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 河原和音の人気少女コミックを、『僕等がいた』『アオハライド』などの三木孝浩監督が実写映画化した『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)。本作で広瀬すず演じるヒロイン・響のよき理解者であり、クラスメイトの浩介を演じたのが竜星涼だ。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の心優しい派出所の巡査・綿引から、映画『シマウマ』でみせたダークヒーローのドラまで幅広い役柄を演じる実力派俳優が、本作では正義感の強い高校生を好演した。そんな竜星に、久々となる高校生役や、三木組での撮影について聞いた。

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竜星涼、『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)


【特集】映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(GYAO!)>>

【予告編映像】「先生! 、、、好きになってもいいですか?」>>


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■10代との共演に「年をとった......」

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生田斗真×広瀬すず『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)


――みずみずしい恋愛映画が得意な三木監督の現場はいかがでしたか?

竜星: 三木組の現場を初めて経験しましたが、三木監督はワンシーンワンシーンにとてもこだわりをもたれていて、何度も繰り返しテストをおこなうなど、しっかり事前に固めて丁寧に撮影を進めていく方でした。それは出来上がった作品にもあらわれていて、人が恋をして、恋愛に発展するまでの流れが丁寧に描かれていると思いました。

――浩介という役柄をどのように演じようと思ったのでしょうか?

竜星: 三木監督からお手紙をいただいたのですが、彼の役割として、響と(生田斗真演じる)伊藤先生との恋愛と対になるような、浩介と(比嘉愛未演じる)中島の関係というのを、バランスをとりながら演じられればいいなと思っていました。

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竜星涼、『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)


――劇中では、広瀬すずさん、森川葵さんと仲良し3人組でしたが、現場ではどんなコミュニケーションを?

竜星: 葵(あおい)ちゃんは他の作品で一緒に仕事をしたことがあるのですが、すずちゃんははじめましてでした。弓道のシーンのために、結構練習をしたんです。それが部活みたいで、うまくコミュニケーションが取れました。でもみんなフレッシュというかエネルギッシュでしたね。特にすずちゃんは未成年で、結構年齢が離れていたので、葵ちゃんと「俺らも年とったね」って話していました(笑)。

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生田斗真×広瀬すず『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)


――女性2人、男性1人という仲良しグループでしたがいかがでしたか?

竜星: お互い恋愛感情がない男女の友情って、実は僕のなかであこがれがあるんです。幼なじみでもなければ、なかなか成立しない関係じゃないですか。

――竜星さんの高校時代はどんな感じだったのですか?

竜星: 男同士でつるんでいる方が多かったです。高校生って多感な時期だったので、異性と一緒にいることに対して、恥ずかしくて堂々としていることができなかったですね。

■久々の高校生役! 演じるコツは「ピュアさを取り戻すこと!」

――竜星さんは久々の高校生役だと思いますが、どんなお気持ちで臨んだのでしょうか?

竜星: ピュアさを取り戻すことですね(笑)。ある種、すずちゃんとか、役と実年齢が近い人たちに引っ張っていってもらっている感じはありました。そういう人たちと一緒にいることで、だんだん自分も高校生なんだと錯覚してくるんですよね。でも疲れてくるとリアルな高校生とは違うなってわれに返るんです(笑)。

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竜星涼、『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)


――浩介はかなり恋にも積極的ですが、竜星さん自体はどんなタイプですか?

竜星: 僕もわりと積極的というか、好きになったら思いを伝えたいと思うタイプなので、近い部分はあると思います。

――中島先生の好きなところを聞かれたとき、浩介は「顔」と答えていました。

竜星: 僕自身も最初は顔かなと思います。大体の人はそうなんじゃないですかね。でも結局はフィーリングが大事なんじゃないですかね。浩介が「顔」って即答するのも、彼のまっすぐで男らしい性格が出ているのかなって思って演じていました。

■「好きになってもいいですか?」はズルい!

――浩介のように10代のころ、大人へのあこがれみたいなものはありましたか?

竜星: ちゃんと自分のことを認めてもらいたいという思いはありました。一方で、大人だからといって、おかしいと思っていることに折り合いをつけるようなことには、いまだに納得できないという気持ちは強いです。大人になりたいというより、素直な気持ちを持ち続けたいという気持ちの方が強かった気がします。

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竜星涼、『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)


――キュンとしたセリフやシーンはありましたか?

竜星: 「好きになってもいいですか?」というすずちゃんのセリフがありますが、ズルいですよね(笑)。「好きです」ならいいですけれど、「好きになってもいいですか?」って言われたらキュンとします。

――追いかけるのと追われる恋愛だったらどちらいいですか?

竜星: 昔だったらクールな人を追いかけている方が楽しかったかもしれませんが、最近は追いかけるエネルギーがないんです......って、おじさんみたいですね。でも恋するってエネルギーがいるし、自分の生活を変えるくらい影響を与えるものだから、こういう作品を見ると、恋愛してみたくなりますよね。

――座右の銘を教えてください。

竜星:「まずは自分を疑え」です。自分が正しいと思っていることが、本当に正しいか、しっかり確認することが大切だと思っています。

(取材・文・撮影:磯部正和)

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竜星涼、『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)


竜星涼(りゅうせいりょう)
1993年3月24日生まれ、東京都出身。2010年にドラマ「素直になれなくて」で俳優デビュー。2013年から放送された「獣電戦隊キョウリュウジャー」でドラマ初主演を果たすと、数々のテレビドラマや映画に出演し、2017年は、本作を含む4本の映画で印象に残る役柄を演じている。座右の銘は「まずは自分を疑え」。

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