結婚式で出席者に配られる引き出物。あげる側は真剣に選んでいても、中にはもらって困ってしまうケースもあります。どうにも使い道がないものの定番と言えば"名前入り&写真付きの記念品"ですが、世の中にはさらにうれしくないものをもらったなんて人も。そんな、困った引き出物を集めてみました。
■木彫りのこけし
かわいいものかもしれませんが、「飾る場所がなかったけど人型なので捨てることもできず......」困ってしまったという意見も。結局人形供養してもらったそうですが、確かにこれは気を使ってしまいそうです。
■生の鯛
"めでたい"という縁起ものの"鯛"ですが、生というのはちょっと迷惑。持ち帰りだけでなく調理に困ってしまう人も多そうです。
■ラブホ系列のタダ券
これは有名なラブホテル経営者の息子の結婚式でもらったものだそうです。薄いピンクの封筒に3枚セットで入っていたとか......。
友人ならまだしも、相手の上司や親戚は反応に困ってしまいますよね。
■馬券
結婚式当日にあった大きいレースの馬券。競馬好きには楽しい遊び心かもしれませんが、あまりいい気持ちがしない人もいそうです。
■民族楽器
「イプヘケをもらった」という書き込みも。イプヘケとはひょうたんを重ねて作られたハワイの伝統的な民族楽器。初めて聞きました。確かに見た目はかわいい楽器のようですが、そんな初めて聞くような民族楽器をもらっても......。
■ホールケーキ2個
大きい袋の中に、大皿、タオルセット、お蕎麦(そば)セット、さらにはホールケーキが2個。これだけ入ると袋も重すぎて、帰宅途中に底が破れてしまったとか。
それにしてもホールケーキ2個なんて、大家族はいいにしても一人にはかなりキツそう。
■新郎新婦のプリクラ
写真などをもらって困った......などはよく聞きますが、よりによって"プリクラ"とは。引き出物でなくても、自分のプリクラを大勢に向けて配る、なんてちょっと神経を疑いますね。これで"ちゅープリ"とかだったら、破り捨てたくなりそう......。
思わず「どうしてそれを選んだ?」と突っ込みたくなるものばかりですが、出席者は年齢や性別もさまざまですから、真剣に選んでもなかなか全員に満足してもらうというのは難しそう。最近では、"親戚""上司""友人"など相手によってものを変える人も多いそう。これはいいアイデアかもしれませんね。
(文/木村彩乃@HEW)