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虐待や保護者不在などの理由のために生まれた家庭で生活ができない子供を預かって育てる養育里親として、大阪市が男性カップルを認定していると報じられた。厚生労働省によると、同性カップルによる里親は全国で初めてのケースとみられる。さまざまな意見がある中、同様のケースを描いた2014年に日本公開された映画、『チョコレートドーナツ』を思い出す人も多かったようだ。

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提供:アフロ


映画『チョコレートドーナツ』予告編映像>>


映画『チョコレートドーナツ』(監督:トラヴィス・ファイン)は、まさに男性カップルが母親に育児放棄された子供を育てる物語。同姓カップルであるルディとポールは、母親の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコと出会い、幸せな家庭を築く。しかし、ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされて、2人はマルコと引き離されてしまう――。1970年代のアメリカ・ブルックリンで起きた実話を元にした感動作で、さまざまな映画賞で観客賞を総ナメにした。

大阪市の認定に対して、「同性カップルに育てられる子供はかわいそうだ」という意見も出ているが、そのような状況も含めて『チョコレートドーナツ』を思い出した人々が多かったらしい。タイトルが「Yahoo!検索データ」の急上昇ワードランキング入りするなど、注目度が一気に上がった。

同映画の公式Twitterも、「ニュースを読んで驚き、『チョコレートドーナツ』がトレンド入りしているのを見て驚いています」とツイート。ニュースを受けて、「誰だって、実の親の元で幸せになるのが本当は一番だと思います。でも、それがかなわないならば、ほかの誰かその子供に愛情を注いでくれる人と生きていくことは、間違えた選択ではないと思うのです」と私見を述べた。血のつながりのない家族、しかも同性カップルともなると大きな障壁を伴うだろうとしつつ、「それでも、家族になろうとしたこのご家族と、それを認めた大阪市の判断を心から支持します。彼らだけでなく、すべての子供たちが幸せになりますように」とコメントしている。

(文/原田美紗@HEW

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