「初情事の相手と40年ぶりに会いたい」...老人の"奇跡の一夜"にホロリとする官能ラブロマンス『夢の女 ユメノヒト』

2022/7/ 7 17:20

官能ラブロマンス『夢の女 ユメノヒト』(2015年、R15+)を動画配信サービス「GYAO!」にて7月24日23時59分まで無料配信中。約40年間も病院に入院していた男が、初情事の相手を探し出す姿が描かれており、再会した男女のラブシーンに感動させられる。

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映画『夢の女 ユメノヒト』


同級生に金を払って童貞を捨てた男は、約40年後に彼女と再会する。手術の影響で話すこともできない男は、結婚して孫もいる彼女とホテルに行き......!? ふたりの"奇跡の一夜"に感動する映画『夢の女 ユメノヒト』を無料配信中>>

福島の精神病院に入院していた永野(佐野和宏)は、東日本大震災の避難中に自分の病気が実はとっくに完治していたことを知る。約40年ぶりに退院した彼は、初めてセックスした相手である幸子が東京で暮らしていることを友人から聞かされる――。

初恋や初情事の相手は、誰もが一生の思い出に残っているのではないだろうか。その相手にもし会いたくなったら......? 映画『夢の女 ユメノヒト』は、年老いた主人公が、そんな初情事の相手と会うために福島から東京に向かうストーリーだ。主人公・永野が初めて性体験をした場所は学生時代の海辺で、相手は「金を払えば誰とでも寝る」というウワサがある同級生の幸子だった。モノクロで描かれる若き日のふたりのラブシーンにドキッとさせられる。

そんな永野と幸子は、東京で奇跡的に再会する。40年という月日の経過は残酷なもので、結婚して孫もいる幸子とは対照的に、永野は病院生活が長かったため世の中について何も知らず、さらには手術の影響で話すこともできない。そんな彼が、再び幸子にリードされて快楽の絶頂に導かれるシーンが印象的だ。「ありがとね、会いに来てくれて......」と言う幸子を永野がベッドで抱きしめる姿もグッとくる。

なお、主人公・永野役を演じたのは、数々のピンク映画作品を生み出した映画監督であり俳優の佐野和宏だ。佐野は、佐藤寿保、サトウトシキ、瀬々敬久と共に「ピンク四天王」と呼ばれ、ミニシアター系の映画ファンからの評価も高い。そんな佐野演じる永野が、声を出せないながらも青春時代を取り戻すかのように、幸子とカラオケを楽しむシーンも胸に刺さるだろう。

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映画『夢の女 ユメノヒト』


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(文/カオタニ@HEW