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2014年から「別冊少年マガジン」で連載がスタートした漫画「トモダチゲーム」(原作:山口ミコト、作画:佐藤友生)。仲の良い高校生グループが突如、高額の借金返済ゲームに巻き込まれ、疑心暗鬼の心理戦と頭脳プレーを駆使して挑戦していくさまを描き出す。
そんな人気コミックがテレビドラマ&映画2作品での実写化が決定。(4月3日からtvkほか全国8局で順次放送開始、劇場版「トモダチゲーム」は6月3日に公開)

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吉沢亮、「トモダチゲーム」(4月3日からtvkほか全国8局で順次放送開始)


「友だち」という夢は「お金」という現実を超えられるのか? そんなスリリングな世界観を実写化するために、吉沢亮、内田理央、山田裕貴、大倉士門、根本凪(ねもとなぎ)たち若手注目株が続々登場。壮絶なドラマが繰り広げられる。
今回は貧乏学生でありながら、ゲームに勝つためには非情な手段に訴えかけることも辞さない主人公・片切友一役の俳優・吉沢亮に話を聞いた。

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―― 人気マンガの実写化であり、ドラマや映画と展開する大きなプロジェクトの主役に抜てきされた気持ちはいかがですか?

吉沢: 「うれしかったです。主役という大役もそうですけど、ここ最近出演させていただいている少女マンガ原作の作品とはまた違う魅力がある、男性にも響くような作品でとても新鮮な気持ちで臨めました」

―― 近年は主役を務める機会が増えてきたと思いますが。

吉沢: 「今年も役者としてステップアップできる年にしていきたいなと思っています」

―― 特に今年はドラマ、そして2本の映画を通じて「トモダチゲーム」とガッツリ向き合う年ですね。

吉沢: 「そうですね。内容もドラマから映画へとつながっているので、ぜひ全部見ていただきたいです。本当に今からドキドキです」

―― 映画『銀魂』(7月14日公開)撮影後のインタビューで「マンガの実写化は難しい」とおっしゃっていましたが、今回はどうでした?

吉沢: 「今回も難しかったですね。話が複雑なので、演じる側としては、どこまで気付いていて、どこまで気付いていないのか、といったところは意識しました。分からなくなった時には、台本や原作のマンガに立ち返って。何度も確認しましたね」

―― お金のために友だちを疑う、というこの作品の設定を聞いた時はどうでした?

吉沢:「リアルさを感じました。誰にでもあり得るし、身近なテーマなんじゃないかなとも思いました。人間の汚い部分をすごくリアルに描いているので、入り込みやすくて、ドキドキしながら読みました」

―― 劇中では、吉沢さん演じる友一が「自分はお金の怖さを知っている」といったセリフがありましたが。

吉沢: 「お金は怖いです。だから、お金に縛られた生活はしたくないとは思いますが、それでも人として、お金の仕組みや大事さは理解しておきたいですよね。お金なんてなくたって生きていけるんだ、と考えるのではなく、うまく付き合っていけたらいいなと思っています」

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「トモダチゲーム」(4月3日からtvkほか全国8局で順次放送開始)


―― 吉沢さんといえば「仮面ライダーフォーゼ」に出演されていましたが、本作には「仮面ライダードライブ」の内田理央さん、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の山田裕貴さん、「仮面ライダー鎧武」の久保田悠来さんと、東映特撮ヒーロー出身の俳優さんたちとの共演が話題となっていますが、彼らとの共演で、東映イズムを感じることはなかったですか?

吉沢: 「そこは意識しないようにしていました。CGも多い作品なので、なるべくテンションは抑える様にしていましたね」

―― 永江二朗監督といえば、『心霊写真部 劇場版』といったホラー映画を手がける一方で、『いしゃ先生』といった人間ドラマも手がけてきた方という印象があるのですが。一緒にやってみていかがでしたか?

吉沢: 「俳優の気持ちを大事にしてくれる監督だなと感じました。スケジュール的に時間がない中であっても、ディスカッションをする時間をきちんと作ってくれたんです。永江監督のおかげで、軸がぶれることもなかったですし、やりやすかったです。俳優側から、これはどうですかとアイデアを持ち込むことも喜んでくれました」

―― 吉沢さんも監督と相談しながら、いろいろなアイデアを持ち込んだ?

吉沢: 「相談する前に先にやっちゃうタイプです(笑)。監督と相談するのは、迷った時くらいで。俳優さんによっては早い段階で監督と相談する人もいたので、性格の差は出ていましたね。山田くんはかなり熱くディスカッションをするタイプですね。内田さんも、そういうタイプかもしれない」

―― そんな相談する前に動くタイプの吉沢さんが、監督と相談した部分というのはどんなところで?

