ここから本文です

超難関と言われる"公認会計士"の資格保持者である星野光樹と、IQ上位2%の人だけが入会できる高知能集団「MENSA」会員である一平による、超インテリお笑いコンビ・Gパンパンダ。ハイスペックな肩書を持つ2人だからこそ歩める、"芸人の道"とは?

サムネイル

(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 公認会計士とMENSA会員のお笑いコンビ・Gパンパンダ)


超難関合格率3%の公認会計士試験の内容>>


■口が裂けても言えない「芸人デビュー」

星野光樹(以下星野):「僕は小学生のときにフジテレビ系の『めちゃ×2イケてるッ!』や『笑う犬』シリーズを見て、絶対に芸人になろうと決意していました。でも、うちはめちゃくちゃ厳しい家庭だったので、両親からは芸人になりたいのであれば、『大学を出ること』『芸人以外の食いぶちを作ること』という2つの条件を満たすように言われました。それで、国家三大難関資格『弁護士・医者・公認会計士』の中から、誰でも受験できて医学部にもロースクールにも行かなくても済む"公認会計士"を目指すことにしました」

一平:「僕らは中2のときにクラスが一緒で、そこからのつき合いなんです。高校生の頃からテレビ番組のオーディションや漫才の全国大会に出場して、優勝することもあったんです。でも、そこで達成感があったので僕はまず企業へ就職する道を選びました。でも、僕らは漫才コンクール『M-1グランプリ』を見て育った世代なんですが、2015年に5年ぶりに復活した『M-1』を見て、僕が進む道は芸人だと思い直したんです。僕は今、某IT企業で契約社員としてマーケティングやリサーチ業もやりながら、芸人を続けています」

公認会計士とMENSAメンバーの漫才>>


星野:「僕は晴れて公認会計士と芸人の両方を手に入れて、公認会計士の個人事務所も立ち上げました。でも、まだ祖父母には芸人デビューしていることを打ち明けられていません。小さな頃から『光樹は真面目で優しくて頭のいい子で、星野家の宝ね』なんて言われていたので、『芸人デビューした』とは口が裂けても言えないんです(笑)。僕が公認会計士をがんばっているということが、祖父母の長生きにつながっているんです」

一平:「星野は公認会計士の資格を持って仕事もしていますが、僕は『MENSA』という各国の上位2%のIQの持ち主しか所属できない国際グループにも所属しています。日本人の平均IQが105くらいの中、僕は148あります。人生で3回しか試験を受けられないんですが、僕は1回で合格しました。ちなみに受験料は1万円かかります(笑)。MENSAの活動はFacebookコミュニティがあって、そこでポーカー教室や小顔リフトアップ会を開く告知があがっている程度です。メンバーはトラック運転手もいれば社長もいて、勉強ができるというのとは全然違いますね。ただ、自分にとっては日常生活でささいなことだと思っていることやゲームのことなど、今まで他の人に通じなかった話が、MENSA会員とはようやく噛(か)み合ったということもあります」

IQ 148もあるのに◯◯に見える若手芸人>>


その他の出演番組>>

・スゴイけど伝わらない公認会計士の仕事
・公認会計士法に怯える1年目の若手芸人
・公認会計士だけでなく3つの資格を持つ芸人
・公認会計士とIQ148の天才が何故お笑い?

■熱湯風呂や下ネタNG!? インテリ芸人の欠点とは

星野:「公認会計士を目指していた頃を振り返ると、"感情を殺す修行"みたいな状態で勉強ばかりしていました(笑)。公認会計士の合格率は3%と言われているほど狭き門です。僕が受けた年は特に難しかったので、通常の合格ラインは70%なんですが、たまたま僕が獲得したスコア67%にまで引き下げられて、ぎりぎりで合格できたんです。そこでやっと本来目指していた芸人への道に取り組むことができました。一平のことはここ10年間見ていますが、まったく大人びることもなく、そんなに変わってないですね」

