ここから本文です

毎週金曜夜11時15分より放送の『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系列)。
山崎育三郎が、歌やダンスを織り交ぜながら、結婚相談所の所長・藍野真伍という役柄をユニークかつコミカルに演じている。「成婚率100%! 理想の相手が必ず見つかる!」がうたい文句で、入会金は200万円と高額ながらお望みの相手と確実に結婚できるという設定だ。

サムネイル

中村アン, May 03, 2017 : ファッション&音楽イベント「マイナビ GirlsAward(ガールズアワード) 2017 SPRING/SUMMER」に出演(写真:MANTAN/アフロ)


【無料配信】「あいの結婚相談所」配信中>>


■第4話のあらすじ

信用金庫に勤務するマラソンランナー・路子(谷村美月)とジムのインストラクターである美濃(大東駿介)は藍野の紹介により結婚が決まっていた。
ところが数日後、美濃は婚約を解消したいと言ってくる。シスター・エリザベス(高梨臨)は何とか理由を聞き出そうとするが、美濃は「こちらの問題」と硬く口を閉ざす。
そんな中、路子のもとには勤務先に脅迫めいた手紙が届いたり、身の危険を感じるような出来事が発生するなど不穏な空気が。また、魅力的な美女・金城麗美(中村アン)が現れ、二人の関係を乱していく。美濃と付き合っているという麗美に対し、話し合いを求めた路子は「今度のマラソン大会で3位以内に入れば麗美は身を引いてもらう。もし駄目なら婚約破棄に関するお金も要らず、あきらめる」と賭けを切り出す。

■"婚約破棄"は現実にも多い!? 

「どんなに固い約束をしても人の気持ちは変わるもの」と藍野が言うように、結婚・婚活の現場でも婚約破棄に至るケースは多い。
筆者がかつて結婚式場に支配人として勤務していた頃、そのような場面に幾度も遭遇した。また現在の結婚相談所の現場においても"心変わり"して結婚が破談になる苦い経験をしたことがある。タイミングとしては結婚式の約2カ月前、列席者に向けて招待状を出す時期にこのような事件が勃発する事が多い。出来上がった招待状を見てこれを出したら取り返しがつかなくなると感じるのだろうか。このような場合には本人同士はもとより家族や周りの人もつらい思いをしなければならない。間を取り持つように、とにかくできる限りの事をするが、一度決心した破談の選択を撤回するのは難しい場合が多い。

ドラマでは、損害賠償を請求しようと提案する藍野に対し、路子は「そんなお金はいりません。私は美濃さんを信じています」と言う。とてもけなげだ。

現実には、こんな場合「プレゼントしたものを返して欲しい」とか「今までデートに使った費用を返して欲しい」とセコイことを言ってくる人がいる。こんな事を言ってくる相手であれば別れるという判断は正解であろう。これほど器量の小さな人間はこちらから願い下げだ。結婚前にわかってよかったと思った方が良い。

■「信じる力」を願うドラマ

この番組は、「信じる力」を持って欲しいと願うメッセージが込められているのではないだろうか。
前回の第3話では藍野の「相手を信じて手を離さない勇気」が大事だというセリフが印象的であった。つないでいた手を放してしまう前に一番してほしい事が、相手を信じてあげる事である。本ドラマのように、相手を信じる事で自分も救われることがあるのではないだろうか。
長い人生をともに歩む二人には山あり谷あり、さまざまな出来事が待ち受けているであろう。相手を信じる事。思いやる事。そしてその思いを相手に伝える事ができているか否かで、その後の人生の明暗が分かれる。「あの時もっとこうしていれば」と、後悔をすることのないようにしたいものである。
そしてこんな局面に遭遇した時に一人で抱え込まないで欲しい。
信頼して相談できる誰かが傍にいてほしいものだ。的確な判断をして最善の道を示してくれる人。近年はただ機械的に条件をマッチングするだけの方も多いが、本来はこの役割こそが結婚相談所のアドバイザーに求められる一番のポイントだと思う。

ミュージカル風にコミカルに映し出される場面も多い本番組。ストーリーが展開する途中で突然歌ったり踊ったりする演出は、よく言えば舞台をみるようだが、テレビドラマのリアリティとしては少々ついていけないと感じている視聴者も少なくないようだ。視聴率は初回こそ5.1%と金曜23時台の放送としてはまずまずだったが、第2話以降3.6%、第3話3.1%と右肩下がりとなっている。
だが、時折見られる藍野所長のセリフからは結婚、婚活について考えさせられる点が多い。内面を見てその人の真の幸せをプロデュースする『あいの結婚相談所』。番組を通して本当に自分にとって大切なものに気付けるかもしれない。

【無料配信】「あいの結婚相談所」配信中>>

文責:ユイ・ウェディング 代表 木村美智代
監修:次世代メディア研究所

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