ここから本文です

お笑い芸人が音楽MVに出演するのが当たり前になってきた。最近では、チャットモンチーの新曲「Magical Fiction」のMVにテツandトモが出演。全編通して2人が踊りまくり、チャットモンチーたちよりも目立っていると話題になった。たとえば他にも、こんな音楽MVに人気芸人たちが出演した。

サムネイル

有吉弘行/Hiroiki Ariyoshi, Aug 18, 2015 : 映画「テッド2」イベント(写真:MANTAN/アフロ)


■miray「パラソルスマイル」

有吉弘行、上島竜平、大久保佳代子が出演!「パラソルスマイル」ミュージックビデオ>>


有吉弘行はmirayに自転車を奪われる警官役、ダチョウ倶楽部の上島竜平はラブホテルの清掃員、オアシズの大久保佳代子はコンビニ店員役で、パーティーチューンに合わせて楽しげにタオルを回した(上島は真顔で掃除)。PV監督を務めたのは、フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」などで知られる名物ディレクターのマッコイ斎藤。バラエティ界になくてはならないメンバーがそろっている。

■Silent Siren「ハピマリ」

おぎやはぎの矢作兼が出演!「ハピマリ」ミュージックビデオ>>


"Happy marry"幸せな結婚をテーマとした「ハピマリ」のMVには、新郎役でおぎやはぎの矢作兼が出演。新婦役のボーカル&ギター担当・すぅを相手に、結婚式のシーンではキス寸前まで演じている。矢作は、他にも森山直太朗の「日々」、コンビとしてはGRAPEVINEの「アダバナ」やACOの「ya-yo !」など、MV出演が多い。

■ナオト・インティライミ「ありったけのLove Song」

ピース・綾部祐二が出演「ありったけのLove Song」ミュージックビデオ>>


曲名の通り純愛を描いたこのMVには、ピース・綾部祐二が出演。普段バラエティでは見せないシリアスな表情で、なかなかの熱演を見せている。2010年にリリースされた楽曲ではあるが、綾部が俳優としてハリウッドを目指すため渡米した今、彼の演技をあらためて見るとまた感じるものがある?

■エイジアエンジニア「僕にできる事のすべて」

カンニング竹山が出演!「僕にできる事のすべて」ミュージックビデオ>>


2009年公開の映画『守護天使』のストーリーにそって作られたラブソング。同映画で主演を務めたカンニング竹山がMVにも出演し、しがないサラリーマン役を演じている。エイジアエンジニアと輪になって歌うシーンは必見だ。

■YU-A「見守っていたい」

ライセンス・藤原一裕が出演!「見守っていたい」ミュージックビデオ>>


「見守っていたい」は、夢に向かって頑張る恋人を見守り続ける女性目線の歌。ライセンス・藤原一裕がMVで主演を務め、小説家を目指す青年役を演じている。お笑い要素なしのストーリーで、藤原は黙っていると本当にカッコいい!

■fripSideは"2009年以降ほとんどの楽曲"に芸人が出演

声優・南條愛乃が2代目ボーカルに就任した2009年以降は、シングル曲およびアルバムリード曲のMVのほとんどにお笑い芸人が出演するように。マギー審司、エスパー伊東、高木ブー、上島竜兵、髭男爵(ひげだんしゃく)、日本エレキテル連合、テツandトモ、小島よしお......。バラエティ豊かに起用しており、「芸人MVといえばfripSide」と言っても過言ではないだろう。

■"美男美女すぎ問題"をクリアする芸人起用

ここで紹介したのはほんの一部で、他にも数え切れないほどのMVに芸人が出演している。一体なぜMVに芸人を起用するのか? そもそもMVというのは、曲を世の中に広めるために作られる。アーティストの世界観を打ち出すのも大事だが、まず話題にならなければ、肝心の曲を聞いてもらえない。そこでアーティスト本人だけでなく、人気女優など他の有名人も出演するようになった。

では、なぜそこで芸人なのだろうか? それは単純に"芸人なのに"という点が大きいのではないか。役者じゃなくて芸人なのにカッコいい。芸人なのにスマートな雰囲気を出している。もともと容姿が整った役者よりも、そうではない芸人がよく見えた方が曲の印象も強まるだろう。

そういう意味では、映画やドラマでたびたび口にされる"美男美女すぎ問題"もクリアしている。「こんなにイケメンが多い職場ねーよ!」とか、「こんなにかわいい子ばっかのクラスありえない!」ってヤツだ。この問題をクリアすることで、MVのストーリーに親近感を持たせることもできる。

それ以外にも理由はたくさん考えられる。芸人は演技が意外とできる人が多い。役者に比べるとギャラが安い。バラエティ露出が多いので、イメージをいい意味で裏切りやすい。単純にその芸人のファンが見る可能性もあるだろう。

近年、MVは"何でもあり"という風潮が増してきた。これからも新しいMVがどんどん出てくることを楽しみにしたい。

(文/沢野奈津夫@HEW

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