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アイドルラップユニット・ライムベリーが、"アイドル"でも"ラップ"でも新しい形を見せる! メンバーのMC MIRIが、単独で「戦極MC BATTLE」などのラップイベントに出場していることで、アイドル好きだけでなくラップ好きからも支持を集めてきている。

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 アイドルラップユニット・ライムベリー)


アイドルラッパーがフリースタイルを披露>>


■「周りの大人が出ろって言うから......」

ライムベリーのライブの客層は、アイドル界でもかなり異質なものかもしれない。ソロラッパーとしても活動するMC MIRIを目当てに来たラップ好き、ツインテールの正統派美少女であるMC MISAKIを目当てに来たアイドル好き、アイドルオーディション「ミスiD2017」ファイナリストかつ個性派ファッションで知られるDJ OMOCHIを目当てに来たサブカル好き。3タイプの客が入り混じって、ラップサウンドに大盛り上がりする。

とくにMIRIは、2015年12月にMCバトル大会「戦極MC BATTLE」に出場したのを皮切りに、ソロでもラップイベントに多数出演。今年1月に行われた、女性のみのMCバトル大会「CINDERELLA MCBATTLE」では決勝進出の上に「渋ピカ賞」受賞を果たし、ラップ界からも無視できない存在に成長してきている。

MIRI:「始めは周りの大人が出ろって言うから出ただけでした(笑)。『1人で大会出てこいって言われたけどウソだろ!?』みたいな(笑)。だから『戦極MC BATTLE』がどれだけ大きいイベントなのかもよくわかっていなかったんですけど、アイドルっていうだけでナメられたくないなとは思って。負けず嫌いなんで、やらなきゃっていう覚悟だけはあった。むしろ覚悟しかない状態でした」

「戦極MC BATTLE」では、1回戦で強豪K-razyとぶつかり、結果は敗退だったものの、延長戦までもつれ込む名勝負で沸かせた。

MIRI:「『逃げずに出る』が目標だったので、勝ちたいとまでは考えていなかったんです。正直。だから延長戦になったのは予想外中の予想外で、逆に『もう1回これやらないといけないの?』って(笑)」

MIRIがラッパーとしてスキルを磨いていく中で、OMOCHIとMISAKIは、ライムベリーがあくまで"アイドル"であるために何か意識していたりするのだろうか?

OMOCHI:「私もラップ頑張ろうというよりは、そのぶんマスコット的な存在でいようと思うところはあります」

MISAKI:「自分の中でラップ頑張りたいって気持ちはあって、家でも練習しているんですけど、どうしても滑舌が悪くて口が回らなくて(笑)。うまくなりたいって気持ちは、ちゃんとあるんですよ!」

MIRI:「私は声も低いから普通のアイドルだと通用しないと思うんですが、2人がうまくバランスを取ってくれることで、アイドルもいけるしラップもいけるグループになれていると思うんです。本当にこの3人で今すごく安定しています」

■アイドルブームも終息に向かい......

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 アイドルラップユニット・ライムベリー)


メンバーの脱退・加入を重ねて、オリジナルメンバーはMIRIだけ。昨年7月にOMOCHIが加入して現在の3人体制となったが、OMOCHI加入から間もないタイミングで、MISAKIが家庭の事情により活動休止するトラブルもあった。

OMOCHI:「加入すぐでまだわけもわからない状態だったんですけど、ファンの人が離れてしまうのが一番怖くて。だから、Twitterでは『死んでもうさちゃん(MISAKIのこと)の居場所は残すしみり氏も1人にさせない』って言いきりました。でも言葉にすることで、自分の中にも覚悟みたいなものが生まれていきました」

MISAKI:「ネットで『ライムベリー大丈夫か』みたいに騒ぎになっているのが本当に申し訳なかった......。それでも頑張ってくれている2人を見て、感謝と、あと絶対続けていかなきゃって気持ちにさせられました」

メンバー全員が、試練を乗り越えて、絆が深まったことを感じている。度重なるメンバーチェンジの中で、何度も解散が危惧されたライムベリーだが、なんだかんだでアイドル界でも中堅と言える活動歴になってきた。この頃人気グループの解散・活動休止が相次いで、アイドルブームも終息に向かっていることを感じさせるが、不安に思うことはないのだろうか?

OMOCHI:「Twitterで解散発表とか見たりするんですけど、『あー。続かなかったんだな。かわいそうだな』と思うくらいです。不安っていうか、逆ですね。頑張ろうと思わされます」

MIRI:「私たちはよく"唯一無二"って言葉を使うんですけど、アイドルでもラップでもなく"ライムベリー"ってジャンルでやっていこうと思っているんで。だから、他のグループがこうだからチャンスだっていうよりは、今できることを精一杯やるという気持ちです。あまり周りを意識してはいませんね」

■年内に1,000人規模のワンマン開催が目標

今、音楽業界全体で日本語ラップブームが起きている。

MIRI:「始めた頃は周りも『ラップって何?』みたいな感じだったのに、ラッキーというか、おいしいというか。なんでも続けていくと良いことありますね(笑)」

彼女たちが目指しているのは、アイドルとラップの架け橋になることだ。

MIRI:「アイドル好きとは違う層の方にもライムベリーを知ってもらうきっかけが作れると思うので、私がソロでラップイベントに出ることは今後も続けていきたいです。アイドルって、できない方がかわいいって見方もあるけど、やっぱりスキルがちゃんとあるのって、かっこいいじゃないですか。しっかりライブをやっていくアイドルでいたいです」

MISAKI:「楽曲が良いし、一般受けも狙えると思うんですよ。だからラップアイドルとして、ラップ好きとかアイドル好きに限らず、音楽全体が好きな人たちにも好かれたいな。それで今年中に1,000人規模の会場でワンマンライブを開催したいです!」

OMOCHI:「2MC・1DJってスタイルは、今のところライムベリーだけだし、似たグループが今後現れたとしても、ライムベリーが"唯一無二"なことは変わらないと思うので。ライムベリーのライブでしか味わえないものっていうのを届けていけたら......。とりあえずライブを見ればすぐわかると思うので、現場に来てください」

もし、ライムベリーのライブに興味があるなら、オススメしたい曲は「ミラーボール」とのこと。サビでは観客たちが一斉にジャンプしてフロアが揺れる、同グループのアンセムともいえる1曲だ。さまざまな世代、さまざまな趣味の人々が一緒に盛り上がるステージ。これこそ音楽が持つ力ではないだろうか?

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・アイドルユニットがラップを始めた理由
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◆ライムベリー
ラップアイドルユニット。MC MIRI(写真左)、DJ OMOCHI(写真中央)、MC MISAKI(写真右)の3人体制で活動中。
座右の銘は、MC MIRIが「迷ったらGO」、MC MISAKIが「半信半疑(人を信じすぎず見極めたいという思いから)」、DJ OMOCHIが「人にケガをさせない」。

(文/原田イチボ@HEW

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