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4人組ロックバンド、THE ORAL CIGARETTES(ジ・オーラル・シガレッツ)が最新シングル「BLACK MEMORY」を9月27日にリリースする。同曲は、佐藤健や綾野剛が絶対に死なない新人類"亜人"役を演じ、壮絶なアクションバトルを繰り広げる映画『亜人』(9月30日公開)の主題歌として書き下ろしたもの。ダークで独創的な歌が多いオーラルが、"命を繰り返す"という設定の作品にインスパイアされると、どんな歌世界が広がるのか?

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4人組ロックバンド・THE ORAL CIGARETTES、映画『亜人』(9月30日公開)の主題歌


【予告編映像】映画『亜人』>>


■音楽性を変えずにJ-POPのど真ん中にいきたい

【ミュージックビデオ】映画『亜人』主題歌「BLACK MEMORY」(9月27日リリース)>>


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佐藤健&綾野剛 主演映画『亜人』(9月30日公開)


山中拓也(Vo/Gt)(以下山中): 「佐藤健さんや綾野剛さんなどが出演される、注目を浴びる作品の主題歌を担当できてうれしかったです。『亜人』は現実離れした世界が描かれていて、人間の目には見えないIBM(※)という人間の分身のような存在も登場しますし、実写化されると聞いたときはすごく驚きました。
『亜人』には、僕たちとの共通点も感じました。僕らの曲には歌詞が過激なものもあるので、『ラジオで流しにくい』と言われたりもしました。『亜人』も過激ですが原作のおもしろさが認められて映画化され、さらに大々的に知られることになったので、僕たち自身の音楽も大きく発展させたいと希望を持つことができました」

※IBM(インビジブル・ブラック・マター)=黒い粒子を放出して戦わせる事ができる、亜人だけの能力

【特別映像】"激震体感"アトラクション映像>>


山中: 「主題歌『BLACK MEMORY』を制作したときは、本広克行監督が『今、オーラルが伝えたいことを歌詞にしてくれたらいいよ』と言ってくれたんです。映画を見させていただいて、佐藤健さんや綾野剛さんが"亜人"に生まれてしまった"運命"の中で、必死に生き抜く姿が印象的でした。生まれや育ちなど、誰もがみんな自分では選べない運命的な定めを何かしら持って生きていると思うんです。そんな運命と共に『なぜ生きるのか?』を自分自身に問いただしてみると、『誰かを守るために生きているし、誰かがいるから生きている』という結論が出ました。それが、『BLACK MEMORY』の"人を守る"というテーマになったんです」

中西雅哉(Dr)(以下中西): 「曲のイントロがドラムから始まるんですが、ものすごくこだわりました。レコーディング中は、ドラムテック(ドラムのテクニシャン)の方からもアドバイスをもらいつつ、何度も叩(たた)き続けました。『最後にもう1テイク録ってみよう』となったラストテイクがベストテイクになって、音源になりました。このイントロの演奏で、僕自身もドラマーとしてかなり成長できたと思います」

山中: 「僕は、オーラルの音楽がJ-POPの中でトップになるのは難しいかもしれないと思いながらも、音楽性を変えずにJ-POPのど真ん中にいきたいという夢を持って活動を続けています。『亜人』に関わらせていただいて、幅広い客層に向けた作品の届け方も学ばせていただきました」

■絶対に僕は亜人にならない方がいいと思います(笑)(山中)

【特別映像】AJIN IN IMAX映像>>


あきらかにあきら(Ba/Cho)(以下あきら): 「映画『亜人』は、すごくアクションが派手でスポーツ観戦しているような気持ちになるほど、躍動感がありましたね。漫画の中にあったIBMの再現性にも驚きました。自分たちのMVを作るときも、拓也(山中)が書く異世界の映像を、ゼロからCGを駆使して作り出すこともできそうだなと夢が膨らみました」

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佐藤健&綾野剛 主演映画『亜人』(9月30日公開)


山中: 「僕らのMVをよく作ってくださる池田圭監督は、もともと原作『亜人』の大ファンだったので、僕たちが主題歌を担当できたことに運命を感じました。僕はけっこう映画を見るんですが、以前から池田監督とは観てきた映画が共通していることが多かったし、映像イメージも話が合うことが多かったんです。ただ、僕らのMVとして制作するので、あまり映画『亜人』の世界に寄せ過ぎても映画の邪魔になると思いました。それで、『亜人』が持つ"エンドレス・リピート"というテーマだけをMVの題材に取り入れています」

