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シンガーソングライター・佐藤広大が、メジャー第二弾デジタルシングル「MONEY IN THE BANK」を6月21日にリリースした。自身のルーツでもある80年代のR&Bやファンクの要素を取り入れた最新曲は、ナイーブな美声を響かせていた前作からイメージを一変するファンキーな攻めナンバー。最新曲が生まれたサウンドの秘密を語ってくれた。

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佐藤広大、デジタルシングル「MONEY IN THE BANK」を6月21日にリリース


【ミュージックビデオ】「MONEY IN THE BANK」>>


■新曲のイメージモデルは"ルパン三世"

「今回、前作と比べて世界観をガラっと変えています。リスナーの皆さんが困惑するくらいのギャップを楽しんじゃおうと思って(笑)。メジャーデビュー曲『スノーグローブ』とカップリングの『Diamond Dust feat. EXILE SHOKICHI』は、"佐藤広大の今"を作った、"僕のストーリー"について歌いました。最新曲『MONEY IN THE BANK』では、僕が影響を受けた"サウンド面"に、強くフォーカスしています。1985年生まれの僕が生まれた年代でもあり、僕が音楽をやる上でルーツになっている、80年代のブラックミュージックの要素を全面に取り入れたんです」

【ミュージックビデオ】親友EXILE SHOKICHIとの出会いと別れの軌跡を描いた楽曲「スノーグローブ」>>


「『MONEY IN THE BANK』のラップ部分は、特にテンション高めの"オラオラ系"なので、歌い方に勢いをつけてレコーディングしました。でも、僕自身は全く"オラオラ"なタイプではありません(笑)。歌の主人公は僕の憧れの男性像で"ルパン三世"のキャラクターに近いですね。すごく少年っぽい無邪気さもありながらキザなことをしたり、やるべきことは抜かりなく実行するような男というイメージで。そんな歌詞を書きました。
テーマになっている"お金(女性の心)を盗む"というのも、ルパンが財宝を盗んで、いつも(峰)不二子ちゃんを口説いているストーリーとリンクしています。楽曲がクールなので、映像はコミカルな要素も入れたくて。案としてあったのは、金庫の中ですごくセクシーな女性をチラつかせて、僕がいろいろなミッションをクリアするんですけど、金庫破りに成功したら、そこにいたのは僕のオカンだった......とか(笑)。」

■念願の80年代サウンドを実現!"トークボックス"も使用

「僕は、自分がティーンエイジャーだった90年代後半からブラックミュージックを聴き始め、好きになればなるほど『音楽の根源にあるものは何だろう?』とブラックミュージックのルーツを1940年代くらいまで遡りました。70年代までの音楽は楽器の生音が主流でしたが、80年代以降はシンセサイザーなどのデジタルサウンドも取り入れられるようになったので、80年代はサウンド面でも技術面でも大きな変換期だったと思っています。この時代の音楽は、デジタルサウンドでもアナログっぽい雰囲気が残っていたりして、その年代だからこそ鳴らされた音の質感やグルーヴが、僕は大好きなんです」

「特に80年代後半に音楽プロデューサーのテディ・ライリーが作り出した音楽スタイル"ニュー・ジャック・スウィング"の楽曲は、今もよく聞いています。テディが手がけた楽曲を始め、楽器の音に効果音を加える機材"トークボックス"を使った楽曲も、80年代後半から増えていったので、ずっと僕も自分の曲で使いたいと思っていました。最近では日本でも人気の米歌手、ブルーノ・マーズの楽曲で聞けたりもします。僕も、今回の新曲で初めて取り入れることができたので、すごくうれしいです。
トークボックスは、楽器のアンプにつないだビニールチューブを口に咥(くわ)えて歌うように口を動かすと、楽器の音が口の中で共鳴して、ロボットが歌っているような音に聞こえるんです。今の時代に聞くと、懐かしさと近未来感の両方が入り混じった音楽に聞こえると思います。僕が一番この曲でこだわり抜いたのは、実はそこなんです。僕が大好きで自分のルーツでもある80年代のファンクやR&Bテイストのサウンドをベースに、今風にアレンジしたトークボックスのサウンドを取り入れて、"いかにファンキーでご機嫌な曲を作るか"に挑戦したんです。トークボックスをライブで使うステージもやってみたいですね」

■目指すのは"人間ジュークボックス"!?

