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シンガーソングライターで俳優の星野源の稀有(けう)な魅力は、女性側の"守ってあげたい"気持ちをくすぐる雰囲気にあるのではないだろうか。完璧な王子様じゃないところがいい、なんならちょっとダメなくらいがキュンと来る――。そんな気持ちを抱えるファンにおすすめなのが、2013年に公開された映画『地獄でなぜ悪い』だ。

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星野源, Jun 01, 2017 : 「第54回ギャラクシー賞」贈賞式に登場(写真:MANTAN/アフロ)


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『地獄でなぜ悪い』は、監督・脚本を担当する園子温が、自らの社会派イメージを破壊したかのような一大娯楽作。ヤクザの組長である武藤(國村隼)は、獄中の妻・しずえ(友近)の夢を叶(かな)えるために、娘のミツコ(二階堂ふみ)を主演にした映画の製作を画策する。大騒動の末に映画狂の青年・平田(長谷川博己)が監督に迎えられて、本物のヤクザ抗争を舞台とした、スタッフ・キャストすべて命がけの映画がクランクインしようとする――。

星野源演じる公次は、なんとも不憫(ふびん)なキャラクターだ。彼はミツコのピンチに遭遇したせいで、1日だけ恋人として振る舞うよう求められる。急展開に戸惑いながらも、いかんせん押しに弱く、むしろ「ミツコさんみたいな女の人初めてです」と進んでミツコの"犬"状態になっていく公次。その結果、右も左もわからぬまま、ヤクザとの映画作りに巻き込まれてしまうのだが......。

命の危険に怯(おび)えながら、それでもなんとか映画に詳しいふりをしようと、おどおどと勘でヤクザたちに指示を飛ばす公次の姿は、みじめを通り越してもはや愛しいレベル。「星野源はちょっと情けない役の方がときめく」というファンには、うってつけの1本だ。

映像配信サービス「GYAO!」では、『地獄でなぜ悪い』を10月26日までの期間限定で無料配信中。

(文/原田美紗@HEW

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