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5人組ロックバンドMrs. GREEN APPLEが、5thシングル「WanteD! WanteD!」を8月30日にリリースする。窪田正孝 主演のカンテレ・フジテレビ系 火9ドラマ「僕たちがやりました」のオープニング曲として書き下ろされた新曲は、10代の若者の現状に鋭く切り込む歌詞が魅力の、攻めたアップテンポのナンバー。
今回、大森元貴(Vo./Gt.)若井滉斗(Gt.)藤澤涼架(Kb.)山中綾華(Dr.)高野清宗(B.)の5人が、お互いにツッコミ合いながらの和気藹々としたインタビューとなった。※高野清宗の「高」は「はしごだか」が正式表記。

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Mrs. GREEN APPLEが、5thシングル「WanteD! WanteD!」を8月30日にリリース


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■僕の中のフィルターが一枚なくなった......

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Mrs. GREEN APPLEが、5thシングル「WanteD! WanteD!」を8月30日にリリース


大森元貴(以下大森): 「新曲『WanteD! WanteD!』は、ドラマ『僕たちがやりました』への書き下ろしで、このドラマには夢もなく精一杯何かをがんばって生きるのがダサいと思っている高校生たちが登場します。彼らが大事件を起こして、皮肉にも必死に生きることになる逃亡劇です。ちょうど僕らよりも若い10代の人たちをテーマにした曲を作りたいと思っていたところでした。原作漫画でも作品のテーマやエピソードの一つ一つが重厚だったので、そこを薄めないような曲作りを目指しました」

「今の若い世代の人たちは、生活の中でSNSの存在が大きいものになっています。見ず知らずの人から気安く批判されたり、面と向かわずに悪口を言い合えたりするので、『自分が本当に思っていることをさらけ出さない=本当の自分から逃げている』という人も多いんじゃないかと思います。涼ちゃん(藤澤涼架)も何か言いたそうだけど、どうですか(笑)?」

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左から、山中綾華(Dr.)藤澤涼架(Kb.)大森元貴(Vo./Gt.)若井滉斗(Gt.)高野清宗(B.)


藤澤涼架(以下藤澤): 「(笑)。24歳の僕が学生だった頃を振り返ると、すごく(大森)元貴の歌詞に共感できました。気が合う人たちと仲間になっていくのは自然なことですが、その中だけでつるんでいたのでは、人間関係からの"逃げ"だと思います。SNS上のことだけではないですね」

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Mrs. GREEN APPLEが、5thシングル「WanteD! WanteD!」を8月30日にリリース


大森: 「今までの曲作りは、僕が理屈抜きに書きたいと思ったことを瞬発的に作って、バンドに曲提供をしているような、客観性のあるスタンスでした。でも、『WanteD! WanteD!』を制作するときは、僕の中にあった変なフィルターが一枚なくなったような感覚があって、個人的に大きな変化がありました。ようやく曲が自分のものになってきたと思えたんです。
自分のアーティストとしてのアイデンティティを強く出したくなりました。それにこの曲は、固定概念や先入観から解放されたものにしたかったので、サウンド面でも最近インスピレーションを受けた洋楽R&Bの要素も取り入れています。今までの僕らの曲を知っているファンの方にも、新鮮に感じてもらえるんじゃないかと思います」

■『ツマラヌ オトナドモ』若者と大人の間にいる今だからこそ書いておきたい

大森: 「この曲の中で『ツマラヌ オトナドモ』という歌詞があるんですが、僕は今20歳なので、若者と大人の間にいるフラットな立場だからこそ書いておきたいと思ったんです。僕もこれからさらに大人になっていきますが、変に器用にならずにうれしさや悲しさを素直に表して、人前でちゃんと恥もかける大人でありたいですね」

山中綾華(以下山中): 「私は自分の経験値や考えだけで正解を決めつけず、他人を受け入れられる心の広さがある大人でいたいですね。私も、(大森)元貴からもらった歌詞を読んで、自分の人生で見落としてきたことに気づかされることも多いんです」

大森: 「100点満点のコメントだね!」

一同: 爆笑

■メンバー内の意外なファッションリーダーは?

