ここから本文です

テレビ朝日系でドラマ「やすらぎの郷」(毎週月~金曜の昼12時30分~50分放送)が4月3日より放送スタートした。こちらは、中高齢の視聴者向けの"シルバータイムドラマ枠"で放送されるドラマ第1弾。初回の平均視聴率は8.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。

サムネイル

石坂浩二/Koj Ishizaka, Oct 24, 2015 : the movie ''Woman in Gold'' at TOHO CINEMAS(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)


【無料配信】ドラマ「やすらぎの郷」(第1話 2017年4月3日放送分)を無料配信中>>


【無料配信】ドラマ「やすらぎの郷」最新話を無料配信中>>

■テレビ朝日は大人のための"シルバータイムドラマ枠"を設けることを決定

「北の国から」や「前略おふくろ様」で知られる大物脚本家・倉本聰氏は、「ゴールデンタイムに若者向けドラマが数多く放送されて、"大人の見るドラマ"が少ない」という問題意識を感じていた。「若者向けになってしまったテレビに"シルバー革命"を起こせたらいい」という倉本氏の企画提案を受けて、テレビ朝日は、ゴールデンタイムならぬ、大人のための"シルバータイムドラマ枠"を設けることを決定。その帯枠のドラマ第1弾として生まれたのが、「やすらぎの郷」だ。

2クール放送予定の「やすらぎの郷」の舞台となるのは、テレビ人専用の老人ホーム。全盛期の映画・テレビ界を支えた俳優、作家、ミュージシャン、アーティストたちが、ノスタルジー漂う人間悲劇を繰り広げる。石坂浩二がシナリオライターの主人公・菊村栄役を演じ、彼を惑わす往年の大女優として浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫らが脇を固める。他にも藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭が出演と、キャスト陣の名前を見るだけで、シニア層を真正面から見据えていることが感じられる。週替わりで登場するというゲスト俳優にも期待が高まる。

■元夫婦の石坂浩二&浅丘ルリ子の抱擁シーンも

シニア層の心をくすぐる要素は、セリフなどにもちりばめられている。親しい相手の死や病気など、非シニアからすると「これは大丈夫なのか?」と見ていてドキッとする部分も多い。しかし、「あんた認知症が始まったんじゃないの!?」といったギャグは、シニアだからこそ心の底から笑えるものではないだろうか。脚本を手がける倉本氏自身、82歳とかなり高齢。長く生きて初めて受け止められる話、笑える話がある。そんな境地があることを感じさせる、深みのある喜劇だ。

また、「やすらぎの郷」は、長年に渡って業界に身を置いてきた倉本氏からの、現在のテレビ界に対するメッセージも込められているという。さらに倉本氏は執筆を振り返り、「演者の大半とは古い付き合いで、欠点も弱みもほとんどつかんでおりますので(笑)、そこをくすぐってあげると非常に面白いものになるんじゃないかな、と楽しみながら書かせていただきました」とも明かしている。その言葉の通り、ドラマ序盤には、元夫婦である石坂と浅丘の抱擁シーンが用意された。役と現実がクロスする瞬間もまた本作の魅力と言えよう。

初回の平均視聴率は8.7%と好発進。「やすらぎの郷」をきっかけに、昼帯からテレビ界にシルバー革命は起こるのか? 豪華俳優がそろう新ドラマであると同時に、業界の新たな挑戦という意味でも目が離せない作品だ。

【無料配信】ドラマ「やすらぎの郷」最新話を無料配信中>>

(文/原田美紗@HEW

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