一平:「これを言うと鼻につくと思うんですが、僕は何でも最初からできる方でしたね。ハンドボール部でも腕が長いので、新人戦で得点王になりましたし、あまり挫折を知りません。でも、恋愛で失敗すると円形脱毛症になってしまうくらい深く傷つきます......。そこが僕の弱点ですかね」

サムネイル
(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 公認会計士とMENSA会員のお笑いコンビ・Gパンパン)


星野:「今の僕らはお笑いの実力が、肩書の方に負けちゃってると思うんです。それに、僕が苦労して手に入れた公認会計士と芸人のポジションなんですが、公認会計士には『品位と職権』という倫理規則があって、公認会計士の名誉と品位を下げたら、その人間は資格をはく奪されます。僕は芸人なのに、あんまりボケすぎると資格が危ういんです(笑)。熱湯風呂に入れないし、下ネタも言えません。『何やってんだ!』というツッコミもできないんです。僕ができるのは、人を褒めるボケとか許すツッコミですね。芸人としてのハードルを自ら上げちゃってます......。それでも、祖父母のために公認会計士はやめられません。テレビで芸人の僕の姿を見られても"おちゃらけ公認会計士"として出演していると言い張ります」

■芸人の道は"自分育成ゲーム"!?

一平:「実際に芸人デビューして現場に出てみると、かなり現場全体で緻密に構築されて笑いが生まれていることを目の当たりにしました。もっと芸人さん個人の感性で作られていると思っていたんです。僕はまだまだ自分がおもしろいことを言えるかどうかで精いっぱいですね」

星野:「僕はいろんな芸人さんたちと接するようになって、お笑いは頭の良さより性格の方が問われる世界だと思いました。本番で、"いかに機転が利くか"というのも大事ですが、"ネタをどれだけ詰め切れるのか""1つのことにどれくらい集中してやりきれるのか"など、取り組む姿勢も大きく影響すると思います。僕は野球選手のイチローさんが大好きで、すごく感銘を受けた言葉があるんです。『プロとして野球をするのは決して楽しいことではない』などということをおっしゃいながら、長く現役でプロ野球選手として活躍しています。きっと表面的な楽しさではなく、内面的な充実感の方を大事にされているんだなと。僕がお笑いに取り組むときは楽しさも感じますが、続ければ続けるほど、楽しいだけではないさまざまな経験を積むと思います。きっと"本当の楽しさ=充実感"は、お笑いを続けた先に受け取れるものなのかなと。『将来に向けて、自分たちはどう伸びていくんだろう』とすごく客観的に考えることも楽しんでいます」

サムネイル
(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 公認会計士とMENSA会員のお笑いコンビ・Gパンパン)


一平:「何それ? 自分育成ゲームなの? キモっ(笑)! こんなにヘンな星野がいれば、僕らの活動は大丈夫なんじゃないかと思っています(笑)。でも、将来的に僕はテレビで僕らの冠番組を持ちたいですね。企画に左右されず、2人が存在してトークするだけで、いつでも笑いが生まれるような芸人になれたらうれしいです」

星野:「僕の目標は、『オールナイトニッポン』のようなラジオの深夜番組で冠番組を持つことです。お笑いに関しては、エゴでやっているんです。いろんな選択肢がある中で、お笑いに関しては自信過剰なところがあるので、うまくいかなかったときに『なんでこれがダメなんだろう?』と本気で考えられます。勉強や会計士の仕事は俯瞰(ふかん)して物事を見てしまうんですが、お笑いは自分自身の感性を試しているような感覚です。結局は芸人として大成しない限り、僕は何をやっても満足しないんです」

◆Gパンパンダ プロフィール
<星野光樹>1992年7月4日生まれ、星野光樹公認会計士事務所所属。趣味は同じ絵本を何度も読む。特技は大量暗記、紙飛行機作り。
<一平>1992年6月12日生まれ、JAPAN MENSA会員。趣味は漫画、ドイツボードゲーム、脱出ゲーム。特技はなわとび、ボイパ。
<座右の銘>星野:「野球(お笑い)を通して人間的に成長したい」一平:「一石二鳥」

(取材・文/谷本美花@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