ここから本文です

MY FIRST STORY(以下 マイファス)のドキュメンタリー映画『MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ―全心―』が、2017年2月17日(金)より3月2日(木)まで、2週間限定で全国ロードショーされる。本作は、2016年6月からスタートした47都道府県を網羅する<We're Just Waiting 4 You Tour 2016>、そしてツアーファイナルの日本武道館を密着。ライブシーンはもちろん、メンバー自ら語る結成秘話や楽屋裏での表情など、5年間の軌跡を追った貴重な映像が豊富に収められている。

サムネイル

MY FIRST STORY 左からNob(ベース)、Kid'z(ドラムス)、Hiro(ボーカル)、Teru(ギター)


ミュージックビデオやライブ映像も無料配信中>>

映画のサブタイトルは「全心(ぜんしん)」。Hiro(ボーカル)が生み出した「全てをさらけ出す」という意味の造語だが、衝撃のラストシーンを含めて本作を象徴する言葉といえるだろう。
過酷なツアーを終えた今、メンバー4人はどのような心境だろうか。

映画特報>>


映画本編の【冒頭8分30秒特別映像】をGYAO!で独占配信>>


■酸欠で意識が遠のくほどのライブを毎回やっていたので、体力的にも精神的にも参りました

ー映画では、47都道府県すべて網羅するツアーから、ついに日本武道館に立つまでの軌跡を追っていました。相当過酷だったと思うのですが、改めて振り返ってどんな心境ですか?

Teru(ギター): 47都道府県を回ることも、日本武道館で演奏するのも初めてで。前回は33本だったので、それプラス14本と考えたら「全然余裕じゃん!」と思って臨んだら、もうズタボロになりました(笑)。舐(な)めてかかったぶん、痛い目に遭いましたね。でも、武道館まで終えて、メンバー間やスタッフとの連携や仲間意識がすごく強くなりました。チームワークがさらに固まったというか。

Kid'z(ドラムス): 僕はマイファスに加入してすぐだったし、ライブツアーもほとんど経験したことがなかったので、その状態で47都道府県にチャレンジするのは、かなり不安でしたし、全く想像の域を超えていましたよ。いざ回ってみると、最初の沖縄や九州辺りはすごく楽しめたんですけど、東北あたりを回っている頃から課題や反省点がだんだんたまってきて。それを一つひとつ乗り越えるのがつらかったです。特に、武道館へと最終調整していく段階が一番キツかったかな。

Nob(ベース): 酸欠で意識が遠のくほどのライブを毎回やっていたので、体力的にも精神的にも参りました。自分が今、何を演奏しているのか分からなくなるような状態になったこともあったんです。そういう経験は、人生でも初めてのことでした。

Hiro(ボーカル): ライブって、すごく非日常的な空間だと思うんです。それは僕らにとってもお客さんにとっても同じですが、47カ所をやっていると忙殺されて、だんだん自分の中でライブが非日常的な空間ではなくなってしまい、新鮮な気持ちで挑むことが難しくなってくるんです。もちろん、「いつでも100パーセントの力を出し切って、いいライブをやり続けました」って言いたいんですが、人間そうもいかないじゃないですか。やっぱり納得のいかない日もあるし、体調が良くない日もある。その非日常の新鮮さをどう作り上げていくかが一番大変でした。

ーそこは、どう乗り越えてきたのですか?

Hiro: 例えば、いつもとは違うセットリストにしてみたり、他のことで時間を費やしてみたり。考え込むとライブをつくりこんでしまい、同じものが出来上がってしまうので。でもツアー後半ともなると、そういう手法も効かなくなってきて......(笑)。
それと、僕らは結成して5年間、常に自分たちにハードルを課して、それを乗り越えてきたんですけど、そのハードルを「武道館」に設定してからは、ずっとそこに縛られていたように思うんです。曲作りもそうですし、一つ一つのライブへの向き合い方もそう。だから、とにかく武道館というステージに立つことで、そういう「縛り」から解放されるんじゃないかという希望もありました。

ー実際、武道館を終えた今はどんな心境ですか?

Hiro: メチャメチャ楽になりました!(笑)武道館に立っているときのことは、実はあまりよく覚えていないですけど、でも終わってから......いや、年が明けてからかな、明らかに自分の中で変わったような気がします。時間のあるときに曲を作っていても、今までは思いつかなかったようなメロディや歌詞が思いつくんです。とにかくアイデアが溢(あふ)れ出している時期なので、毎日がすごく楽しいですね。

■「ツアーに来てくれた人全員を巻き込んで、武道館まで連れて行こう」

サムネイル
映画『MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ―全心―』が、2017年2月17日(金)公開
(C)2017「MFS DOCUMENTARY FILM」製作委員会


ー各地を回って、どこか印象に残っていますか?

