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 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が執筆し、第153回芥川(あくたがわ)賞を受賞した「火花」が、菅田将暉&桐谷健太をW主演に迎え、映画化(11月23日公開)。売れずにくすぶっている若手芸人・徳永と、型破りなスタイルで己の笑いを追求する神谷が出会ったことから始まった「胸が締め付けられるような」芸人青春ストーリー。
トレンドニュースでは、公開を記念し、芸歴や年齢などまったく違った6組のお笑いコンビに、映画を見た感想や、自身の芸人人生にどんな影響を与える作品だったかを語ってもらった。

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【連載】芸人・インディアンス/ 菅田将暉&桐谷健太W主演、芸人青春物語『火花』を語る


 第5回は、2010年にコンビを結成し、ノリのいい漫才が話題になっている「インディアンス」の田渕章裕と木村亮介が熱いトークを繰り広げた。

■ 同期に菅田将暉くんおったかなって錯覚するぐらいリアルでした

【劇場予告編 1】『火花』菅田将暉&桐谷健太 W主演>>


――作品を見た感想をお聞かせください。

田渕: スタートからめちゃくちゃ良かったんです。花火が上がっていくシーンを無音で流していたのですが、あれは完全に芸人をあらわしている。天下取るところに向かっていく2つの花火がコンビを意味していて、最後は散るかもしれないけれど、散ってもいいじゃないかというメッセージが含まれているのかなって思ったんです。しかも芸人の生活がめっちゃリアルでした。一般のお客さんがわからないんじゃないかって思うぐらい、芸人のこと深く掘り下げている作品でしたね。

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菅田将暉&桐谷健太W主演、芸人青春物語『火花』(11月23日公開)
(C)2017『火花』製作委員会


木村: 田渕ちゃんも言っていましたが、ほんまに僕らが過ごしてきた日々と一緒だから、恥ずかしくて観られたくない気持ちにもなりました。合コンのシーンとか、居酒屋で詰めていって最後までボケ通すみたいなやりとりとかも本当にリアルでした。

田渕: あのまんまの会話あったんちゃうかっていうぐらいリアルでしたね。

木村: あれ、同期に菅田将暉くんおったかなって錯覚するぐらい(笑)。

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菅田将暉&桐谷健太W主演、芸人青春物語『火花』(11月23日公開)
(C)2017『火花』製作委員会


――菅田さんや桐谷さんの演技は、それほど芸人っぽかったのですか?

木村: 板尾さんが突っ込み役は本物の芸人がいいって言って、(2丁拳銃の川谷修士が)キャスティングされたんだと思うのですが、僕らもすんなりネタとして笑ってしまった部分も多かったですね。

田渕: 菅田さんの自然な漫才の感じもすごかったし、突っ込みの(川谷)修士さんの組み立ても、最初は棒読みみたいに突っ込んでいたのが、コンビが成熟していくにつれて、いまの修士さんみたいにサラッと突っ込んでいくんですよ。作品の中で成長していく姿もしっかり魅せてくれるなんて、本当にすごいと思いました。

■ 相方とは本当に飲みにいかないんです

【劇場予告編 2】『火花』菅田将暉&桐谷健太 W主演>>


――作品のリアリティは芸人さんからみてもすごいですか?

田渕: さすが芸人さんが書いた話だなって、うなりましたね。めちゃくちゃリアリティありました。(菅田と川谷が演じたコンビの)「スパークス」って公園に集まってネタやっているじゃないですか。あれって僕らはいまもやっているんです。しかも来年の春で結成10年になるので、そこも「スパークス」と一緒なんです。彼ら10年で辞めたじゃないですか。だから俺らもこういうことを考える年まで来たんだなって思いましたね。

木村: 棒に向かって漫才したりするシーンとか、ほんまに全部リアルでしたね。映画に出ていた飲み屋に行きたくなりました。

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菅田将暉&桐谷健太W主演、芸人青春物語『火花』(11月23日公開)
(C)2017『火花』製作委員会


――ではこのあと二人でお酒でも?

田渕: (桐谷演じる)神谷さんが言っていましたが、相方とは飲まないんです。ああいうところもリアルなんです。コンビ組み始めのころは飲みにいっていたのですが、本当にだんだん行かなくなるんですよ。

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※第6回は、リズムネタ「ラッスンゴレライ」で大ブレイクした「8.6秒バズーカー」が魅力を語ります!(11月22日掲載)

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菅田将暉&桐谷健太W主演、芸人青春物語『火花』(11月23日公開)
(C)2017『火花』製作委員会


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(文・取材/ 磯部正和)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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