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8月20日に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、高橋一生演じる小野政次が死を迎えた。愛する人を守るために、愛する人に殺されるという"壮絶な愛の形"が視聴者に衝撃を与えた。

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高橋一生, Apr 13, 2017 : 「3月のライオン」林田高志役で出演 (写真:MANTAN/アフロ)


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「おんな城主 直虎」は、戦国時代に女だてらに家督を継いだ井伊直虎をテーマに、柴咲コウが主演。小野政次は、井伊家筆頭家老・小野政直の嫡男で、直虎と、その元許嫁である井伊直親 (三浦春馬)の幼馴染(おさななじみ)という役どころ。井伊家の人々から裏切り者と思われながらも、本当は誰よりも直虎のことを思っているというけなげさが、視聴者の間で「ツンデレ」と話題になり、物語中でも屈指の人気キャラクターとなった。

そして8月20日放送の第33回「嫌われ政次の一生」(有名作品をもじったサブタイトルも見どころ!)では、政次の最期が描かれた。政次は、徳川勢に弓を引いた罪を押し付けられる。いったん隠し里に身を寄せた彼だったが、すべては自らのたくらみと名乗り出て、徳川に仇(あだ)なす者として磔(はりつけ)の刑に処される――。

政次は、直虎を守るために罪を背負った。その思いを汲(く)み、直虎は「われが送ってやらねば」と決意。磔(はりつけ)にされた政次を「地獄へ落ちろ! よくもわれをここまで欺いてくれたな!」と自ら槍(やり)を取って刺す。直虎に疑いをかけたくないという自身の願いが伝わったことを感じた政次はほほ笑み、「地獄の底から見届けてやる」と言い残して絶命したのだった。

この一連の"ラブシーン"は、視聴者に強い印象を残した。Twitter上では、「2人にしかわかない愛の形」「究極の愛」「壮絶な愛」と絶賛されており、「大河史上に残る名シーン」との呼び声も高い。
追悼企画として、辞世の句と禅語「百尺竿頭進一歩」を政次自身の朗読と「直虎」の音楽を担当している作曲家・菅野よう子の音楽でつづったCD『鶴のうた』が8月23日に緊急発売されるという異例の発表もあった。

8月27日放送の次回では、政次を失い直虎が放心状態にある一方で、戦には一切関わりたくないと考えている龍雲丸(柳楽優弥)に決断の時が迫る。「おんな城主 直虎」は、社会現象とも言えるヒットを飛ばした「真田丸」の後という難しい状況での放送スタートだったが、緻密なストーリーでこちらも好評を博している。今年1月より放送スタートして、物語も折り返し地点を過ぎた。今後また新たな名シーンが生まれることを楽しみにしたい。

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(文/原田美紗@HEW

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