Hiro: 「滞在しない県」もあったんです。山形県は確か滞在時間が3、4時間だったかな。前の会場から移動して、リハをやって本番が終わったらすぐ車で次の場所へ向かう......みたいな。島根県の時もそんな感じでした。なので、観光どころか街にも出ていなかったりする場所もあるんです。ライブハウスの楽屋とステージしか知らない、みたいな(笑)。でも、お客さんとのふれあいや、ライブハウスのスタッフさんとの交流などを、最も強く感じられたツアーでもありました。青森の時は、店長さんがバーベキューをしてくれたし。

Kid'z: あれは楽しかったよね。あと、毎公演、「STORYTELLER」(オフィシャルメンバーズクラブ)の各都道府県を代表して1名きていただいて、リハーサルを見てもらったり、一緒に話したりしたのは楽しかったですね。そういう機会ってなかなかないので。

Hiro:今回、47都道府県ツアーの集大成として武道館があって。そこに向けて僕らは全ての力を注いできたわけだから、誤解を恐れずに言えば、ツアーはある意味「通過点」だったわけですよね。もちろん、それぞれの「通過点」で全力を尽くしてきたからこそ、僕らは武道館へ辿(たど)り着けたわけだし、「来てくれた人全員を巻き込んで、武道館まで連れて行こう」っていうつもりでやっていました。そういう意味では、これまでで一番、お客さんのことを真剣に考えながら挑んだツアーだったとも言えます。

ーでは、ついに武道館に立ったときの気持ちは?

Nob:僕は武道館に行くこと自体が初めてだったんですけど(笑)、会場に入った瞬間は「思ったより小さいな」って正直思ったんです。でも、いざ本番が始まって、ステージ上から超満員のお客さんが入っている光景がもうすごくて......。あの体験をしたことで、バンドとして一皮剥けたなって素直に思いましたね。あそこで最後、Hiroが語った言葉も含めて、「これでやっと僕ら、本当のバンドとしてスタートできる」って。

Hiro:できるだけお客さんを入れたくて、ステージを中央に組んで。結果、12,500名の方に来てもらったんですけど、アリーナだけじゃなくて二階席まで全てのお客さんの顔が、ちゃんと見られたのがすごく印象的でした。フェスとかだと、奥の方にいる人の顔ってほとんど見えないんですけど、武道館だと全てが見渡せる。「あ、こんなに一人ひとりの表情がわかるんだ!」って。それは、武道館ならではの光景でした。

ーこれまでマイファスはずっと、インディーズにこだわり続けてきました。その理由は?

Hiro:一つのものを作るときに、自分が心から信頼している人たちと少数精鋭でチームを組んで、納得いくまでこだわれるという良さがあるのかなって思います。より自由に、フレキシブルに動けるっていうか。これからマイファスがどうなっていくか分からないけど、そういう態勢はちゃんと維持していきたいです。

ー映画のサブタイトルにもなっていた「全心」に込めた思いは?

Hiro:確か仙台ツアーの時だったと思うんですけど、頭に思い浮かんだフレーズをひたすらリストアップした中にあったものです。「前に進む=前進」と、「心を全てさらけ出す」っていう2つの意味「全心」を監督が気に入ってくれました。

ーラストシーン含め、映画そのものを象徴した見事なタイトルですよね。

Hiro:そうなっていたらうれしいです!(笑)

サムネイル
映画『MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ―全心―』が、2017年2月17日(金)公開
(C)2017「MFS DOCUMENTARY FILM」製作委員会


『MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ―全心―』は、インディーズシーンで独自の進化を遂げるロックバンドMY FIRST STORYの、5年間の軌跡を追ったドキュメンタリー映画。圧巻のライブシーンと舞台裏映像やカメラの前で語られる結成秘話、そしてあの人への想い。2017年2月17日(金)より3月2日(木)まで、2週間限定で全国ロードショー。

サムネイル
MY FIRST STORY 左からNob(ベース)、Kid'z(ドラムス)、Hiro(ボーカル)、Teru(ギター)


◆MY FIRST STORY
2011 年夏、東京渋谷で結成。2012 年 4 月に 1st FULL AL「MY FIRST STORY」でデビュー以降、2015年にリリースしたシングル「ALONE(専門学校HAL 2015年度TVCMタイアップ曲)」まで、確かな楽曲、ライブパフォーマンスが話題を呼びオリコンデイリー、ウィークリーチャートでは上位へと名乗りを上げ、全国の大型フェス出演、海外アーティストとの共演のオファーも殺到した。2016年 4th FULL AL「ANTITHESE」をリリース。自身最高位であるオリコン初登場4位を記録し、そのアルバムを携え、日本全国47都道府県をワンマンライブで回るツアーを行いチケットは全公演SOLD OUT。
座右の銘
Hiro(ボーカル)「人生は二者択一の連続、後悔のない選択を」
Teru(ギター)「Don't think, feel.」
Nob(ベース)「Love the life you live. Live the life you love.」
Kid'z(ドラムス)「日々精進」

(取材・文・撮影/黒田隆憲)

映画のみどころ、本人コメント映像>>


「ALONE」ライブ映像>>


「The Puzzle」ライブ映像>>


「不可逆リプレイス」ライブ映像>>


そのほかミュージックビデオも無料配信中>>

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