予知能力を持つ薄幸の美女が、風俗店で働いて...『64-ロクヨン-』瀬々敬久監督によるピンク映画『情事 来るべき光景』

2022/7/26 17:55

ピンク映画『情事 来るべき光景』(1996年、R15+)を動画配信サービス「GYAO!」で8月6日23時59分まで無料配信中。『64-ロクヨン-』などのヒット作を手がけた瀬々敬久監督がピンク映画時代に撮った1作だ。

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映画『情事 来るべき光景』


ピンク映画を代表する女優・葉月螢が、予知能力を持ったヒロイン役に。どこか陰のある佇まいが無性に色っぽい......! 瀬々敬久監督による切ないピンク映画『情事 来るべき光景』を無料配信中>>

淳子は先輩である法子の事故死を予知してしまう。5年後、法子の婚約者だった一樹は会社を辞めた淳子と偶然再会する。淳子は今では薄汚いのぞき部屋に勤めていた――。

瀬々敬久といえば、『64-ロクヨン- 前編/後編』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『糸』などを世に送り出してきた映画監督だ。過去にはピンク映画の世界でも活躍し、佐藤寿保、サトウトシキ、佐野和宏と共に「ピンク四天王」のひとりに数えられるほどの人気を集めた。

『情事 来るべき光景』は、「安寿と厨子王」の昔話をベースにして、予知能力を持ったヒロインが運命から逃れようとする様を描いた異色のピンク映画だ。せっかく超能力があっても、他人を救うことができない。やるせなさを抱えるヒロイン・淳子は、会社を辞めて、のぞき部屋で働くようになる。マジックミラー越しに見えるステージで、彼女は客に向かって痴態をさらし......。しかし、死んだ法子の婚約者・一樹が店を訪れたことで、物語は大きく動き出す。

悲しい運命を背負った淳子と、彼女を救おうと奔走する一樹。ふたりが初めて肌を重ねるシーンが切ない。淳子役を演じるのは、ピンク映画を代表する女優・葉月螢だ。はかなげな美貌と細身の肉体、どこか陰のある佇(たたず)まいが、薄幸のヒロインとマッチしており、無性に色っぽい。

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映画『情事 来るべき光景』


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(文/カオタニ@HEW