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シンガー・家入レオがデビュー5周年第一弾シングル「ずっと、ふたりで」を7月26日にリリースする。同曲は、日本テレビ系日曜ドラマ『愛してたって、秘密はある。』の主題歌だ。ドラマの主題歌を担当する度にターニングポイントを迎えてきた家入は、最新曲で自ら手掛けてきたソングライティングを手放し、初めてシンガーに専念している。4月に行われた初の武道館ワンマンライブも大成功を収め、大きな節目の後に新しく芽生えた思いを語ってくれた。

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家入レオがデビュー5周年第一弾シングル「ずっと、ふたりで」を7月26日にリリース


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■『自分の歌は私の手を離れてみんなの歌になってほしい』という想いがさらに強く

「最新シングル『ずっと、ふたりで』は、活動5周年と初の武道館公演の2つに大きな影響を受けてたどり着いた曲です。ドラマ『愛してたって、秘密はある。』主題歌のお話をいただき、当初は自分で1、2曲作ってドラマ用に準備をしていました。ただ、初の武道館公演という大きなステージを終えたときに、考え方が大きく変わったんです」

「私の今までのライブは、普段から自分の中に溜めがちな行き場のない気持ちを吐き出してゼロに戻していくというスタイルでした。いつも自分で自分を駆り立てて、いろんなアプローチをしていたんです。でも、武道館では初めて『来てくれたみんなありがとう』という感謝の気持ちだけで歌いました。そうしたら、今までより『すごく良かった』と言ってもらえたんです。それで、『音楽は自我を吐き出すためのものじゃないかもしれない』と思い始めました。新曲も、武道館で感じたことにうそをつきたくなかったので、自我が出てきてしまう自作の曲ではなく、他の方に楽曲制作を預けることに決めたんです」

「武道館ライブを経験した後は、『自分の歌がみんなの歌になってほしい』というのが曲を作る上で最大のテーマになりました。私の歌がみんなの人生の背景になることによって、みんなが自分の思いを歌に重ねていけると思っています。今の私は、私の曲が自分の意図したところから離れてファンの新たな解釈が加わるならば、それも全部受け止めたいという気持ちでいます。そこがまた音楽のすてきなところだなと思うようになりました」

■もっといっぱい傷ついたり恋したりして、いろんな経験を積みたい(笑)

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家入レオがデビュー5周年第一弾シングル「ずっと、ふたりで」を7月26日にリリース


「『ずっと、ふたりで』が主題歌に起用されたドラマ『愛してたって、秘密はある。』は、脚本を見せていただいて、"やっぱり愛って残酷だな"とすごく思いました。主人公を演じる福士(蒼汰)さんをはじめ登場人物はみんな秘密があるので、主題歌はドラマのどの人物にも当てはまる歌になりました。自分を含めて人は綺麗なだけでは生きていけないと理解しているけれど、大切な人の前では真っ白でいたいと思ってしまう、その歯がゆさや切なさも描かれているドラマだと思います。ドラマのプロデューサーさんたちとストーリーについて話しているうちに、『そうやってジタバタしていても大丈夫だよ』『目の前に今いる君のことが好きだし、大切だと思っているから』と人に伝えたいし、私も言われたいという気持ちがわきました。歌詞にある『目の前の君以外 どうだって良いんだよ』という言葉に、このドラマに込められたメッセージが凝縮されていると思います」

「『ずっと、ふたりで』の楽曲制作をお願いした杉山勝彦さんは、私が学生時代に感動した中島美嘉さんの曲『一番綺麗な私を』の制作者として、その存在を知りました。いつか一緒に曲作りをさせていただければと思っていましたが私は自作の曲へのこだわりがあったし、杉山さんも作詞・作曲・編曲の全部を1人で作る方だったので、お互いにお願いするのは無理だと諦めていました。でも、誰かに楽曲制作を委ねてみたいこのタイミングで、ついに杉山さんにお願いすることができたので、『いろんなことがいつかつながっていくんだな』と、しみじみ思いました」

「今回私はシンガーに徹して、"楽曲に自我を置かない"をテーマに進めたんです。楽曲提供をいろんな作家さんたちから受ける場合も、『家入レオに歌ってもらってこそ、曲の世界観が完成されるんだよね』などと言ってもらえる存在になりたいです。作家さんたちが作る曲は、本当に緻密に計算されていて、素晴らしいメロディーが多いと思います。今後も、誰かに曲を預けてコラボレートしていきたいです。『レオが歌うと言葉がすごく響くんだよね』と言ってもらえたらうれしいです。そのためには、もっといっぱい傷ついたり恋したりして、いろんな経験を積みたいです。でも、傷つくことに対しての怖さはめっちゃありますよ(笑)! それでも、助けを求めたら支えてくれる方たちが周りにいるので、安心して新しいことにも挑戦していきたいです」

■『熱意が大事』『熱意は返ってくる』、要は"やるかやらないか"

「一緒に作品作りをしてくれる方たちのことをより一層信じています。皆さんが、膨大な時間をかけて私に合うものを提案してくださるので、『間違いないぞ、安心して乗っかろう』という気持ちが自然と生まれるようになったんです。『良い作品を残していきたい』という核になる部分はブレずに、オープンな気持ちでいるようになってからは、クリエイティブな方からよく声をかけていただけるようになりました。『熱意は返ってくる』と思いましたね。
『僕たちの未来』のMVを監督していただいた坂本あゆみさんも、ご一緒できてうれしかったクリエイターの1人です。楽曲と同時リリースされるライブ映像作品『5th Anniversary Live at 日本武道館』の監督もお願いしました。

【ミュージックビデオ】家入レオ 「僕たちの未来」(2016年5月11日リリース)>>


「今年の3月に、オーストラリア旅行へ行ってきたのですが、そこでも"熱意が大事"という経験をしました。ホテルからレストランに向かって通りを歩いていたら、一緒に行った友人が現地の中学生くらいの男の子にからかわれて、手荷物を奪われキャッチボールで遊ばれちゃったんです。私は焦って『返して、返して!』と英語で呼びかけていたんですが、返してくれませんでした。そこで思い切って『ちょっと本当にふざけるのやめて! 返して!』と怒りながら日本語で言ったらあっさり返してくれました(笑)。やっぱり気持ちが大事なんだなと、そこでも悟りましたね(笑)」

「以前は、『歌うこと以外できないです......』と自ら扉を閉ざしてしまうこともけっこうありました。でも、物事は才能があるかないかだけではなく、要は"やるかやらないか""真剣な気持ちがあるかないか"の問題なんだと思います。そう考えるようになったので、もっといろんなことに挑戦していきたいという覚悟が決まりましたね。アーティストとしてだけではなく声優やナレーションなど、さらに新しいことにも挑戦していきたいです」

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家入レオがデビュー5周年第一弾シングル「ずっと、ふたりで」を7月26日にリリース


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◆家入レオ プロフィール
福岡出身。13歳で音楽塾ヴォイスの門をたたき、青春期ならではの叫び・葛藤を爆発させた「サブリナ」を完成させた15歳の時、音楽の道で生きていくことを決意。2012年にメジャー・デビューを果たし、1stアルバム『LEO』がオリコン2週連続2位を記録。第54回日本レコード大賞最優秀新人賞他数多くの新人賞を受賞。2月15日には、活動5周年を記念して『5th Anniversary Best』をリリース。4月には、初の武道館公演を成功させた。10代の瑞々(みずみず)しい感性はそのままに、大人の女性シンガーとして成長著しい。
<座右の銘>「凛として花一輪」

(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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