いくつになっても告白は緊張するもの。慣れるなんてことはありません。愛する人に思いを打ち明けたいけれど、一体なんて言えばいいのか......。
ドラマやマンガ・アニメ、映画の恋愛名ゼリフをまとめました。もしかしたら参考になるかも?
ドラマ編
■「残念ながら、私はあなたといると幸せなんです」
(『やまとなでしこ』)
全然タイプじゃない男性に一言! 変に取り繕うより正直に「好みじゃないけど好き」と伝えたほうが響くのかもしれませんね。
■「だから、もう会わないなんて言わないで」
(『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』)
すれ違いの後に「もう人差し指で触ったりしない」「ほっぺもたたかない」と泣きながらのこのセリフ。子供みたいに素直にしょげる姿は、なんでも許してあげたくなっちゃう!?
■「私は日向徹についていきたい」
(『リッチマン、プアウーマン』)
全てを失った相手に思いを伝える覚悟の言葉。この先、何が待ち受けているのかわからなくとも、2人ならきっと乗り越えていけるはず。
マンガ・アニメ編
■「小狼くんが私のこと何とも思ってなくてもいい。私は小狼くんが好き。私の一番は、小狼くんだよ」
(劇場版『カードキャプターさくら 封印されたカード』)
ダメもとだけどどうしても伝えたかった、切ない気持ちが詰まっています。ちなみに相手は意外にも「俺もだ」とYESの返事。玉砕覚悟でもぶつかってみることが大事なんですね。
■「そんでね、私の幸せには あんたが絶対ひつよーなの」
(『こどものおもちゃ』)
芸能活動も人間関係も全てが順風満帆なヒロインからの告白。「1人でも生きていけるんじゃ?」というくらいタフで明るい人が言うからこそ本気が伝わります。
■「私もう下心なしでは風早くんのこと見れません......」
(『君に届け』)
あまりにも率直な爆弾発言! オクテなヒロインのことですから、"下心"といってもかわいいものなのでしょうが......。真っ赤になって言えば、むしろ純情に感じさせる!?
映画編
■「うち、好きや。あんたのことも、あんたのすることも」
(『ジョゼと虎と魚たち』)
「あんたのことも、あんたのすることも」という部分がポイント。「全部好き」なんてありふれた言い回しをちょっと言い換えるだけで、こんなにじんと胸に迫るんですね。
■「片思いでもいいの。2人ぶん愛するから」
(『荒野を歩け』)
よく考えると「どういう理屈だ!?」と不思議に感じますが、とにかくすごい情熱。この気迫に一瞬でも胸を打たれない人はいなさそう......。
■「1日の最後におしゃべりをしたいのは君だ」
(『恋人たちの予感』)
これまでは女性側からの言葉を紹介してきましたが、最後のコチラは男性からの告白の言葉。「好き」「愛してる」といった表現を使っていないのに、深い愛情を感じるセリフです。"好き"って結局"1日の最後におしゃべりしたい"気持ちのことなのかもしれませんね。
こうして見ると、名ゼリフと呼ばれる言葉の多くがかなりストレート。しゃれたセリフもいいですが、"気持ちをごまかさない"ということが何より大切みたいです。自分は相手をどう思っているのか? どんな風に"好き"なのか......? 告白の前に一度自分の気持ちと向き合ってみれば、何を言うべきかおのずと決まることでしょう。
(文/原田美紗@HEW )