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HYDE(L'Arc~en~Ciel)とK.A.Z(OBLIVION DUST)によるロック・ユニットVAMPSが、今年4月にリリースした最新アルバムをひっさげ、6月のZEPP TOKYOを皮切りに全国9都市24公演もの全国ツアーをおこなった。圧倒的なライヴパフォーマンスで観客を魅了した彼らの、今回のツアーが初見参となったZepp Osaka Bayside公演の模様を全編完全収録した映像作品、「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」が12月6日に発売される。
最新アルバムでは海外プロデューサーを迎え、曲調や英詞など海外に目を向けて制作された。新たな視点で制作した楽曲も含め、国内はもちろんアメリカや南米を回ったツアーでは、いったいどんな反応が返ってきたのだろうか?
(※このインタビューは、活動休止決定前に取材したインタビューです。)

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VAMPS、映像作品「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」が12月6日に発売


【LIVE映像】「CALLING(「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」)」>>


【LIVE映像やミュージックビデオ】収録曲ほか、VAMPS楽曲を配信中>>

■キャッチーでヘヴィ......アメとムチみたいな構成が似合うバンド

―― ツアー「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD 」ではダークサイドを掲げた『UNDERWORLD』らしい、ヘヴィなサウンドが多かったと思います。これまでと違う雰囲気の楽曲の数々をライヴで披露するにあたり、不安はありましたか?

HYDE: 「これまでのサウンドと意識的に雰囲気を変えたので、ちょっと重いって感じる人はいるんじゃないかとは思ってました。でも、想像と全然違いましたね。喜んで受け入れてもらえた手応えがあります」

――なかでも盛り上がりを見せた曲は、どの曲だったのでしょう?

HYDE: 「『BLEED FOR ME』かな。ちょっとヘヴィすぎるかなと心配していたんだけど、濃厚、セクシーと捉えられたみたい」

――HYDEさんのため息というか、吐息の感じがすごくいいなと思いました。

HYDE: 「喘(あえ)ぎ声ね」

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VAMPS、映像作品「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」が12月6日に発売


――(笑)。シングルとしてもリリースされている「CALLING」は盛り上がりましたね。

HYDE: 「『CALLING』は、聴いた瞬間からみんな歌えるような、すごくキャッチーな曲に仕上がりました。知り合いの子供も、2サビ目から一緒に歌い始めていたくらい。これまではダイブしやすいような曲がライヴでの目玉だったんだけど、今回は一緒に歌ったり、モッシュしたり、そういったことを楽しんでもらえたみたいです」

【ミュージックビデオ】「CALLING」>>


――ヘヴィでセクシーな「BLEED FOR ME」とキャッチーな「CALLING」、重厚感があるなかで触れ幅の大きさも魅力です。

K.A.Z: 「VAMPSって、みんなで歌える曲もあるんだけど、突き放すくらいダークな曲もあって、そのコントラストが面白いと思う。アメとムチみたいな、そういう構成が似合うバンドだなと思いますね」

■唯一無二の存在を目指した個性......"鼻毛を出す"!?

―― VAMPSはZeppを中心とした各地のライヴハウスを数日間にわたって占拠する"籠城型ツアー"を行ったり、出演者たちが思い思いの仮装をするハロウィンライヴイベントを主宰したりと、ロックとエンタメの融合を体現しているロックユニットです。アメリカでの展開も、エンターテインメント性のあるライヴ演出を押し出しているのでしょうか?

HYDE: 「エンターテインメント性がある演出って、個性を出すためにすごくいいアイテムだと思う。やっぱりアメリカで日本人が普通にライヴをしても、強く刺さるとは思えない。たとえば、アメリカで活動しているアジア系の俳優はいっぱいいるけど、彼らが主役になれることは少ないよね。サウンドと共にキャッチーさというのが日本人アーティストに求められている一種のものなんじゃないかな」

――ロックだけどキャッチーな部分があることが、VAMPSとしての個性ということですね。

K.A.Z: 「『これ、すごくいいけど、誰の曲?』って振り向かせることが大事だと思う」

HYDE: 「本当はもっと個性的でもいいくらい。鼻毛をガーッと出してみるとか(笑)。鼻毛にエクステをつけたり、鼻毛と乳毛を結んだり。忘れられない衝撃的なルックス。ダメ?」

――それは衝撃的です(笑)。唯一無二の存在であり続けるために大事にしていることはありますか?

HYDE: 「面白いと思ったことはやりたいけど、ロック感がないことはやりすぎない。やりすぎると自分でも後悔するから、そのバランスは大事にしたいですね」

■海外で「機材が全然届かない」トラブル発生

――9月、10月の海外公演でも新曲を披露されましたが、反応はいかがでしたか?

