ここから本文です

空知英秋の大人気コミックを、映画『勇者ヨシヒコ』シリーズなどの福田雄一監督で実写映画化した『銀魂』(7月14日公開)。個性的なキャラクターが数多く登場するなかでも、かわいい容姿とは裏腹のぶっ飛びキャラが人気のヒロイン・神楽(かぐら)。実写化が発表されたとき「誰が演じるのか」と話題になったが、その大役を担ったのが橋本環奈だ。オファーを受けたとき「本当に?」と何度も聞き返したという橋本が、福田組での撮影エピソードや作品の魅力を語った。

サムネイル

橋本環奈がヒロイン・神楽(かぐら)役で出演する 『銀魂』(7月14日公開)


【予告編映像】映画『銀魂』>>


■人気キャラを演じることも「プレッシャーではなくうれしい」

【1分でわかる銀魂】映像>>


――『銀魂』の神楽という役のオファーを受けたとき、率直にどんな感想を持ちましたか?

橋本: 移動中の車内で仕事のスケジュールを確認しているときに聞いたのですが、すごく有名なキャラクターですし「本当に神楽(の役)ですか?」って何度も聞き返してしまいました。

サムネイル
橋本環奈がヒロイン・神楽(かぐら)役で出演する 『銀魂』(7月14日公開)


――そんな人気キャラを演じるということで、プレッシャーはありませんでしたか?

橋本: 私自身、初めてのことを不安に思うタイプではないので、単純にうれしかったしワクワクしました。あとは「勇者ヨシヒコ」など福田監督作品が大好きだったので、福田組に参加できるという喜びもありました。

サムネイル
橋本環奈がヒロイン・神楽(かぐら)役で出演する 『銀魂』(7月14日公開)


――劇中、かなり激しいアクションもあります。神楽はかなりの戦闘能力を持っているので大変ではなかったですか?

橋本: アニメや原作のクオリティを落とさず実写で演じなくてはいけないので、すごく大変でした。特に、(菜々緒演じる)来島また子とのシーンは、身長差が20センチぐらいある菜々緒さんの顔にキックを入れるので、ワイヤーで吊(つ)られているんです。でも自分から飛び上がっていくように見えなくてはいけないので、とても難しかったし苦労しました。

――出来上がった映像をみていかがでしたか?

橋本: すごく時間を掛けて撮ったシーンも、映画にするとすごく短くカットが割られたりしているので、本当にアクションの撮影は大変だなって思いました。でも何ともいえない楽しさがありました。チームワークも必要ですし、完璧を求めて全力で取り組めるっていいですよね。

サムネイル
橋本環奈がヒロイン・神楽(かぐら)役で出演する 『銀魂』(7月14日公開)


――アクション映画として迫力がある作品ですよね。

橋本: そうなんです。福田監督が「アクションをしっかり突き詰めていかないと、笑いが面白くならない」って常日頃言っていたんです。『銀魂』の良さって、面白いところはもちろんなのですが、格好いいところはとても格好いいし、名セリフもたくさん出てくるし、人を大切にする温かみもある、笑って泣ける作品なんです。そういう部分が映画に表現されています。

■福田監督は笑い以外もとても繊細!

【特別映像】映画『銀魂』>>


――初めての福田組はいかがでしたか?

橋本: 福田監督がとても繊細で丁寧な作品づくりをされているのを感じました。神楽に関しても、イントネーションや髪の色、チャイナ服の裾の長さなど、すごくこだわっていました。それって、原作へのリスペクトだと思うんです。

―― 一方で、現場は男子校的なノリだとお聞きしたのですが。

橋本: そうなんです。ずっと笑っていました。みなさん本当に面白くて、私もすごくいじられるし......。特に(岡田似蔵役の)新井(浩文)さんが「俺には(劇中)笑い(のシーン)がないから耐えられない」って仰っていて、稽古中でも一番飛ばしてしゃべっていました。それがめちゃくちゃ面白かったです。
休憩中も、小栗(旬)さんや菅田(将暉)さん、真撰組のみなさん、(佐藤)二朗さん、ヤスケン(安田顕)さんとか、みなさん本当に面白かったです。

サムネイル
橋本環奈がヒロイン・神楽(かぐら)役で出演する 『銀魂』(7月14日公開)


――そんななか、橋本さんはどんな立ち位置だったのですか?

橋本: とにかく笑っていました。でも撮影以外でも笑いを求められるのが大変でしたね。みなさん笑いに厳しいので、普通にしゃべっていても「オチがないよ」とか言われて、ボケないといけないような雰囲気でした(笑)。

■『銀魂』座長・小栗さんがいたから安心して楽しめる

――座長である小栗さんはいかがでしたか?

橋本: 現場が楽しかったのは小栗さんがいたからこそだと思いました。小栗さんはいつも柔らかく笑ってくださるし、弱音を吐かず、常に前向きなんです。そういう小栗さんが中心にいて、それを楽しんでいる福田監督がいる。だからみんなが安心していろいろなことができるんだと思います。私はついていくだけでした。

――神楽という役をやることによって、かなり新しい一面を引き出されたのではないでしょうか?

橋本: そうですね。この作品では、白目をむくし、鼻をほじるし、目も口も毛穴も開いて、かなり突き抜けた役でしたからね(笑)。コメディ部分だけではなく、アクションシーンでも新しい橋本環奈を見せられたのではないかと思います。

――福田監督との話で印象に残っていることはありますか?

橋本: 撮影の休憩中に「カンカン(橋本)は、普段しゃべっているときに、ムロ(ムロツヨシ)顔するのを止めて」って言われたんです。「勇者ヨシヒコ」でムロさんが演じているメレブのスタンプと私が似ているらしいんです。カメラマンさんからも「ムロ顔」って言われて......。『銀魂』でも『斉木楠雄のΨ難』でも、ムロさんとご一緒のシーンがないので、今度対談しようって言われました。

サムネイル
橋本環奈がヒロイン・神楽(かぐら)役で出演する 『銀魂』(7月14日公開)


――最後に座右の銘を教えてください。

橋本: 「失敗は成功のもと」です。チャレンジしないことが好きじゃないんです。新しいことって最初は誰でも不安になると思うのですが、一回失敗したからって人生は終わりじゃないし、積み重ねていけば成功につながると思うんです。『銀魂』でもアクションが最初なかなかうまくできなかったのですが、失敗を重ねることによって、良いシーンにたどり着けたと思うんです。

(取材・文・写真:磯部正和)
(C)空知英秋/集英社 (C)2017 映画「銀魂」製作委員会

サムネイル
橋本環奈がヒロイン・神楽(かぐら)役で出演する 『銀魂』(7月14日公開)


【スペシャル映像】橋本環奈が8秒間じっと...... 一問一答インタビュー>>


橋本 環奈(はしもと・かんな)
1999年2月3日生まれ、福岡県出身。2011年に是枝裕和監督の『奇跡』でスクリーンデビューを飾ると、2016年公開の『セーラー服と機関銃-卒業-』で映画初主演を果たし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後も、『ハルチカ』(17年)でも主演を務めるなど女優としてのキャリアを積んでいる。

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