3月26日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)にお笑いコンビ・日本エレキテル連合が初出演。お笑い芸人たちへの数々のむちゃぶりなどから"芸人キラー"の異名をもつ黒柳徹子を見事大喜びさせた。
2013年11月20日撮影 森繁久彌さんの生誕100周年を祝う会
写真:まんたんウェブ/アフロ
徹子は、ボケにも真面目に相槌(あいづち)を打ってしまったり、「なんかやってみせて」といきなりギャグを求めるムチャぶりをしたりといったマイペースな振る舞いから、芸人たちの間では、"芸人キラー"、"芸人殺し"と恐れられている。「アメトーーク!」(同局系)では、徹子の被害者たちによる「徹子の部屋芸人」という特集が組まれるほどだ。
そんな芸人にとっては恐ろしい場ともいえる「徹子の部屋」に、日本エレキテル連合が初出演。一体どんな惨事が繰り広げられることかと思いきや、徹子は、頭にたまねぎと自身が大好きなパンダのぬいぐるみをいくつも付けて登場した橋本小雪演じる"朱美ちゃん"の姿にさっそく吹き出す。さらにプレゼントとして髪の中からぬいぐるみのひとつを差し出されて、「あら! こんなのくださるの?」とニッコリ。
つかみはOKといったところだが、徹子は日本エレキテル連合の名フレーズ「ダメよ~ダメダメ」にも大ウケ。中野聡子が演じる"細貝さん"に「徹子ちゃん、一緒にさ、パンダ見に行こうよ」と振られると、自身も楽しげに「ダメよ~ダメダメ」。故障した朱美ちゃんの動きまでまねして、一緒にノリノリで即興コントを繰り広げた。
その後も「『ダメよ~ダメダメ』って言うときのコツはあるんですか?」とたずねたり(『ンダメよ~ンダメダメ』と発音するといいそう)、トークの合間に「ダメよ~ダメダメ」を使ってみたり、「もう1回ちょっとだけ『ダメよ~ダメダメ』やって」とおねだりしたり、「ダメよ~ダメダメ」がすっかりお気に入りの様子の徹子。シャンパンコールなど、日本エレキテル連合のほかのギャグにも感心していた。
エンディングでは、「本当に笑いました。ありがとうございました」と終始楽しませてくれた日本エレキテル連合に感謝を述べ、「最後にもう1回」とリクエスト。ラストの「いいじゃないの~」「ダメよ~ダメダメ」に、「ウフフ」と楽しげに笑った。
(文/原田美紗@HEW)