K.A.Z: 「南米は情熱的で、常にアツいね」

HYDE: 「情熱的だね。日本より盛り上がるかな」

――どんな盛り上がり方をするのですか?

K.A.Z: 「ライヴが始まる前から、みんなで歌っていたりする。ライヴ後は『すごくよかったよ』とか『次はいつ来るんだ』とか声をかけてくれて、『いや、今やったばっかだよ』って思うんだけど(笑)。そういった反応が返ってくると、演者としてもそこまで行ったかいがあったと感じるね」

――K.A.Zさんは10月11日がお誕生日で、前日にはアルゼンチンでライヴがありましたよね。そのとき、観客からお祝いされたそうですね。

K.A.Z: 「みんなが会場でハッピーバースデーを歌ってくれたんだ。何か返したいんだけど、『やっべぇ、言葉通じねぇ』って。異国の地で誕生日を迎えることは過去にもあったんだけど、やっぱりいつも泣きそうになる」

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VAMPS、映像作品「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」が12月6日に発売


――相手の情熱に押されて涙もろくなってしまうのでしょうね。海外でのライヴと日本でのライヴでは、何か違いをつけているのでしょうか?

HYDE: 「アメリカと日本で、やっていることは変わらないかな。むしろ日本でやっていることをアメリカに"輸出"するつもりでやってるから、あんまり違いをつけたくなかった」

――日本のVAMPSを、海外にそのまま持っていくイメージなのですね。ただ、海外と日本だとどうしても違う部分があるとは思うのですが、海外ライヴならではの印象的だったことは何でしょうか?

K.A.Z: 「常にトラブルがついて回っていて......。機材が壊れたり全然届いてなかったり、メンバーが飛行機に乗れなかったりと日本だと心配したことがないような問題が、海外だと当たり前に起きる。だから、タフにならなきゃやっていけないなって。日本の環境が整っているだけで、世界中には整っていないところがいっぱいあるから。まずそこを、タフになって慣れるしかない。でも、だいぶ慣れてきたけどね」

【LIVE映像やミュージックビデオ】収録曲ほか、VAMPS楽曲を配信中>>


◆映像作品「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」2017年12月6日発売

※ 収録楽曲(全形態共通)
UNDERWORLD
INSIDE OF ME
REDRUM
EVIL
BREAK FREE
DON'T HOLD BACK
BLEED FOR ME
IN THIS HELL
CALLING
BLOODSUCKERS
LIPS
RISE OR DIE
AHEAD
RISE UP
MIDNIGHT CELEBRATION
SIN IN JUSTICE
ENJOY THE SILENCE
B.Y.O.B.(BRING YOUR OWN BLOOD)
SEX BLOOD ROCK N' ROLL

■<通常盤 Blu-ray(1disc)>
■<初回限定盤 Blu-ray(1disc)>
※ 三方背ケース
※ ツアー・ドキュメンタリーを収録
■<通常盤 DVD(1disc)>
■<初回限定盤DVD(2disc)>
※ 三方背ケース 
※ ツアー・ドキュメンタリーを収録

■<初回限定Goods付BOX DVD(2disc)>
Goods:Rockin'Jelly Bean×VAMPS オリジナル2wayバッグ
・仕様:サイズ(W30cm×H13cm×D10cm)/ 素材 ポリウレタン、ポリエステル
・DVD収録曲は初回限定盤DVDと同内容

■<完全数量限定 特別Goods付BOX Blu-ray(1disc)>
特別Goods:Rockin'Jelly Bean×VAMPS オリジナル・MA-1
・仕様:フリーサイズ (着丈 約73cm / 身幅 約67cm / 袖丈 約66cm ) / 素材 ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン
・Blu-ray:収録内容は初回限定盤Blu-rayと同内容
 ※UNIVERSAL MUSIC STORE 限定販売:http://bit.ly/2hLA4In

◆VAMPS

HYDE(L'Arc~en~Ciel)とK.A.Z(OBLIVION DUST)が、2008年に結成したロックユニット。VAMPSの代名詞となった全国のZeppを中心に連続公演を行う"籠城型ツアー"をはじめ、アリーナ公演、野外公演、自身が主宰するハロウィンライヴイベントなど、多彩なスタイルのステージを展開している。2016年には、モトリー・クルーらを抱えるアメリカの大手マネージメント 10th Street Entertainmentと契約を結び、音楽制作のメインを海外に移行、北米6カ所をまわるNorth American Tourを開催。2017年には、北米18カ所をまわるU.S.ツアーと、9都市24公演 の国内ツアー、沖縄での野外イベントを開催。12月6日にLIVE DVD & Blu-ray『VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD』をリリース。
<座右の銘>HYDE「まあ、いいか」K.A.Z「夢」

(取材・文/上西幸江@HEW

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
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