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毎週水曜夜10時より日本テレビ系列にて放送の『過保護のカホコ』。
本作は、愛情だけを一心に注がれ、異常なまでに過保護な環境で育った"奇跡の純粋培養人間" 根本加穂子(高畑充希)が、性格が全く反対な青年・麦野初(竹内涼真)との出逢(あ)いを通じて成長していく物語。7月26日の第3話では、はじめてカホコが母親・泉(黒木瞳)に反抗し、勢いそのままに初に告白をした場面で終幕を迎えた。

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日テレ水曜22時枠 ドラマ視聴率


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視聴率は好調で、初回11.6%、第2話10.8%と続き、最新の第3話では自己最高となる12.0%を記録した。カホコの純粋無垢な様子を「カワイイ」と評価する一方で、世代によって評価が異なるのが本作。世代別のコメントを紹介したい。

■早くも右肩上がりの傾向を見せる『過保護のカホコ』

ドラマの視聴率をアップさせるためには、初回視聴者から、いかに離脱者を減らし、また新規視聴者を獲得するかがポイントとなる。話が面白くなければ離脱者が増え、また評判、話題性が高くなければ新規視聴者は獲得できない。
2017年の水曜夜10時枠ドラマ(日本テレビ系)の視聴率を見ると、1~3月クールに放送された『東京タラレバ娘』、4~6月クールの『母になる』ともに、全10話中、初回または第2話の視聴率が一番高く、最終話までその数値を超えることができなかった。しかし今クール『過保護のカホコ』は、最新話(第3話)が一番視聴率が高い状況で、早くも右肩上がりの傾向を見せている。

これには、特に若い世代からの評価が高く、SNSなどでの反響が大きいことが一つの要因だろう。Twitter上では「過保護のカホコおもしろい」、「カホコちゃん見てると癒される~」と絶賛の声が多く聞かれる。

■世代により感じ方が正反対!?

データニュース社「テレビウォッチャー」調査に寄せられた視聴者の感想を見ると、世代により感じ方が異なることが見て取れる。

まず30~40代の視聴者からは、そもそも過保護すぎる設定に対して「現実離れ」を感じる声が目立つ。

「設定がちょっと無理」(48歳女性)
「さすがにぶりっ子すぎる」(31歳女性)
「話の内容が自分には想像つかなすぎるので面白くない」(46歳男性)
「現実離れしている内容だった」(49歳男性)

ただし同世代には、設定に違和感を持ちながらも、ポジティブに捉える層もいるようだ。

「カホコの設定はありえないけど、家族で見られて楽しい」(45歳女性)
「カホコのありえないピュアさにツッコミを入れつつ、成長ぶりが楽しみになるドラマだと思う」(43歳女性)

しかし、さらに上の50~60代となると、非現実さを通り越してイライラの感情さえ芽生えている。

「魅力的な人物がおらず、ややイライラ感がつのった」(52歳女性)
「このドラマのどこがおもしろいのだろう?」(61歳女性)

このように高年齢層からはネガティブな意見も見られる中、10~20代の若者が多く使用しているSNSでは絶賛の声が多い。Yahoo!リアルタイム検索によるTwitter上の声を見ると、以下のような好印象の声が目立つ。

「あー過保護のカホコかわいい~ あんな純粋に恋してみたいな~」
「カホコ可愛いなぁ、けなげで、一生懸命で。」
「カホコ可愛すぎやし、涼真くんイケメンすぎ! 続きがはやくみたい...。」

またかわいい、イケメンという声以外にも、過保護という設定に共感する声も多い。

「過保護のカホコみてるけど昔の自分と親みたい」
「過保護のカホコ。りあるにわたしのおかあさんまんま。」
「カホコめっちゃ共感出来るしなによりうちの家庭みたい。」
「過保護のカホコ見てると共感しすぎてああ...ってなる。我が家もあれほどじゃないけど放任主義か過保護かって言ったら過保護寄りだから、なんか色々すごい分かる。なんでもやってもらいすぎると困るなって20歳超えてすごい思ってる今」

このように、世代によって感じ方がほぼ正反対となるドラマも珍しい。
30代の筆者も、ドラマを見た瞬間にはどうしても自分の価値観から「設定が現実離れしている」と感じたので、SNS上で共感の声が続出しているのを見たときは驚きが隠せなかった。このように「世代による価値観のズレ」を確認することができるのはドラマの持つ特長の一つだろう。
ただし、この価値観の相違は、高年齢層視聴者の離脱を引き起こす一つの要因となる。視聴者の流出を引き止め、また新規視聴者を獲得するためには、さらなる話題性の向上がポイントになるだろう。第3話の終盤に見られた「カホコの怒り爆発&告白」はインパクト十分だったので、今後のストーリー次第ではさらに評判を呼ぶこともできそうだ。果たして第4話以降も右肩上がりの視聴率傾向を維持できるか、今後の展開に期待したい。

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文責:一般社団法人日本味覚協会 代表 水野考貴
著者ブログ:『味覚ステーション~世界一面白く食品・栄養・味覚を学べるサイト』
監修:次世代メディア研究所

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