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監督・脚本を入江悠が務めた映画『SRサイタマノラッパー』シリーズ初のテレビドラマ「SRサイタマノラッパー~マイクの細道~」がテレビ東京系にて4月7日深夜0時52分より放送スタートする。「まさかドラマ化するなんて!」とファンが盛り上がっているが、そもそも『SRサイタマノラッパー』シリーズってなんだ!?
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入江悠/Yuu Irie, Jun 15, 2013 : 「第22回日本映画プロフェッショナル大賞」「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」で作品賞を獲得(写真:MANTAN/アフロ)

映画『SR サイタマノラッパー』(2009)予告編映像>>

■"全編ほぼ1シーン1カット"の撮影スタイル

同シリーズは、田舎町に住む若者たちの姿をヒップホップの音楽にのせて描いた青春映画。2009年に公開された第1作目『SR サイタマノラッパー』が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でグランプリを獲得するなど、シリーズ通して数多くの賞を受賞。上記の『SR サイタマノラッパー』から『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』、『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』と続いて、国内における青春映画の金字塔的シリーズとなっている。

作品の大きな魅力が、"全編ほぼ1シーン1カット"という斬新な撮影スタイルだ。田舎の若者たちが抱える焦燥感、ライブの高揚感など作品のテーマが最大限に発揮される方法だといえよう。とくに『ロードサイドの逃亡者』における野外フェスシーンは圧倒されること間違いなし。もちろん"ラッパー"をタイトルに冠する通り、多彩なアーティストによるオリジナルヒップホップトラックなど音楽面でも楽しめる要素が満載だ。

■「たった3人でクランクインした超低予算の自主映画が......」

初のドラマ版では、IKKU(駒木根隆介)、TOM(水澤紳吾)、MIGHTY(奥野瑛太)のSHO-GUNGメンバー3人が東北各地をさまよいながら、ずっと追い続けてきた"諦めきれない夢"や"青春"とケジメをつける姿が描かれるとのこと。まるで俳句を詠みながら東北を旅した松尾芭蕉のように、3人が魂のラップを刻みながら旅する"ロードムービー"ドラマとなる。

IKKU役を演じる駒木根隆介は、「いつだったか入江監督が、『SR サイタマノラッパー』シリーズで47都道府県を回りたい、ついては各自好きな県で1本脚本を書いてくるように、と無茶な課題を僕らSHO-GUNGに出してきたことがありました」と明かし、「ヒィヒィ書いて僕が提出した脚本の行方は未だ分かりませんが、こうして連続ドラマという形でヒップホップ行脚が実現したことにとてもワクワクしています」と久々の新作についてコメント。また、監督・脚本の入江悠は、「10年前、たった3人でクランクインした超低予算の自主映画が、シリーズを重ねて、まさかの地上波のドラマになります」とファンに感謝を述べた。

日本語ラップブームが訪れている今、ドラマ放送によって新規ファンをまた獲得しそうな『SRサイタマノラッパー』シリーズ。「SRサイタマノラッパー~マイクの細道~」は、4月7日より毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送予定。

(文/原田美紗@HEW

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