年増女郎✕若きニセ絵師の美麗ラブシーン...共犯者たちの悲恋が胸を刺すラブミステリー映画『宮城野』

2022/5/19 17:00

ラブミステリー映画『宮城野<ディレクターズカット版>』(2008年)を動画配信サービス「GYAO!」にて5月28日23時59分まで無料配信中。浮世絵のように鮮やかな映像美、年増の女郎と若き絵師の破滅していく恋模様、男女の耽美なラブシーンに目を奪われる。

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映画『宮城野』


年増の女郎は若きニセ絵師に頼まれ、熟れた肢体を大胆にさらす......浮世絵や歌舞伎などを取り入れた、妖しくも美しい世界観に魅了される! 謎多き浮世絵師・東洲斎写楽を題材にした映画『宮城野<ディレクターズカット版>』を無料配信中>>

本作は、戦後を代表する劇作家・矢代静一の舞台劇を実写映画化したもの。時は寛政6年、江戸の処刑場で薄汚れた女郎・宮城野(毬谷友子)の処刑が行われようとしていた。彼女の罪状は殺人で、殺されたのは天才浮世絵師・東洲斎写楽だった。その罪を決定づけたのは、彼女が持っていた写楽の絵で、何の因果か「宮城野」という作品名だった――。

ヒロインの宮城野は、若い女郎たちから煙たがられている年増の女郎だ。そんな彼女がいちずに慕う若き絵師・矢太郎(片岡愛之助)は、東洲斎写楽のもとで学ぶ将来有望な見習い絵師だが、実は写楽に言われるがままニセの浮世絵を描かされている。宮城野と矢太郎が肌を重ねるシーンでは、宮城野が艶やかな赤い着物と黒髪を乱しながら快楽に喘(あえ)ぐ姿が色っぽい。矢太郎の絵のモデルとして、彼女が熟れた肢体を大胆にさらす姿も、あまりの色気に生唾を飲み込んでしまう。

やがて、矢太郎が写楽を殺したことで、宮城野は運命に翻弄(ほんろう)されてしまう......。ひとりの若い男をいちずに愛しながらも報われない彼女に、切ない気持ちにさせられる。映画『宮城野<ディレクターズカット版>』は、劇中でたびたび描かれる歌舞伎のシーンや、浮世絵をイメージした舞台美術、女郎たちの華やかな衣装も見どころで、妖しくも美しい世界観に引き込まれるだろう。

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映画『宮城野』


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(文/カオタニ@HEW