吉沢: 「例えば友一の中でスイッチが変わる瞬間ですかね。心をお金に奪われたゲスいテンションの表現などについては監督と話し合いました。そこはパッとスイッチが入る瞬間というものがあった方がいいよねという話になりました」

―― 今後、このシリーズを見ていくと、その瞬間が見られるということですね。

吉沢: 「そうですね。特に2本目の劇場版での最後の方になると、常に顔がゲスくなっています(笑)」

―― 同世代の俳優さんたちとの共演作となりましたが、現場の雰囲気は?

吉沢: 「5人(吉沢、内田、山田、大倉、根本)のシーンが多かったので、楽しかったです。あまり時間がない中でみんなかなり集中してやっていたし、みんなで普通にくだらない話をしている時もあったし、仲は良かったですね。山田くんと大倉くんが現場のムードメーカーになって話題の中心になってくれたので、助けられました」

―― 山田さんから刺激を受けることもあったそうですね。

吉沢: 「芝居が細部まできっちりとしている方だったので、負けられないという意識がありました。山田さんは年上ですし、本当に頼りになる存在でした」

―― 4月12日からは、GYAO!でドラマ版の見逃し配信が行われますが。

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「トモダチゲーム」(4月3日からtvkほか全国8局で順次放送開始)


吉沢: 「とにかく、まずは1話を見てもらいたいんです。最初は青春ドラマのような和気あいあいとした仲間が、その後の展開でお金や欲望をきっかけにグチャグチャになってしまうわけです。最初の軸の部分は第1話に詰まっています。ドラマを見逃した方は、ぜひ配信でご覧になっていただきたいです。もちろん6月公開の映画単体でも楽しめるようにはなっていますが、やはり細かい部分はドラマ版からつながっているので、できればドラマの第1話からチェックしてもらいたいです。無料配信なので、100回くらい見てください(笑)」

―― 吉沢さんは地元の友だちと遊ぶ機会が多いと聞きました。吉沢さんにとって友だちとはどんな存在?

吉沢: 「僕は小学校からのつきあいの長い友だちが多いので、ある意味、空気のような存在です。一緒に飲みに行っても気を遣うことはなく、それぞれが好きなことをしているんですけど、いないとさみしいというか。安心みたいなものを感じています」

―― 性格的には?

吉沢: 「僕はかなりB型でマイペースかもしれないです(笑)」

―― もしトモダチゲームに巻き込まれたとしたら?

吉沢: 「そうなったら、一瞬でゲームオーバーになると思います(笑)。僕は友一たちのような冷静な判断ができないので。裏切り者はこの人だと思ったら、その人は裏切り者としか見られなくなる。まわりが見えなくなるので、僕は、このゲームは超弱いと思いますよ」

―― あらためて「トモダチゲーム」の見どころを教えてください。

吉沢: 「僕は台本を、どういう展開だろうとか、誰が犯人だろうといった想像をしながら読み進めたんですが、ことごとく裏切られることになりました。想像を上回る展開になっていくと思うので、ぜひいろいろ考えていただきながら、自分も一緒に参加しているような気分になってくれたら、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」

―― それでは最後に。座右の銘は?

吉沢: 「以前から『点滴石を穿つ』という言葉が好きです。要は継続は力なり、というような言葉なんですが、『仮面ライダー』をやっていた時に、セリフの中にあって。言葉の響きがカッコいいなと思って(笑)。それからは座右の銘として大切にしています。もちろん言葉だけでなく、努力は怠らないようにしたいなと思っています」

【予告編映像】ドラマ「トモダチゲーム」>>


吉沢亮(よしざわ・りょう)

1994年生まれ。2009年に行われた「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH! マン」で受賞しデビュー。「仮面ライダーフォーゼ」の朔田流星/仮面ライダーメテオ役で注目を浴び、テレビドラマ・映画と活躍の場を広げていく。2014年公開の映画『アオハライド』、2016年には映画『さらばあぶない刑事』『オオカミ少女と黒王子』など話題作に出演。今後ますますの活躍が期待される。2017年には福田雄一監督作『銀魂』(沖田総悟役)や『斉木楠雄のψ難』(海藤瞬役)の公開を控える。5月20日よりPHOTO BOOK『One day off』が発売する。
座右の銘:点滴石を穿つ(てんてきいしをうがつ)

(取材・文・撮影/壬生智裕)
(C)山口ミコト・佐藤友生/講談社 (C)2017「トモダチゲーム」製作委員会

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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