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佐藤広大、デジタルシングル「MONEY IN THE BANK」を6月21日にリリース


「今も北海道在住ですが、メジャーデビュー後は東京に来る機会が増えています。6月30日には、東京・品川Melody Lineで開催するライブ『TOKYO PREMIUM NIGHT vol.1』を予定しています。僕自身初めてになるアコースティックのみの公演です。CIMBAさん、宏実さんと3人で東京でライブをやるのも初めてですし、僕の兄ちゃんと姉ちゃんのような2人なので、温かい空間になりそうです。オリジナルからカバー、コラボレーションも含めて3人だからこそできるステージにしたいです。シンプルな音で届けるライブになるので、息づかいなどの細かいところまで聞き逃さずに楽しんでほしいです」

「今後はさらに、8月と10月にもデジタルシングルのリリースを控えています。8月の新曲は、もっとヒップホップ寄りにしたり、トークボックスを多用したりしながら、夏らしくアッパーな曲にしたいですね。10月は、佐藤広大の真骨頂とも言えるメッセージナンバーになるかもしれません。リスナーの予想を裏切り続けて、人間ジュークボックスかのように幅広い音楽を作っていきたいです。『マルチにいろいろな音楽に手を出すのが、佐藤広大らしいね』と認識されつつ、根底にあるブレない僕のソウルを感じてくれればうれしいです。僕は高校2年生の時に親友を亡くしたことが音楽を始めるきっかけになっているので、音楽と共に生きていくことの大切さも、伝えていきたいんです」

■ボランティア団体『あおぞらプロジェクト』を通して、後世まで残したい思い

「僕は北海道の子どもたちの未来のために、ボランティア団体『あおぞらプロジェクト』を2014年に立ち上げています。将来を担う子どもたちが元気に生活できるような環境を作りたくて、時計を街に寄贈したり、フリーライブを開催したりしています。子どもたちに愛情を持って行動する大人がいるんだということを感じてほしいんです。子どもたちと触れ合うことによって、僕自身も子どもたちの考えや生き方を学ばせてもらっています」

「僕が愛を伝えれば、子どもたちも愛を返してくれて、その思いは僕の曲作りにも影響を与えています。この活動をきっかけにして作った曲も、実はたくさん書き留めているんです。音楽もボランティア活動も、僕の根底にあるのは、やっぱり愛ですね。この『あおぞらプロジェクト』に関しては、僕の年代だけではなく、文化として次の世代以降も続いてほしいと願っています。一度文化として根付かせれば後世に残せると思います。それは音楽も同じなので、僕も時代を越えて聞いてもらえるような曲を作っていきたいです。人生は一度きりなので、やりたいことをとことんやっていきます!」

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佐藤広大、デジタルシングル「MONEY IN THE BANK」を6月21日にリリース


◆佐藤広大 プロフィール
札幌在住シンガーソングライター。大学在学時代にボーカルユニット"JACKPOT"、コーラスグループ"Symphony"のメンバーとして活躍し、2009年より本格的にシンガーを目指す。2016年7月にリリースしたシングルCD「My ONLY ONE feat.宏実、YUTAKA(Full Of Harmony)」は読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」のEDテーマに選ばれ、オリコンデイリーチャート18位、FM NORTH WAVE「SAPPORO HOT100」2週連続2位を記録。持ち前のコミュニケーション能力を最大限に生かし、現在はNORTH WAVEにて「from R&B」「RADIO GROOVE」のレギュラーを持つ。2017年2月にシングル「スノーグローブ」(C/W Diamond Dust feat. EXILE SHOKICHI)でメジャーデビューを果たした。
<座右の銘>一日一善

(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

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