恋する未来2017-」発売記念イベントを実施=紀伊國屋書店新宿本店


■バラエティ番組を経験し役者として前向きになれた

 ドラマ、映画、バラエティ番組、CMなど、各ジャンルで引っ張りだこの活躍をみせる加藤。舞台などで培ったダンスを含む確かな表現力と、個性的なルックスから繰り出されるキャラクターという多面性はインパクト抜群で、一躍お茶の間の人気者となった。

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12月26日「加藤諒の福笑いカレンダー -恋する未来2017-」発売記念イベントを実施=紀伊國屋書店新宿本店


 「本当にいろいろなことに挑戦させていただき、多くの方との出会いに恵まれた年になりました。これまでは役者としての仕事が多かったのですが、昨年夏ぐらいからバラエティ番組に呼んでいただき、さらに経験を重ねることができました。特に『沸騰ワード10』(日本テレビ系)という番組では、レポーターとしてどうやったら相手の良さを引き出せるかを考えて取り組んでいて、それが役者のお仕事でも同じように『自分の役の事だけでなく周りの方とのセッションで良い作品にしよう』と前向きな気持ちにつながっています」。

■話題沸騰の舞台「パタリロ!」2018年に続編も決定!

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12月26日「加藤諒の福笑いカレンダー -恋する未来2017-」発売記念イベントを実施=紀伊國屋書店新宿本店


 そんなプラス思考への転換により、視界は大きく開けた。製作陣からのオファーも増え、加藤自身も評価されることにより自信を深めていく。2016年だけでも、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や大河ドラマ「真田丸」、連続ドラマ「ゆとりですがなにか」などに出演。そして誰もが知る人気漫画を舞台化した「パタリロ!」で座長を務めた。実写では再現不可といわれる難役を、持ち前の"顔力"で見事演じていることも話題に。舞台は大盛況を博し、2018年には続編の公演も決まった。

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初主演舞台「パタリロ!」(12月8日~25日 紀伊國屋ホール)公演中
2018年春には舞台「パタリロ!」の続編公演も決定!


 「大きな反響をお寄せいただき、とても自信につながった舞台でした。舞台ってナマものなので、毎回お客さまの反応も違うし、とても楽しい時間でした。またこの舞台に限ったことではないですが、いろいろな方に支えられて、僕の仕事は成り立っているんです。今回の舞台も、カンパニーの仲間たちが素晴らしく、みんなに支えられていたという感謝の気持ちが大きいです」。

 バラエティでみせる陽気で明るいキャラクターと、舞台や映像の仕事について目を輝かせながら語る姿......。どちらも非常に魅力的な個性だが、役者・加藤諒への思いは熱い。

 「今年はバラエティ番組を含め、本当にいろいろな経験をさせていただきましたが、お芝居って楽しいなって改めて実感しました。僕は大学進学の際、親から『芸能界を辞めて、手に職を』と言われたのですが、自分には役者の仕事しかないと思って続けてきたんです。舞台のお芝居ができてこそ役者だと思うところがあるので、毎年舞台のお仕事はやっていきたいと思います。一方で、映画も大好きで、僕は『HINOKIO』という映画(2005年公開、本郷奏多・多部未華子出演)によって役者という仕事を強く意識したんです。沖田修一監督や、園子温監督、李相日監督の作品も好きで、いつかご一緒できる機会があればいいなと思っています」。

■カレンダー発売! イベントでは話題のパタリロ殿下姿でツーショット撮影も!

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パタリロ殿下の衣装姿で2ショット撮影も!12月26日「加藤諒の福笑いカレンダー」発売記念イベントを実施=紀伊國屋書店新宿本店


 緩急自在の加藤諒。そんな彼が年末にカレンダーを発売する。もちろんただのカレンダーではなく、加藤のキャラクターが爆発したグラビアカレンダーだ。その名も「加藤諒の福笑いカレンダー -恋する未来2017-」。個性的な加藤の表情が満載!? とはいかず、目や鼻、眉毛がない加藤の顔に、白洲(す)迅、上山竜治、金井成大らイケメン俳優の顔のパーツを当てはめて福笑いができるという斬新なカレンダーになっている。
12月26日には、紀伊國屋書店新宿本店にて、発売イベントが開催され、購入者には、舞台さながらのパタリロ殿下の衣装の加藤とツーショット写真撮影もできるという。

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パタリロ殿下の衣装姿で2ショット撮影も!12月26日「加藤諒の福笑いカレンダー」発売記念イベントを実施=紀伊國屋書店新宿本店


 「自分がカレンダーになること自体びっくりですよね。しかも福笑いになっていたり、疑似恋愛しているような語りになっていたりと、調子ぶっこいている内容です(笑)。でもファンの方と交流する機会ってなかなかないので、すごく楽しみです。パタリロ殿下の格好で参加させていただくので、『パタリロ!』ファンもいらっしゃると思うんです。舞台の感想なども聞けたらいいですね」。


 大ブレイクを果たしたものの、常に笑顔で「感謝」を口にしていた加藤。2017年の目標を聞くと「2016年は僕のことをいろいろな人に知っていただけたことが大きかったです。来年は役者としての自分も知っていただき、応援してもらえたらうれしいです」と力強く語ってくれた。

(取材・文・撮影:磯部正和)

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12月26日「加藤諒の福笑いカレンダー -恋する未来2017-」発売記念イベントを実施=紀伊國屋書店新宿本店


加藤諒(かとう・りょう)
1990年2月13日生まれ、静岡県出身。映画、ドラマ、舞台、バラエティなど幅広く活躍する個性派俳優。最近の主な出演作品に、ドラマ「真田丸」(NHK)、「とと姉ちゃん」(NHK)、「ゆとりですがなにか」(日本テレビ系)、映画「金メダル男」、残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」など。現在、初主演舞台「パタリロ!」(12月8日~25日 紀伊國屋ホール)公演中。2018年春には舞台「パタリロ!」の続編公演も決まっている。座右の銘は「顔だけじゃない、中身で勝負」。

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
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