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TBS火曜夜10時のドラマ枠は、『逃げるは恥だが役に立つ』、『カルテット』、『あなたのことはそれほど』と話題作が続いている。この注目枠で7月18日(火)、新ドラマ『カンナさーん!』第1話が放送となった。(初回は15分拡大)

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TBS火曜22時枠 ドラマ視聴率


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本作では、"インスタ女王"渡辺直美がポジティブでパワフルなママ、河東カンナを演じている。アパレルブランドに勤務しながら、一人息子の麗音(川原瑛都)、夫の礼(要潤)との家庭を守り、常に元気で笑顔を絶やさないカンナだが、ある日、夫・礼の浮気が発覚することから物語が始まる。礼から"浮気ではなく本気"と追い打ちをかけられながらも、カンナが仕事、育児にと前向きに奮闘するストーリーだ。

■視聴率は前3作を超える好スタート!

TBS火曜22時枠は、昨年10月~12月クールの『逃げるは恥だが役に立つ』、今年1月~3月クールの『カルテット』、4月~6月クールの『あなたのことはそれほど』とヒットが続いている。しかし初回の視聴率を見ると、『逃げ恥』は10.2%、『カルテット』は9.8%、『あなそれ』は11.1%にとどまっており、12.0%を記録した今作『カンナさーん!』がいずれの話題作をも上回る好記録となった。
過去の『逃げ恥』や『あなそれ』を見ると、回を重ねるごとに右肩上がりに視聴率を上げていったので、同様の道筋をたどることができるかどうかが今後の注目となる。『逃げ恥』では「恋ダンス」、『あなそれ』は東出昌大の「怪演」がSNS等で話題となり徐々に注目度を上げていったため、『カンナさーん!』でもSNS映えする沸騰ワードが生まれるかどうかが一つのポイントになるだろう。

主演・渡辺直美はインスタグラムのフォロワー数が日本一。その数は600万人を超え、2位のローラに200万人以上も差をつける圧倒的な人気を誇っている。SNSで話題が爆発する下地は十分にあるため、今後の展開次第では『逃げ恥』の最終回20.8%を超える視聴率を叩(たた)き出す可能性もあるのではないだろうか。

■コメディではなく泣けるドラマ!? 

本作は、芸人の渡辺直美を主演に抜擢(ばってき)しており、そのパワフルで明るいキャラクターからコメディタッチのドラマを想像していたが、意外にも視聴者からは"泣ける"との声が多く聞かれている。
Yahoo!リアルタイム検索によるTwitterのツイート状況を見ると、以下のような感想が目立った。

「カンナさーん! が終始泣けるドラマだった。息子のために明るく元気に頑張るカンナさんの姿がキラキラして見えて、こんな母親すてきだなぁ理想だなぁと思った!」
「どんな話なのかな~程度で見てみたら、カンナさんで号泣している自分がいた」
「もっとコメディ寄りを想像していたけど、意外に泣ける話だった。渡辺直美の演技もうまかったし次週からも続けて見よう」
「カンナさーん! 元気もらったり、子供の気持ち考えたりむかむかしたりで号泣しながらみた。母は強し」
「カンナさーんやばい。結構ガチで泣ける」

放送日及びその翌日(7月18日~19日)の「カンナさーん」をキーワードとしたツイート件数は14,042件。そのうち、「カンナさーん 泣ける」をワードとした数は182件。また「カンナさーん 号泣」とすると110件のツイートが抽出された。つまり、少なくとも約300人が番組を見て泣いたと報告しているのだ。ツイート総数が約14,000件であることを考えると、割合でいうと約2%、50人に1人が泣いている計算となる。

「今回も不倫の話だけど、面白かった。あなそれと違ってオープンな不倫?」
とのツイートもあるように、今作は不倫を切り口とした話ではあるが、浮気の告白に対して素直に怒りを表現するなど、ドロドロとした恋愛模様を描くわけではなく、また『あなそれ』のようないびつな愛情をテーマとした話でもなさそうだ。

『カルテット』や『あなそれ』は深く考えさせられる内容で、胃にもたれるような重さがある一方で、一人ひとりに感じ方を委ねられるようなずっしりとした食べ応えがあった。しかし今作は、誰が見ても同じ感想を得るようなわかりやすいテーマで、ボリュームはあるものの口当たりがあっさりしているイメージだ。

「こんなに泣けるとはー。独身時代だったらまた違ったかなー」
とのツイートがあるように、カンナと同じ"ママ世代"には深く響く内容となっているが、『カルテット』、『あなそれ』と続く幅広い世代のファン層をとりこにしているかどうかは未知数だ。"ママ世代"以外にも堪能してもらえるような深い味付けを加えることができれば、最終話での『逃げ恥』超えも現実味を帯びてくる。第2話以降の展開に期待したい。

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文責:一般社団法人日本味覚協会 代表 水野考貴
著者ブログ:『味覚ステーション~世界一面白く食品・栄養・味覚を学べるサイト』
監修:次世代メディア研究所

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