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TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の最終話が12月20日に放送された。平均視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と初の大台を突破して有終の美を飾ったが、大人気ドラマだっただけに現在"逃げ恥ロス"に苦しむファンが多いらしい。そんな中で注目が再び集まっているのが、2013年公開の映画『箱入り息子の恋』(監督:市井昌秀)。「逃げ恥」で恋愛経験ナシの独身サラリーマン・津崎平匡役を演じた、星野源の初主演映画だ。

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星野源, Oct 04, 2016 : 都内にて行われたテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の出演者舞台挨拶および第1話の試写会 (写真:MANTAN/アフロ )


映画『箱入り息子の恋』>>



■「逃げ恥」に負けず劣らずの"ムズキュン"ラブコメ

『箱入り息子の恋』で星野が演じている主人公・天雫健太郎も、平匡と同じ"恋愛経験ナシの独身男"。市役所勤めの健太郎は、彼女いない歴=年齢で、貯金が趣味の冴(さ)えない男。そんな健太郎を見かねた両親は、親同士が婚活する"代理見合い"に参加する。美しいお嬢様・奈穂子(夏帆)と正式にお見合いすることになったが、彼女は8歳のときに視力が落ちていく病気にかかり、今ではまったく目が見えていなかった――。

同じ恋愛経験ナシ男でも、平匡と健太郎は少し違う。平匡は恋愛にこそ縁遠かったものの、温和な性格で、職場の同僚とも良好な関係を築いていた。一方、健太郎は無口で愛想がなく、唯一の友達といえばペットのカエルだけ。極度のあがり症のため人の目を見て話すことができず、見合いの場でもじっと黙ったまま。相手側の質問に対して、父親(平泉成)が代わりに答えるほどだ。平匡のナイーブさには"かわいげ"のようなものがあったが、おそらく作品前半の健太郎を見て、多くの人は、「不気味」もしくは「イライラする」と感じることだろう。

しかし、そんな健太郎だったからこそ、初めて恋に落ちて、奈穂子への"好き"という感情を爆発させていく様子はいじらしい。2人の初めてのデートは、「吉野家で一緒に牛丼を食べること」だったのだが、まず目の見えない奈穂子をエスコートするために、わざわざ彼女の母親(黒木瞳)に「変な意味じゃなくて、手をつないでもいいですか?」と許可をとりに行くところが笑いを誘う。また、奈穂子の牛丼に紅ショウガを載せてあげたり、こっそり座席を反対側に移動して、「あれ?」と奈穂子を笑わせてみたり......。「逃げ恥」に負けず劣らず"ムズキュン"が詰まっている。

■動画サイト「GYAO!」でも無料配信中

Twitter上でも、

「逃げ恥にハマッたなら、『箱入り息子の恋』もオススメ」
「逃げ恥ロスに苦しんでいる人はぜひ」
「逃げ恥が終わったので、こちらでキュンキュンを補填」

といった声があがっており、逃げ恥ロスの苦しみを癒やすのにうってつけな作品であることは間違いなさそうだ。

2013年の公開時はそれほど上映館数も多くなかった『箱入り息子の恋』だが、「逃げ恥」効果で今再び注目が集まっている。なお、動画サイト「GYAO!」では、来年1月8日までの期間限定で同映画を無料配信中。「逃げ恥」ファンなら、年末年始に絶対チェックしておきたい1本だろう。

(文/原田美紗@HEW

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