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ちょっとしたイタズラのつもりで10人殺してしまった高校生たちの逃亡劇を描いたフジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」(窪田正孝 主演・毎週火曜21時~)。いよいよ物語も後半戦へ。現在、第1話~6話までのダイジェスト特番を配信中。まだ間に合う!

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窪田正孝, Jul 13, 2017 : ドラマ「僕たちがやりました」の制作発表会見(写真:MANTAN/アフロ)


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■悪ふざけが爆発事件へと発展

「そこそこで生きられればいい」と考える今時の高校生トビオ(窪田正孝)は、同じ凡下高校に通うマル(葉山奨之)、伊佐美(間宮祥太朗)、卒業生でニートだけど超金持ちなパイセン(今野浩喜)と一緒に遊び回る日々を送っていた。

そんなある日、マルがヤンキーの巣窟・矢波高の生徒にボコボコにされてしまう。4人はその報復と称して、深夜の矢波高に忍び込み、ネットで調べて作った簡易爆弾をイタズラ目的で設置。しかし、その爆弾が思わぬ大爆発を起こし、10人の死者が出る大惨事になってしまい――。

■過激な暴力と性の描写は話題作りのためではない

「僕たちがやりました」で話題になっているのは、過激な暴力と性の描写だ。原作漫画よりは多少マイルドな表現になっているが、それでもゴールデンで放送するにはギリギリを攻めていると言えよう。だが、これは何も話題作りのために無理に過激にしているわけではない。しっかりとした意味があることを感じられる。

例えば、マルが矢波高の生徒にやられるシーン。弱い者同士で殺し合いをさせ、死ぬ思いで勝ったマルを、矢波高生は笑いながらボコボコにする。あれを軽く小突かれる程度にしてしまうと恨みが軽くなり、トビオたちの情状酌量の余地がゼロになってしまうだろう。視聴者がトビオたちに感情移入できるよう、矢波高生を極悪に演出しているのだ。

物語には性描写も必要不可欠だ。ごく普通の高校生が、罪の重さに耐えきれなくなり、現実逃避として性に溺れていく。これがキスのみの奇麗な恋愛にしてしまうと、意味合いがまるで変わってきてしまう。人を殺してしまったトビオは、もう正常な判断などできないのだ。

■人間の醜い責任の押し付け合い

「僕たちがやりました」の見どころのひとつは、追い込まれた人間のあがく様だ。大きな罪を背負ったことで、普通の人間たちが醜く変貌する。"仲間から金を盗んでキャバクラに通い詰める"、"仲間の彼女を寝取る"、"人を殺した責任を擦り付け合う"......。自暴自棄になった彼らは最低の行為を繰り返すが、これがどうにも人間の弱さと悲しみを感じさせ、物語がリアリティをもって視聴者に迫ってくる。

8月22日に放送された第6話までは無我夢中に逃げ回る青春逃亡劇だったが、原作漫画の通りなら、後半は罪の重さと正面から向き合うヒューマン・サスペンスになるはず。今が「僕たちがやりました」のターニングポイント、見ていないという人もまだ間に合うはずだ。

フジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」は毎週火曜21時~。

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(文/沢野奈津夫@HEW

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