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聴く人の耳を捉えて離さない説得力のある歌声で、デビュー時から大きな話題となっているシンガーソングライター、丸本莉子。12月21日にリリースされるミニアルバム『誰にもわからない~何が幸せ?~』では、自分の中に沸き起こった感情と正面から向き合った先行シングル「誰にもわからない」や、中島みゆきのカバー「糸」などを収録。12月29日には渋谷マウントレーニアホールにてワンマンライブ「丸本ん家(ち)へようこそ~ぷれぜんとふぉーゆー2016~in東京」を開催する。新しい試みにも飛び込んだ、今作の糧になったものとは?

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シンガーソングライター・丸本莉子、12月21日リリース ミニアルバム『誰にもわからない~何が幸せ?~』


内に秘めた怒りを歌声に乗せた、「誰にもわからない」無料配信中>>



■内に秘めた怒りを歌声に乗せた、「誰にもわからない」

「ミニアルバムの先行シングル『誰にもわからない』は知人を亡くした経験と向き合うことで生まれた少しシリアスなテーマの歌です。
知り合いのフォトグラファーが2年前に亡くなり、そのときの感情を歌に残したいと思って作りはじめましたが、当時はその感情をどんなメッセージでどんなストーリーにしていいのか全くわからず、ずっと手を付けられずにいました。
最近になってミュージシャンの知人が亡くなって、そのとき改めて2年前のフォトグラファーの方を亡くしたときの強い感情が湧き出てきたんです。今度はちゃんとその感情と向き合いたいと思い、ようやく完成に至りました。」

「特にボーカルの表現方法についてすごく悩みました。私は悲しい気持ちで歌うと声のトーンが少し上がってしまうので、悲しみではなく怒りを込めて歌うようにしました。誰を責めるわけでもなく、自分の内面に怒りがたまってしまっているようで、そういったやり場のない怒りの感情を込めて歌っています」

「白石タカヒロ監督が手掛けたミュージックビデオは、"陰と陽"の対比をよりわかりやすく表現するためにダンサーを入れたいという監督の提案によって、エモーショナルな内容になりました。私が歌っているシーンは、『本当に怒りをぶつけるように歌って』『周りを気にせずやって』『もうちょっといけるよね』と何テイクも撮影して完成した作品です。伊豆でドローンを使って空撮したときは、撮影する5分前まで雨が降っていたこともあって、奇跡的に幻想的な風景が収められて、とても気に入っています」

■人の架け橋になることが歌う原動力に

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シンガーソングライター・丸本莉子、12月21日リリース ミニアルバム『誰にもわからない~何が幸せ?~』


「アルバム収録曲の『トロイメライ~人魚の夢~』は、もともと人魚がすごく好きで、いつか人魚と人間の恋を描くような歌を作りたいと思っていたので、さらさらと歌詞が出てきた曲です。好きな人に会えない夜に不安になる気持ちを人魚の気持ちとして表現することによって、より自分の感情に素直になれるかなと思って書きました。空想的な描写がありつつも、リアルな人の感情を浮き彫りにするような歌は今後も作っていきたいですね。

今回収録している中島みゆきさんのカバー曲『糸』は、TBS系ドラマ『聖者の行進』の主題歌として知り、子どもの頃から歌っていた曲。高校2年生から始めたストリートライブで何度も歌ってきている曲で、ストリートライブを通して出会える人たちの存在は、『糸』の歌詞とリンクしているなと思います。私にとっては、見に来てくださる方とより近くなれる曲です。今回はミュージシャンの方たちとスタジオで初めて一発録りをしましたが、バンドじゃなくてアコースティック編成だったので、日常空間に流れるような、ほっこりした『糸』になったんじゃないかなと思います」

「『ぷれぜんと』は昨年行ったワンマンライブ『丸本ん家(ち)へようこそ~ぷれぜんとふぉーゆー』で初披露した、ライブのために書き下ろした曲で、ファンへの感謝の気持ちを歌にしています。
私は高知県の観光特使をやらせてもらっていますが、私のライブを旅行がてら遠方から見に来てくれるお客さんもいるので、私が歌うことによって、いろんな地域の架け橋になれているのならすごくうれしいです。もっと歌っていきたいと思う原動力ですね。ストリートライブは、東京都内や広島で行うことが多いので北海道などまだ行ったことがない場所でもやりたいです。『たどりつく場所』は、地元の瀬戸内海のことを思って作った曲ですが、各地域の良さを歌で表現していくようなこともやっていきたいです」

■来年の丸本莉子は好調な波に乗る!?

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シンガーソングライター・丸本莉子、12月21日リリース ミニアルバム『誰にもわからない~何が幸せ?~』


「去年は時間に追われていた1年でしたが、今年はより音楽漬けになれて、新しい挑戦ができました。『誰にもわからない』は、明確な答えを出さずに感情を吐き出すような曲の作り方をしたのですが、そういった作り方をしたのも初めてでした。私の中で新しく創り出せた世界観です。"こうしなきゃいけない"と自ら縛っていた自分を壊せたかなと。"何でもやっていいんだ"と自分にゴーサインが出せるようになりました。

来年はみんなをびっくりさせるような、さらに違う自分を見せて、ずっと目標にしている日本武道館でのライブを目指していきたいです。先日、占い師のゲッターズ飯田さんとイベントでご一緒させてもらって、占ってもらったんですが、来年の私はすごく運気がいいらしいんです(笑)。そんな運気の波にも乗って、さらにがんばりたいです(笑)!」

◆丸本莉子
広島出身のシンガーソングライター。高校2年頃からギターの弾き語りをはじめ、インディーズ時代からテレビ番組、CM、キャンペーンソングを数多く手掛けて注目を浴びる。2015年6月、史上初のハイレゾ先行配信によるシングル曲「ココロ予報」でメジャーデビュー。ハイレゾ配信3サイトのデイリーチャートで1位を獲得し、3冠達成。"癒しの歌声"として知られるその声は、日本音響研究所の音声分析によっても、"管楽器のビオラに似た周波数を持つ、聴く人に音の厚みや暖かみを感じさせる音声"と分析されている。12月21日にミニアルバム「誰にもわからない~何が幸せ?~」を発売。12月29日には渋谷マウントレーニアホールにてワンマンライブ「丸本ん家(ち)へようこそ~ぷれぜんとふぉーゆー2016~in東京」を開催。
<座右の銘>人生一度きり

史上初のハイレゾ先行配信によるシングル曲「ココロ予報」>>


大人の子守唄にもなってくれそうな、やさしい気持ちを歌った 「やさしいうた」>>


ミュージックビデオは初のストーリ仕立て 「つなぐもの」、結末やいかに!?>>


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(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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