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大原櫻子が、いきものがかりの水野良樹と初めてコラボレートした。11月22日にリリースされる最新シングル「さよなら」は、大原にとってもう1つの初挑戦となる失恋バラード曲にもなる。希望に満ちているからこそ大好きな人との悲しい別れを選び、大人へとステップアップするストーリーが力強く歌い上げられた。21歳という変化の真っただ中にある大原は、ダブルの初挑戦にどう臨んだのか?

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大原櫻子、最新シングル「さよなら」11月22日にリリース


【ミュージックビデオ】「さよなら」作詞・作曲は水野良樹(いきものがかり)>>


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■"終わった恋"に泣けたレコーディング

「新曲『さよなら』は、『すごくこういう曲を歌いたかった!』と強烈に思いました。私はこれまでにポップな曲をたくさん歌ってきているので、まさか失恋バラードをいただけるなんて、初コラボなのに水野さんはすごいアタックをしてくるなと驚きました(笑)。でも、私も21歳になりましたし、水野さんは私の舞台も見に来てくださっていたので、歌手としての私だけではなく、素の自分を見ていてくれたのかなと思うような歌でした」

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大原櫻子、最新シングル「さよなら」11月22日にリリース


「最初にいただいたのはメロディーだけだったので、サウンドでは失恋のイメージに結びつかなくて、歌詞をもらって初めて失恋バラードだと気づいたんです。"あなたはわたしのすべてでした"や"この恋は夢のように終わったの"などと、完全に恋が終ったことを言い切る歌詞は、口にするのも最初は難しかったですね。これまでの私の歌は、終わりかけの恋でも続きがあるようなニュアンスが含まれていました。でも『さよなら』では、終わりを断言しなければいけなかったので、初めてレコーディングしたときは、歌っているだけで泣けてきちゃいました。すっかり曲の"悲しさ"の方に感情が入り込み過ぎていたんです」

■水野から伝授された意外な歌唱法とは?

「この曲は、何度かスタジオで歌ってみた後に本番レコーディングへ挑むことになっていたんですが、一度スタジオで歌った後に水野さんとご飯会をもうけさせていただきました。曲を一緒に作る上で、水野さんがどういう気持ちでこの曲を作ったのか直接聞いてみたかったし、もっと水野さんがどういう方なのかを知りたくて、一個人としてもお話してみたかったんです」

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大原櫻子、最新シングル「さよなら」11月22日にリリース


「そのご飯会で水野さんは、『決して悲しいニュアンスで歌ってほしくない』と、おっしゃいました。歌手・太田裕美さんの曲『木綿のハンカチーフ』を例に出しながら、失恋がテーマの曲を明るくおもいっきり笑顔で歌う太田さんを歌唱イメージとして説明してくれたんです。さっそく2度目のレコーディングで、明るい気持ちを込めて『さよなら』を歌ってみると、瞬間的に『切ない!』という思いが胸に刺さってきました。水野さんが作ったメロディーと歌詞に、私の明るい声を合わせるからこそ、裏に潜む深い切なさが表れるような曲になったなと。ひとつ引いた視点で歌う方が、自分の感情が入り込み過ぎるよりも逆に曲に込められた思いが伝わるんだなと新たに学べましたね」

■大恋愛への憧れを誘う!?

「MVの撮影は水野さんとお話させていただいた後だったので、どんな風に演じるのか気持ちの準備がしやすかったですね。水野さんからは、『歌詞の時系列を意識して、表情に変化をつけてほしい』と言われました。歌の冒頭部分は彼と別れた直後のショック状態なんですが、だんだん気持ちが落ち着いて前に踏み出していこうとする女性になっていくという流れなんです。この曲を誰かと別れた直後の人が聞いても、半年前や20年前に終わった恋愛を思い出した方が聞いても、共感できる曲になったらうれしいですね」

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大原櫻子、最新シングル「さよなら」11月22日にリリース


「私はひとたび愛する人ができたら、『どうやって忘れられるの?』と思ってしまうほど、離れても心の中に愛情が残ってしまうと思うんです。そこで、口では『さよなら』と伝えつつも、心の中では『ありがとう』という気持ちを抱えながら歌っていました。特に大サビの歌詞"もう戻らないと決めたの"の後に歌う"さよなら"は、歌の主人公の一番素直な"さよなら"の気持ちが込められていると思うんです。希望と悲しさが入り混じる複雑な感情を爆発させた後、口にする"さよなら"は、我慢も無理もしていません。恋人への愛情を募らせつつも、お互いの人生を進めるためには受け入れるしかなかった"さよなら"の部分なので、一番感動してほしい箇所でもあります」

「最近、友人から恋愛相談を受けたんですが、ちょうど夢を追いかけるために大好きな人と距離を置こうとしている話だったんです。夢を追いかける人だからこそ好きでも別れなきゃいけないという恋愛は、私を応援してくれている10代の子はまだあんまり経験していないかもしれないですね。この曲にはリアルで素直な感情がつまっているので、元気になるとか笑顔になれる歌ではないけれど、強くなれる曲だと思います。『こんな大恋愛を体験してみたい!』という意味で、恋したくなる歌なのかもしれません」

■イメージ変化の心配も吹き飛ばされた!

「これまでの私にないイメージの曲だったので、最初は少しファンの方たちの反応に不安もありました。でも歌に深く入り込むにつれて、『自分がどう思われるか』なんて心配は消えていったんです。自分の存在を知ってもらう以上に『この曲を聴いてほしい』という強い気持がわきました。ポップで元気な曲も大好きで大切なんですが、『さよなら』は『長く歌っていきたい曲』という存在です」

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大原櫻子、最新シングル「さよなら」11月22日にリリース


「最近、"一期一会"という言葉がすごく身に染みて大事になってきています。水野さんとの出会いもそうですし、プライベートでは大切な大学の仲間たちと一緒に作品作りもやっていることが、自分の中で大きな存在になっています。日々、自分の中にわきあがる気持ちを素直に受け止めながら、"人間味のあるアーティスト"になっていきたいです」

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【LIVE映像】「大原櫻子 - CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~」(Special Live Trailer)>>


◆大原櫻子 プロフィール
1996年、東京都生まれ。2013年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』全国ヒロインオーディションで5000人の中から抜擢(ばってき)され、スクリーン&CD同時デビューを果たす。2014年、女優として「日本映画批評家大賞"新人賞"」、シンガーとして「第56回輝く!日本レコード大賞"新人賞"」をダブル受賞。2015年末には、ソロデビュー満1年でNHK紅白歌合戦への出場を果たした。2016年、全18公演の全国ツアーを実施し、自身初となる日本武道館公演(追加公演含め2DAYS)を成功させた。2017年には、ソフトバンク2017年度学割キャンペーンテレビCM『SUPER STUDENT』にも出演。2018年2月にはミュージカル『FUN HOME』への出演が決定している。歌に演技に活躍するニュースター。
<座右の銘> 一期一会

(取材・文/岩木理恵)
(写真/中村好伸)

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