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徳永ゆうきは、2013年に18歳で全国デビューを果たした演歌界の若きホープ。2枚目のシングル「平成ドドンパ音頭」で、2014年・第56回日本レコード大賞新人賞を受賞する実力の持ち主でもある。歌手だけでなく、俳優としても映画出演を重ねており、『家族はつらいよ2』(5月27日公開)にも前作に続いて出演。同作を手掛けている山田洋次監督との秘話も聞かせてくれた。

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 演歌歌手:徳永ゆうき)


山田洋次監督が"家族"を描いた名作映画特集>>

『家族はつらいよ2』劇場予告編1>>


映画『家族はつらいよ2』劇場予告編2>>


■小学生で演歌に開眼!?

「デビューして今年で4年目に入り、これまでいろいろな経験をさせていただいていますが、今の自分に点数をつけるとしたら、100点満点中50点くらいだと思っています。僕は友達に誘われて応募したNHK『のど自慢』に出演したことがデビューのきっかけですが、実はもともと演歌歌手を目指してはいなかったんです。それまでは友達とカラオケで歌うくらいで、みんながはやりのJ-POPやアニメの曲を歌う中、僕だけ演歌を歌っていたんです。僕がJ-POPを歌っても、つい演歌特有の"こぶし"がまわっちゃって、何でも演歌調になってしまいます(笑)。NHK『のど自慢』で、初めて生演奏をバックにみんなの前で歌って拍手をいただく気持ち良さを知って、『歌手っていいな』という気持ちが芽生えました」

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「子どもの頃は電車が好きで、憧れの職業は車掌さんでした(笑)。それでも小学生の頃からよく祖父と演歌のテレビ番組を見ていたので、演歌歌手の和装やステージに立つ姿、歌声や歌っているときの表情まですべての立ち振る舞いがカッコ良いなと思っていました。家族でカラオケ喫茶に行って、おじいさんやおばあさんたちとの演歌トークも楽しんでいましたね。今でもキャンペーンでお客さんとお話しするときは、若い方が来てくれるとうれしいけれど緊張してしまうんです。年配の方とは落ち着いて話せますね(笑)」

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■"演歌の良さ"とは?

絶対に22歳に見えない若手演歌歌手の大御所感>>


「最近は "演歌男子"と言われるイケメンの演歌歌手の方も増えましたが、まだまだ演歌を若い方に聞いていただく機会は少ないと思うんです。僕が頑張ることによって "若者"と"演歌"の懸け橋になりたいと常に思っています。
演歌の魅力は、演歌として歌うことでしか表現できない心情みたいなものがあることかなと思っています。"旅情演歌"という故郷に思いをはせるような歌も、演歌独特のものですよね。そういった郷愁を誘う歌のときには、自分の経験を重ね合わせる方が歌いやすいですね。僕も大阪から東京へ出て来て一人暮らしを始めたばかりのときは、不安がありつつも頑張ろうという気持ちでした。恋愛だと大人の泥沼を表現していたり......と僕は経験したことのないような歌も多かったり(笑)。ぜひいろいろな種類の演歌を聞いて、自分の好みのジャンルを見つけてほしいです」

■緊張するしかなかった映画『家族はつらいよ2』の撮影現場

「僕は歌手活動以外に俳優もやらせていただいていて、映画『家族はつらいよ2』にも出演しています。前作に続いて"鰻(うなぎ)屋さん"の役ですが、また同じ役でオファーをいただけてめっちゃうれしかったです。
演歌のステージで歌うのと映画撮影や舞台は違う空気で、歌以上に演技は緊張します。しかも『家族はつらいよ2』は橋爪功さんや吉行和子さんを始め豪華な役者さんばかりが出演しているんです。皆さんがすごい集中力で役を演じてらっしゃるので、僕は緊張するしかない状態でした(笑)。山田洋次監督は前作同様に自ら立ち上がって演技指導されたりして現場でも優しいです。僕の傍にわざわざ走ってやって来て、指導してくれることもありました。でも、顔は笑っているけれど目の奥が怖いというか(笑)、いつも真剣でしたね」

「以前奄美大島の旅行にご一緒させていただいたとき、その場で監督が脚本を書いて演技指導してくれたこともあります。台風直撃で何もできない状況になってしまったからお芝居をやることになったんですが、遊びに来ているときもお芝居のことを考えているんだなと驚きました。僕はたまたま浴衣を着ていたこともあって、太い眉毛をさらに太くして、大きな犬もいたので "西郷どん"の役を演じました(笑)。
監督とそんな和気あいあいとした交流がありつつも『家族はつらいよ2』の中で一つ気になっていて、まだ監督に聞けてないことがあるんです。ある登場人物の住所が大阪市此花区で僕の出身地だったんですよ(笑)。僕が生まれ育った地名が出てきたのでうれしい気持ちもあったんですが、なぜ此花区だったのか気になっています」

■歌声でも作品に活気づけ

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 演歌歌手:徳永ゆうき)


「『家族はつらいよ2』の応援ソングとして、僕の歌『帰ろう我が家へ』も起用されているんですが、映画をイメージして作られました。1月にリリースした新曲『津軽の風』のカップリングとして収録されているんですが、『帰ろう我が家へ』は歌謡曲調でほのぼのと温かみのある曲です。家族でいることによって起こる人生の喜怒哀楽について描かれていて、すごく前向きな歌なんです」

「映画のテーマは、前回"熟年離婚"でしたが、今回は"無縁社会"です。最近高齢者の自動車事故が増えてきている中、この映画も橋爪功さん演じる平田周造が、車の凹み傷が目立ち始めたことから免許を返上するかしないかで家族と揉(も)めるんです。家族の滑稽な大騒ぎの中に、ある悲しい死をきっかけに"格差社会"という現代の社会問題が面白おかしく描かれていて、時にはホロッと泣かせるような、本当に山田洋次監督らしい喜劇映画です。ぜひこの映画を見て、自分は大丈夫なのか、周囲の知人や近所の方は大丈夫なのか思いやったりして普段の生活を考え直す機会になったらうれしいです」

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 演歌歌手:徳永ゆうき)


山田洋次監督 最新作『家族はつらいよ2』は5月27日公開。ワケありクセあり一家の悲喜こもごもを描いたコメディードラマの続編。出演は橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優ほか。

◆徳永ゆうき プロフィール
1995年、大阪市此花区出身。趣味は鉄道の撮影、特技は車掌のものまねと高速ゆびぱっちん、柔道の黒帯資格を持つ。奄美大島出身の祖父と両親の影響で、幼少の頃から演歌歌謡曲一直線で育ち、2012年、NHK「のど自慢チャンピオン大会2012」でグランドチャンピオンを受賞。2013年11月、BEGIN・比嘉栄昇氏が手がける「さよならは涙に」で全国デビュー。同年9月、THE BOOM・宮沢和史氏作詞・作曲の2ndシングル「平成ドドンパ音頭」で第56回日本レコード大賞新人賞受賞。俳優活動としても本作『家族はつらいよ2』以降、今秋公開予定『バケツと僕!』で主演を務める。日本を勇気づける、演歌歌謡界期待の星。
<座右の銘>出発進行


その他の出演番組>>

・山田洋次監督が若手演歌歌手にムチャ振り
・22歳の演歌歌手がカラオケで歌う曲が......
・演歌界で人気を集める「演歌男子」とは
・撮り鉄が地下鉄をあまり撮影しない理由
・若手歌手がタモリに褒められた意外な事

(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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