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映画『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』が6月10日に公開となる。テレビ番組「酒場放浪記」のように吉田類が酒場探訪する作品かと思いきや、描かれるのは居酒屋で繰り広げられる人情味あふれる物語。吉田類がストーリーテラー兼俳優として出演する、ファン必見の映画だ。

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【劇場予告編】吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」>>



■こんな店があったら行きたい!

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あの吉田類主演の映画が公開され、その主題歌も吉田類が担当する。そんな知らせを聞いてまず思ったのは「な、何を言ってるのかわからねえ......」だった。それが"居酒屋ムービー"だということで、ちょっと腑(ふ)に落ちた一方で、"主演"というワードは相変わらず心に引っかかったまま。ドラマに少し出演したことはあるが、映画主演とは話が別だろう。一体どんな仕上がりになっているのか、非常に楽しみな反面、結構どきどきしながら作品を見た。

【特別映像】ロケ地となった実際の居酒屋を訪れ、ほろ酔いトーク>>


果たして、僕らが知っている吉田類がそこにいた。3話のオムニバスストーリーすべてで「世にも奇妙な物語」のタモリよろしく務めるストーリーテラー役は、安定の類ちゃん節。手を後ろに組んで「それでは、もう1軒」と街に消えるいつものシーンがないのが不思議なくらいだ。紹介された店に行ってみたくなるところも同じで、"物語"であることはわかっているのだけど、見ていると「このお店に行きたい」と思ってしまう。それも、常連たちが楽しい1軒目(1話目)"居酒屋チャンス"だけでなく、その名の通りどつぼにはまったとしかいいようがない残念な2軒目"どつぼ酒場"ですら、怖いもの見たさでちょっと入ってみたくなる。

【特別映像】まるで吉田類さんと一緒に飲んでいるかのような、ほっこり映像>>


そして3話目で、とうとう吉田類が俳優として物語の主役を演じるのだが......これが意外に(といっては失礼か)違和感がない。違和感がないどころか、実に味がある演技だった。本職ではないので演技力をうんぬん評価してもしょうがないが、高知出身の吉田類だけに、土佐のお酒で自分を見つめ直す土佐人の気持ちがうまく作れたのだろう。筆者が見たのはマスコミ試写だったが、観客に感情移入させるその演技にマスコミ試写には珍しく鼻をすする音があちこちから聞こえていた。

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■断言しよう、見ると絶対ホッピーが飲みたくなる

もちろん、吉田類ファンだけが楽しめる作品というわけではない。居酒屋あるあるに笑わされた後、ほっこり温かい気持ちになる物語は、後味が非常にいい。かねて吉田類は「大衆酒場にはドラマがある」と言っているが、その通り「居酒屋っていいなあ」と思わされる。行きつけがある人はその店で、ない人は帰り道にちょっと開拓して、誰かと触れ合いたくなるはずだ。

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そしてなにより......見終わった後、お酒が飲みたくなると断言しよう。特に、1軒目でみんながおいしそうに飲んでいるホッピーはヤバい。普段ホッピーを飲むわけではない筆者も、無性に飲みたくなってしまった。人によっては日本酒かもしれないし、郷土の酒かもしれない。いずれにせよ、お酒が恋しくなるのは間違いない。

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「酒場放浪記」は、番組を見ながら晩酌をして、同じ気分を味わうのがツウの楽しみ方だという。『今宵、ほろ酔い酒場で』も、この映画を肴(さかな)に酒を飲むのがおすすめかも。

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(文/大木信景@HEW
(C)2017『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』製作委員会

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