その娼婦、「うっかり抱くと危ない」よ! 荒くれ女たちの大胆ラブシーンだらけな映画『肉体の門』

2022/5/25 17:05

若き日の名女優・かたせ梨乃や名取裕子らが娼婦役を演じた映画『肉体の門』(1988年)を動画配信サービス「GYAO!」にて6月12日23時59分まで無料配信中。終戦直後の日本を舞台に、娼婦たちの愛欲と戦いの日々が描かれている。

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映画『肉体の門』


戦後混乱が続く東京で、娼婦たちは路地裏や空き家で戦争帰りの男たちと肌を重ねる......。娼婦役を演じた若き日のかたせ梨乃&名取裕子の美しいダンスのシーンにも見とれる映画『肉体の門』を無料配信中>>

原作となった田村泰次郎の小説『肉体の門』は、戦後最初のベストセラー文学で、「肉体文学」の名のもとに一世を風靡(ふうび)した。たびたび映画化されており、公開中の映像は5度目の実写映画作品だ。物語の舞台は、昭和22年の米軍占領下の東京。新橋を中心に活動する「関東一家」のリーダー・せん(かたせ梨乃)は、仲間たちと共に当時「パンパン」と呼ばれる娼婦をしていた。銀座の裏に住むお澄(名取裕子)率いる「ラク町一家」とはライバル関係にあり、彼女たちはたびたび争うのだった――。

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映画『肉体の門』


戦争から生き延びたせんら娼婦たちは、「肉体のほかには何ひとつ失うものはない」と、春を売りながら懸命に生きている。人々の混乱が続くがれきだらけの東京で、時に人目を忍んで路地裏で、時に空き家へ戦争帰りの男たちを連れ込み、肌を重ねるのだ。ラブシーンはもちろん、若き日の名女優たちの美貌にも見とれてしまう。娼婦グループのリーダー役を演じたかたせ梨乃と名取裕子は公開当時30代前半で、谷間と美脚あらわなドレス姿でのダンスのシーンが色っぽい。

娼婦グループ同士や、娼婦とヤクザの縄張り争いが激化していく中で描かれる、裏切り、復讐、愛憎など、男女のドロドロの人間模様も見どころ。血にまみれながら盛大に散っていく男女の潔さに驚くはずだ。

戦後混乱が続く東京で、娼婦たちは路地裏や空き家で戦争帰りの男たちと肌を重ねる......。娼婦役を演じた若き日のかたせ梨乃&名取裕子の美しいダンスのシーンにも見とれる映画『肉体の門』を無料配信中>>

(文/カオタニ@HEW