中西: 「僕は亜人みたいにエンドレスの命があれば、絶対にむちゃをしますよ! ビルからビルに飛び移りたい願望もありますし(笑)、僕はたった1人でも悪に立ち向かいたいです(笑)」

鈴木重伸(Gt)(以下鈴木): 「不死身の亜人も、ケガをしたり刃物で刺されたりすれば、人間と同じように痛みを感じるので、僕はできるだけ痛いことは避けたいですね(笑)。劇中でも、亜人は不死身の性質を悪用されて、痛めつけられてしまうことがストーリー展開の重要な部分でもありますし、僕はなるべく亜人の力を使わずに普通に平和に暮らしたいです」

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佐藤健&綾野剛 主演映画『亜人』(9月30日公開)


山中: 「僕が亜人の力を持ったら、たぶん綾野剛さんが演じる"佐藤"のようになると思います。人類に歯向かう危険人物になってしまう可能性が大きいので、絶対に僕は亜人にならない方がいいと思います(笑)」

■BKW(番狂わせ)させているメンバーは?

鈴木: 「僕たちは各地でかなりのライブ本数をこなしてきて、今年6月に初の武道館公演も無事に終了しました。秋にはワンマンツアーもスタートしますし、来年2月には念願の大阪城ホールも決まっています。かつて小さなライブハウスで演奏を楽しんでいた頃の感覚も忘れずに演奏したいですね。僕たちは活動の精神として"BKW!!(番狂わせ)"と掲げているんですが、BKWなパフォーマンスをお客さんにも楽しんでもらいたいです」

あきら: 「シゲ(鈴木)は運動が苦手やったのに、テレビ番組でスポーツトレーナーの方と共演してからは、飛躍的にランニングのタイムが縮んで、僕たちをBKWさせてるんです(笑)」

鈴木: 「僕以外のメンバーがランニングを始めたんですけど、僕は運動が苦手だし続かないから、『絶対やらない!』と言い張っていたんです。でも、番組内で約束しちゃったので、がんばって走り始めました。うちにはトップアスリート(中西)がいるので、この人をギャフンと言わせるまでがんばります」

中西: 「走り出してからのシゲの成長はすごいです! 余裕ぶっこいてる間にBKWされないように、僕もがんばります(笑)」

山中: 「そうやってみんなで体力作りもやって、秋からのツアーにそなえています。最近、『バンドを始めた頃のノリを忘れていたな』と初心に戻った瞬間が何度もありました。"ライブで遊ぶ"感覚をとり戻してからは、ハプニングですら楽しく感じます。お客さんと僕らのノリがうまくハマったときの熱量が、ライブ中で一番楽しい瞬間なんです。まだまだ諸先輩たちのライブを見ていると、自分たちは余裕なんてないんですが、以前よりも確実に一歩前に踏み出せていると思います」

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4人組ロックバンド・THE ORAL CIGARETTES、映画『亜人』(9月30日公開)の主題歌


◆THE ORAL CIGARETTES プロフィール
2010年奈良にて結成。巧妙なバンドアレンジに光と闇が交差する歌が唯一の存在感を放つロックバンド。メンバーのキャラが映えるライブパフォーマンスを武器に全国の野外フェスに軒並み出演。リリースする作品は常に記録を更新し、3rdアルバム『UNOFFICIAL』はオリコン初登場3位を記録。2017年6月には初の日本武道館公演に12000人を集め成功を収める。そして、2018年2月には地元関西にて大阪城ホール公演も決定。BKW!!(番狂わせ)の精神でロックシーンに旋風を巻き起こしている。
<座右の銘>
あきらかにあきら「うまくいくのは周りのおかげ、うまくいかないのは自分のせい」、鈴木重伸「不動心」、山中拓也「百転び百一起き」、中西雅哉「出逢いは一瞬、出逢えば一生」

【佐藤健×綾野剛インタビュー』 アクション編 >>


【佐藤健×綾野剛インタビュー】 ストイック編 >>


【佐藤健×綾野剛インタビュー】マンガ原作の実写化を生きる秘訣>>


(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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