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昨年10月に公開された映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の大ヒットも記憶に新しい"闇金界(?)"。1月14日には、新たに闇金の世界をリアルかつユーモラスに描いた映画『闇金ドッグス』シリーズの、第5弾となる『闇金ドッグス5』が公開される。
主演を務めるのは、実力派イケメン俳優の青木玄徳(アオキ ツネノリ)だ。青木はミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンの跡部景吾役で俳優デビューを果たし、その演技力で多くのファンを獲得。その後、ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」に出演すると、冷酷な悪役であるはずの戦極凌馬を演じる"怪演"で、キャラクターのコミカルな魅力を引き出した。さらに、昨年末には舞台「パタリロ!」でバンコラン役を好演、今年4月には山崎賢人主演の舞台「里見八犬伝」出演も控えている。(4月15日~5月27日)

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映画『闇金ドッグス5』(1月14日公開)で主演を務める青木玄徳(アオキ ツネノリ)


今回は、そんな期待の俳優のひとりとも言える青木に、『闇金ドッグス5』の見どころについて語ってもらった。撮影ではなかなか過激なシーンもあったようで......?

金の魔力に取りつかれた人たち......『闇金ドッグス5』予告編映像>>


■『闇金ドッグス5』は過激なシーンも見どころ! 大先輩を"水責め"に

闇金融の世界を舞台に、金に群がる人間たちの欲望や苦しみを描く同シリーズ。青木が演じるのは、闇金業者"ラストファイナンス"の社員であり、その場の感情や発想で大胆な行動を起こしていく、須藤司というキャラクターだ。

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映画『闇金ドッグス5』(1月14日公開)
(C)2016「闇金ドッグス4&5」製作委員会


青木: 「須藤は僕とは違うというか......僕は、もうちょっと考えて生きてますよ(笑)。須藤のことを、これまで演じてきた中で1、2を争うくらい嫌いなキャラクターだと言ったこともあるんですが、一方で『こういうヤツになりたかったなぁ』とあこがれもあります。
一攫千金を狙ってわけのわかんない穴に飛び込んでみたり、それまでやっていたことのツケがまわって『ピンチだ! でもなんとか乗り切ろう!』ってあがいてみたり。こいつダセえなあと思いつつ、でもそのダサさが好きだなって思わせる。僕も須藤みたいな考え方をしていたら、もっと人生楽しかったかもなって(笑)。

須藤は元ホストという設定ですが、今作ではそんな須藤が"元ホスト"から"闇金"に染まっていく様を表現しました。前回主演させていただいた3作品目から今作までの間に、上司である安藤(山田裕貴)の影響などを受けて、須藤が片足を突っ込んでた闇金の世界に完全に両足を突っ込んでいきます。」

今回で5作目となる『闇金ドッグス』シリーズ。前作は内容があまりにも過激で"R15+指定"となったが、今回も過激なシーンはあるのか聞いてみると、「このシリーズには毎回、ひとつは過激なシーンがある」とのこと。今回の見どころは......

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映画『闇金ドッグス5』(1月14日公開)
(C)2016「闇金ドッグス4&5」製作委員会


青木:「水責め(顔を水の中に沈めて苦しませる)のシーンがあります! 結構エグかったですね......。菅原大吉さん演じる男性に、僕演じる須藤司が水責めをするシーンがあるんですが、結構ガチでやらせていただきました。カメラマンさんも『これはひどいのが撮れた』って言われてしまい(笑)。もう、もし何かあったらどうしよう、ですよ。だって大先輩の役者さんですよ! でも撮影中も菅原さんに優しくしていただいて、なんとか問題なく終えることができました。

『闇金ドッグス5』は、闇金に借金をした、実際の家族の話にインスピレーションを得て作られています。なので、闇金の恐ろしい世界をとてもリアルに感じられる作品に仕上がっています。その現実に起きたシリアスな話に、闇金のオリジナルキャラクターたちをぶつけることで、どんな化学反応が起きるかというのを楽しんでもらいたいです」

■演じたのは"女扱いのプロ"、プライベートでも役が出て来る......!?

