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若者たちは、意外と"歌舞伎"に興味を持っているのかもしれない。高校生たちの歌舞伎に捧(ささ)げる青春を描いたアニメ『カブキブ!』が4月よりTBS系で放送中。

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(C)榎田ユウリ/KADOKAWA/カブキブ推進委員会 Original Character Design (C)CLAMP・ST


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■自然と歌舞伎について学べるアニメ

『カブキブ!』は、高校1年生の主人公・黒悟が、仲間たちとともに「部活で歌舞伎を上演する」夢に向かう物語だ。『菅原伝授手習鑑』や『三人吉三』など歌舞伎の演目も紹介され、個性豊かなイケメンキャラを楽しみながら、歌舞伎について知ることができる。

榎田ユウリによる原作小説は、今年3月に第6巻が発売された、2013年から続く人気シリーズ。角川文庫の中でも「角川文庫キャラクター文芸」という若者向けのレーベルから出版されており、表紙には登場キャラクターのイラストがあしらわれている。歌舞伎という題材を扱いながら、『カブキブ!』は若者から熱い支持を得ているらしい。

■初音ミクも出演する"超歌舞伎"とは

どうやら若者たちは意外と歌舞伎に興味を持っている? 4月29日・30日に千葉・幕張メッセで開催されたイベント「ニコニコ超会議2017」では、今年も"超歌舞伎"が上演された。こちらは歌舞伎と動画文化を融合させた舞台で、伝統的な演出と最新鋭のデジタル技術が連鎖しながら、物語が展開していく。今年は、初音ミク演じる花魁(おいらん)・初音太夫と、中村獅童演じる伊達男(だておとこ)・八重垣紋三の恋物語『花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)』が上演され、ホールがいっぱいになる盛況ぶりだった。「ニコニコ超会議2017」の来場者にも受け入れられているようだ。

また、3月に東京・歌舞伎座にて行われた「第38回俳優祭」では、星野源の楽曲「恋」をアレンジし、"恋ダンス"が歌舞伎に取り入れられた。そちらの映像は一般ユーザーによってTwitterに投稿され、3万リツイートを超える反響を呼んでいる。当該ツイートをリツイートしているアカウントを見ると、10代、20代とみられるTwitterユーザーも少なくない。若者も素直に歌舞伎×恋ダンスのコラボを面白がっているようだ。

インターネットに親しみ、ジャンル問わず毎日大量の情報を浴びている若者世代にとって、「古くさい」というだけの理由でひとつの文化をシャットアウトすることはナンセンスなのだろう。『カブキブ!』などから興味を持った若者によって、歌舞伎がブームとなる日は遠くないのかもしれない。

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(文/原田美紗@HEW

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