ここから本文です

1人で「旅人」「フォトグラファー」「ライター」の3役をこなす職業"トラベルフォトライター"として活躍している田島知華(はるか)。"たじはる"の愛称でも親しまれ、2015年には著書『旅ガール、地球3周分のときめき』も発売されている。25歳の若さで50カ国以上の国を旅した経験を持ち、色鮮やかで絵画のような写真は、たくさんの女性をとりこにしている。彼女を地球3周分にもなる旅へと駆り立てたものとは?

サムネイル

(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 トラベルフォトライター・田島知華)


旅ガールが撮影した絵画のような写真>>


■天職のきっかけは亡き祖父からのプレゼント

「私が"トラベルフォトライター"として引き受けている主な仕事は、旅行会社のパンフレット撮影や旅行の企画提案ですね。国内向けにJRさんや私鉄各線ともお仕事をしています。必ず写真と文章のセットで依頼されています。私は、もともと高校生の時からインテリアコーディネーターになりたいと思っていたんです。旅行を始めたのは、大学で建築学を専攻していた19歳のとき、今まで厳しくてお小遣いもくれたことのない祖父が一年早い成人祝いとして『自分のためになることに使いなさい』と、まとまったお金を渡してくれたのがきっかけです。そのお金を元に、大好きな建築物を実際に自分の目で見に行こうと、ドイツやオーストリアなど東欧周遊の1人旅に出ました」

「その後、祖父は私が旅行から帰ってきて2週間後くらいに亡くなったんです。普段はお小遣いやプレゼントをくれる祖父ではなかったので、ひょっとしたら、死期を見越して早めの成人祝いをくれたのかもしれません。その初1人旅をきっかけに、すっかり旅に魅了されてアルバイトをしては旅に出かけていました。そして、周りが就職活動をし始めた頃、自分の将来を考えたとき、私が好きなこと・やりたいことは、『やはり旅しかない! 旅を仕事にしたい。』と思ったんです。フリーで仕事を始めたものの、最初は仕事が全然入りませんでした。一人暮らしだったので生活費も稼がなきゃいけなかったし、IT系アパレル会社でアルバイトをさせてもらいながらも『これで良かったのかな?』と自問自答する日々でしたね」

25歳美女が50カ国以上を一人旅した訳>>


「そこで偶然、アルバイトをしていたIT系アパレル会社がメディアを立ち上げることになり、やったこともないライター業務を任されました。しかも誰も教えてくれる人もいなくて。でも、昔から本を読むのが好きで文章を書くことも好きだったので、自分なりに考えて記事を作ってみました。試行錯誤しながら何度も記事を書いているうちに、『私ならではの記事を書きたい』という気持ちが強くなり、『この絶景の地を旅するときは、このバッグ』というような、自分の旅の経験とファッションを組み合わせた記事を書いてみました。その記事はすごく人気が出たので、どういう表現をすると女性に好まれるのか勉強になりました。でも、旅そのものについて書きたいという思いはますます強くなっていったんです。私が旅の中で撮影してきた写真を使って書いた記事は、とにかく写真の反響がすごく大きかったですし、既にたくさんいる"トラベルライター"とは違う形にしたかったので、"トラベルフォトライター"という新しい肩書を作って、今の仕事をスタートさせました」

■"魔法のパスポート"を使えばもっと人生楽しい!

イタリア人男性のロマンチックな罠とは>>


「旅の楽しさは、自分の世界が広がる体験と狭くなる体験が同時に起こることですね。一度海外へ飛び出して自分の目でその土地を経験してくると、普段の自分の行動範囲の一部のような感覚になります。東京都内に住んでいて、『ちょっと見たい絵があるから表参道まで』というのと『ちょっとフランスまで』という感覚が近くなります(笑)。日本は島国なので、海を渡るのに抵抗がある方もいらっしゃると思います。でも、特に日本のパスポートの信頼度はトップクラスなので、ビザなしで訪れることができる国が150カ国以上あるんです。私は、"魔法のパスポート"と呼んでいるくらいです(笑)。日本に生まれてその資格があるのに海外旅行に行かないのは、部屋のドアが開いているのに自ら出ようとしないことと同じだと思うんです。『海外旅行に行かないと損をする』とまでは言いませんが、海外には日本で体験できない楽しいことやさまざまな人との出会い、おいしい食べ物もあります。それに、私自身も海外に出て行ったことによって、日本の素晴らしい所に気づけたので、生まれ育った自分の国のことをますます好きになれるのも、海外旅行の良いところです」

「女子旅」にオススメな海外のスポット>>


「1人旅を楽しむポイントは、現地の人と絡むことですね。私はいまだに英語もあまり話せなくて、なんとか単語で頑張っている程度なんです。それでも写真撮影のお願いをきっかけに仲良くなって、そのまま一緒にご飯を食べに行くこともあります。女性の1人旅は危険が伴うイメージもありますが、地元の警察官や食事をしたレストランの店員さんに、危険なエリアを聞いておくなど、安全対策をしておくことが大事です。自分の身を守れるのは自分だけなので。ときどき後ろを振り返ったりしながら、周囲をちゃんと警戒しているそぶりをしておくことも必須としています。それに、女性は指輪を左手の薬指につけておくと、男性に声をかけられたときも、『夫(ボーイフレンド)がその店で待っているから』などと言って、面倒なトラブルを防げますよ」

■旅立つ前はやっぱり怖い......

「旅行に行かないときの私は、家で原稿を書いたり写真を整理したりしながら、わりと引きこもって仕事をしています(笑)。常にアクティブに動いているように思われますが、旅に出るか家にいるかという生活です。いろいろ旅をしていると、移住してみたいなと思う場所も出てくるんですが、ニュージーランドはいつか本気で住みたいと思っています。昨年訪れてからすっかり好きになってしまいました。自然が豊かだし、治安がとにかくよくて、警察官が暇すぎて犬の散歩をしているくらい(笑)」

「今後は、雑誌やメディアにもっと出て、旅の楽しさを伝えていきたいです。それに、女性ファッション誌で連載もやってみたいですね。私の写真や本を見てくださる方は、女性が多いですし、なんだかんだ言って女性の方が男性よりも旅に出る思い切りの良さがあると思います(笑)。旅に出ようか迷っている女性たちが、一歩踏み出す支えになれたらうれしいです。でも実は、私も旅に出る前って毎回怖いんです......。今回こそ死んじゃうんじゃないかなと不安に思っています。でも、『心配するよりまずはやってみよう』という思いの積み重ねで、気がついたら50カ国以上も旅に出ていましたね(笑)」

サムネイル
(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 トラベルフォトライター・田島知華)


◆田島知華(たじはる) プロフィール
1991年福岡県生まれ。東京都在住。トラベルフォトライター/女子旅アドバイザー
著書『旅ガール、地球3周分のときめき』(廣済堂出版)が発売中。
「旅人」「フォトグラファー」「ライター」全てを一人で担う新しい職業、「トラベルフォトライター」としてオリジナリティのある記事を様々な媒体で発信。旅行会社のパンフレット撮影やオリジナルツアー企画なども監修する。また、自身の経験を元に女子旅アドバイザーとしてSNS向けの写真の撮り方や旅先でのファッション、美容法、女子ならではの悩みを解決するためのアドバイスをして旅する女子を増やしている。
<座右の銘>「何事も成功するまでは不可能に思えるものである」


その他の出演番組>>

・日本の良さを再発見した海外少女との出会い
・女性の一人旅に便利な意外なアイテム
・海外の一人旅で気をつけるべきこととは

(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