青木は、撮影期間中の普段の生活に、役が入り込んでくることが多い"役憑依型"だそう。今回青木が演じた須藤は、女性専用の金融システムを作り、その扱いのうまさで女性を闇金の世界へと落としていく"女扱いのプロ"とも言えるキャラクターだが、同作の撮影中は私生活でも須藤に引きずられてしまうことがあったようだ。

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映画『闇金ドッグス5』(1月14日公開)で主演を務める青木玄徳(アオキ ツネノリ)


青木:「須藤を演じている期間は、私生活でも普段と比べて女性を見る目が違うなって感じました。女性好きの須藤のせいか、期間中はすっげぇ変態的なえっろい目で女性を見ちゃってましたもん(笑)。昨年末の舞台『パタリロ!』では男色家のバンコランという役で、そのときも自然にしゃべり方がちょこちょこ出て来ましたね。そのしゃべり方で、あえてバンコランが言わなそうなことを言って遊んでみたり。『生レモンサワー』とかね(笑)。『仮面ライダー鎧武』の戦極凌馬を演じていたときはすごく早口になったし、テニミュで跡部を演じていたときは指を鳴らすクセがでました。」

こんなイケメンなのに意外とシャイな一面があることも知られている青木。須藤は女性の扱いに慣れているが、青木自身はどうなのだろう?

青木:「これもそのときにやっている役柄によりますね。それこそ口説き上手な須藤を演じているときはガンガンいくでしょうし、逆に女嫌いな侍役なら女嫌いになる。普段からコントロールして須藤みたいな面が出せたらいいんですけど、それは演じている期間にしか出てこないんです。『なんでこういうときに限って須藤出てきてくれないんだ!』って思うこともあります(笑)。

恋をしている役を演じるときには疑似恋愛をします。昨年末の舞台『パタリロ!』のバンコランは男色家で、相手役も男性の佐奈(宏紀)ですけど、上演中はひたすら佐奈を女だと思い込むようにして、女性に対してするようなちょっかいの出し方をしていました(笑)。見ている人に『嘘だ』って思われるのが嫌なんで。だからチューするシーンでも、唇を『チュッ』って重ねるだけは嫌なんです。嘘っぽくて、演技しているっていうのがまざまざとわかるでしょ。それが嫌で、いつも全力でやるようにしています」

■2017年の抱負は"やらかす一年にする"!?

『闇金ドッグス5』の他に、今年も多くの作品の公開が控えている青木。映画に舞台、ドラマにと幅広く出演しているが、最終的に目指す場所はどこなのだろうか。

青木:「ゆくゆくの目標は、ないです(笑)! 目標とか夢って本当になくて、しいて言えば普通にいることですかね。園子温監督の映画『ヒミズ』でも言ってるじゃないですか。『立派な大人になるんだ!』って。あれが一番難しいと思うんです。立派な大人ぶってる人はいますけど、実際はどうかなって。なので、ただ普通でいられたら、ただ平和な生活を送れたらなと思います」

昨年は『ガンガンシュート決めていく』と宣言していた青木に今年の抱負を聞いてみると、「2016年はなかなかシュートが決まったほうだと思います。最後も、評判が良かったバンコランでワンゴール決められたなと思いますし。なので2017年はもう、思いっきりやらかしてやろうかなと思っています(笑)!」とお茶目に答えてくれた。

クールな2枚目役から、どこか憎めない3枚目役まで幅広い役をこなし、作品にアクセントとインパクトを与えている青木。これからどこまで上り詰めていくのか、今から楽しみだ。

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映画『闇金ドッグス5』(1月14日公開)で主演を務める青木玄徳(アオキ ツネノリ)


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◆青木玄徳(あおきつねのり)
1987年10月19日生まれ。埼玉県出身。ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンの跡部景吾役で俳優デビューを果たし、その後ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」の戦極凌馬役や、舞台「パタリロ!」のバンコラン役などを好演。現在tvk他にて放送中のドラマ「猫忍」、映画『Bros.マックスマン』(公開中)にも出演している他、今後も『闇金ドッグス5』をはじめ、映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』(2017年初春公開予定)や『くらわんか!』(2017年夏公開予定/主演)、舞台「里見八犬伝」などを控えている。座右の銘は「普通が一番難しい」。

(取材・文/木村彩乃@HEW

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