大森: 「毎回僕たちは曲に合わせてファッションを変えていますが、ファッションセンスはメンバー内で若井が一番信頼されていますね。新曲ごとに若井がいろいろアイディアを出して、一緒に決めています。休日にみんなで洋服を買いに出かけることもありますよ。ちなみに『WanteD! WanteD!』は、原宿系ファッションをちょっと尖(とが)らせたイメージ」

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Mrs. GREEN APPLEが、5thシングル「WanteD! WanteD!」を8月30日にリリース


若井滉斗(以下若井): 「流行も意識して、ゆったりと着こなす"ビッグシルエット"やダメージジーンズを取り入れました」

大森: 「でも最近は、高野がファッションに目覚めて......」

高野清宗(以下高野): 「服にいろんなワッペンやガラクタみたいなのを......」

全員: 「自分でガラクタ言うなよ(笑)!」

高野: 「おしゃれなネックレスをつけたりしています。注射器の形になっているおもちゃとか(笑)」

大森: 「最近の高野の私服は原宿でも浮くような格好ですね。新しいファッションを逆輸入されたような心境です(笑)。ファンの方は、街中で天然記念物みたいなファッションをしているウチの高野を見かけたら、ぜひ記念に撮影してください(笑)! 高野と涼ちゃんが一緒にいると、街中で『ミセスだ!』と気づかれることが増えましたね」

■バンドの形もどんどん壊していきたい

大森: 「シングル収録曲の『On My MiND』は、"デビュー当時の曲をもう一度やってみる"というのが、個人的なコンセプトでした。若井のギターと山中のドラムはわざと速度を落として演奏した後に改めて早回しして、何かと競い合っているような疾走感を出しました」

若井: 「ちょっとひねった録音の仕方をしたんですが、"聞き心地がいいギターサウンドにする"という所はブレないように弾きました。サウンド面で遊んで、新しいことに挑戦できた1曲になりましたね」

大森: 「もう1曲のシングル収録曲『光のうた』は、僕が中学3年のときに書いた曲なんです。オリジナル曲として初めて、僕がボーカルに専念した曲です。楽曲のレコーディングはメンバー4人を信頼して任せましたが、レコーディング前にみんなとイメージを共有するために映画『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』を観てもらいました。僕が映画『ナルニア国物語』シリーズにハマって、2日間で3部作を一気観する謎の日があったんです(笑)。僕が『ナルニア』を見たときにわいてきたイメージと『光のうた』の世界観が近かったので、その感情をみんなにも知ってもらった上で完成させました」

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Mrs. GREEN APPLEが、5thシングル「WanteD! WanteD!」を8月30日にリリース


藤澤: 「いつも大森がレコーディングのときに持ってくるデモ曲は、すでにいろんな楽器の演奏が入っていて、かなり完成形に近いんです。他の曲では大森もギターを弾いていますし、楽器のサウンドにも自分の息づかいのような自分が残したいものを残していることが多いんです。『光のうた』では歌に徹するということで、僕らはボーカルが歌いやすい空気感を意識してレコーディングしました」

大森: 「『光のうた』はボーカルが前に出る曲なので、音のハーモニーというよりは1本の強さや芯の強さを大事にしています。これまでに、いろんなサウンドを取り入れて音楽を構築してきたので、ボーカルに専念することは自分自身があらわにされていくような感覚がありましたね。ちょっとプレッシャーも感じました」

「最近では邦楽のロックバンドが好きな若い人が増えていますが、どこからどこまでがロックバンドなのか今は線引きが曖昧になってきていると思うんです。『ミセスはロックバンドなんですか?』と聞かれたら、『イエス』と答えられるのかどうか正直わかりません。5人が楽器を持って演奏しているから"バンド"であることには変わりないんですが、必ずしも5人全員が曲に参加すべきとも思ってないんです。楽曲ありきで考えているので、"こうでなければいけない"という頭でっかちなことは今後もどんどん壊していきたいです!」

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Mrs. GREEN APPLEが、5thシングル「WanteD! WanteD!」を8月30日にリリース


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◆Mrs. GREEN APPLE プロフィール
2013年4月にバンド結成、都内ライブハウスを中心に活動開始。大森元貴(当時・若干16歳)が発信する楽曲の作品性の高さ、その歌声が女子中高生を中心に広まる。2015年7月にEMI Recordsからミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー。デビュー直後から大型夏フェスに続々と出演した。2016年1月に1stフルアルバム『TWELVE』をリリース。年間を通して大型音楽フェスに出演し、圧巻のパフォーマンスで観客の心を掴んだ。2017年には2ndフルアルバム『Mrs. GREEN APPLE』をリリース。3月からは自身最大規模のワンマンツアー『MGA MEET YOU TOUR』を開催し、東京国際フォーラムホールAでファイナル公演を行った。圧倒的な成長スピードを遂げている、いま最も勢いのある新世代バンド。
<座右の銘>大森元貴「無限実行」、藤澤涼架「目標がその日その日を支配する」、高野清宗「人に優しく」、山中綾華「チャレンジ精神」、若井滉斗「友よ水になれ」

※高野清宗の「高」は「はしごだか」が正式表記。

(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

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