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18歳のシンガー・yukaDD(;´∀`)(ユカディーディー)のデビュー配信シングル「HIGH SCHOOL FUNK!!!」が、12月12日に全世界同時配信される。普段はドン・キホーテでバイトする普通の女子高生だが、小柄な体から湧き出る歌声は、日本人離れしたパワーに満ち溢れている。彼女の歌声に聴き惚れ、トータルプロデュースに名乗り出たのは、EXILEやJUJU、柴咲コウらの楽曲を手掛けてきたJin Nakamura。このタッグでグラミー賞を目指す!?

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yukaDD(;´∀`)、現役女子高生が世界配信デビュー


HIGH SCHOOL FUNK!!! (JK vs 鬼 ver.) MUSIC VIDEO>>


■世界という舞台で戦っていけるアーティトを発掘......条件は3つ

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EXILEやJUJU、柴咲コウらの楽曲を手掛けてきたJin Nakamura氏のプロデュース


――これまで数々の楽曲を手がけ多くの受賞を経てきたJin Nakamuraが、ご自身の名前を冠したオーディションを開催し、選んだのがyukaDD(;´∀`)さんです。どんなところに魅力を感じたのでしょうか?

Jin Nakamura(以下、Jin):「日本の音楽シーンだけじゃなく、世界という舞台で戦えるアーティストを見つけたいと全国をまわっていました。一緒に世界で戦っていくにあたり、心の中で3つの条件を掲げていました。ひとつは、ステージに立ったときに"どこか気になる存在、華があるか"。その次が、"人の話を聞く耳があるか"。最後は、"明るい"こと。
どれだけ社会が進んでも、どこかに歪(ひず)みがあって、苦しい思いをする人は必ず出てきてしまう。『それでも立ち上がっていく』という気持ちを代弁してくれるようなアーティストでいるためには、負けない強さと言ってもいいですけど、やっぱり明るさがほしいと思っていて。そこで見つけたのがyukaです」

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デビュー配信シングル「HIGH SCHOOL FUNK!!!」が、12月12日に全世界同時配信


――yukaDD(;´∀`)さんは、オーディションに自信はあったのでしょうか?

yukaDD(;´∀`)(以下、yuka):「まったくなかったです。実は......、オーディション終わったら忘れていました。音楽の専門学校に通っているんですけど、校長先生に『受かったよ!』と言われて、『あー!』って思い出すみたいな」

Jin:「忘れてたって! ほら、これが"明るさ"なんですよ、大物です(笑)。歌へのこだわりが強いからこそ、教師にも意見を言うタイプで。だから、先生によく思われていないんじゃないかと感じていたらしいんです」

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yukaDD(;´∀`)、現役女子高生が世界配信デビュー


yuka:「呼び出されて、怒られると思ったんです(笑)。でも、ずっと歌だけは真剣にやってきました。それだけは言い切れます。」

Jin:「yukaの家は母子家庭で、裕福な環境でもないんです。歌を続けていいのか悩みながらも、やっぱり歌いたいと専門学校に通って、でもそのぶん結果出さなきゃという意識があって。だから近くの公園でひとり練習したり、一生懸命やってきたみたいです」

■全世界デビュー曲のMVは、異例の生声収録・ワンカット撮影

yukaDD(;´∀`) - HIGH SCHOOL FUNK!!! (手動式 )LYRIC VIDEO>>


――全世界同時配信された、「HIGH SCHOOL FUNK!!!」について教えてください。

yuka :「人間が持つ本能の部分を感じさせるような、自分自身をさらけ出すような、すごく前向きな力強い曲になっていると思います!」

――MV冒頭ではJinさんとの撮影時のやり取りも映し出されますが、デビュー曲にして異例の生声収録、しかもワンカット撮りだったという......。

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yukaDD(;´∀`)、現役女子高生が世界配信デビュー


yuka:「あれは衝撃でした......」

Jin:「本当? 結構『はーい、へへへ』って感じだったよ(笑)。今回のMVは、『yukaがワンカットでどれだけ歌えるのか、踊れるのか、皆さん見て判断してください。好きだったら応援してください』という発想で作っています。もちろん異例のやり方ではあると思うんですが、オーディエンスは楽曲に加えて、アーティストの人間性も含めて応援していると思っています。だから、努力を隠す美徳も理解できるんですが、yukaのプロジェクトでは、"裏側も含めて皆に育ててもらいたい"という提案をします」

――「裏側を見せることで人間性を感じてもらう」という発想は、アイドルプロデュースのような。

Jin:「たとえば高校野球を見ていても自分を含め人間ってのは、負けている方を応援しちゃうようなところがあると思うんです。歌のうまいアーティストはたくさんいますが、そういう方たちが見せてこなかったような隙、イケていない部分もエンターテインメントとして楽しんでもらえたらいいなぁと思っています。yukaにはその魅力があります」

yuka:「Jinさんに『隙がある』ってめっちゃ言われるんですよ。自分では全然そんなんじゃないと思っているんですけど......」

――お友達に『こういうタイプだね』とよく言われる言葉はありますか?

yuka:「常にボケーッとしているって言われます。マイペースすぎるって」

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yukaDD(;´∀`)、現役女子高生が世界配信デビュー


――失礼な言い方かもしれませんが、Jinさんに対してもすごく自然体というか、「業界のすごい方にプロデュースしていただいている!」と堅くなっている感じはありませんよね。

Jin:「お気づきですか?(笑)」

yuka:「えー。思ってますよ、思ってますよ。ねー、ねー(Jinをつつく)」

■英詞を完璧に歌い上げるyukaDD(;´∀`)、実は英語がまったく話せない

HIGH SCHOOL FUNK!!! (yukaDD(;´∀`) ユーザー マニュアル)>>


――Jinさんは、「日本人が日本人としてカルチャーをそのまま全世界に発信していく時代」ということで、"BORDERLESS"をキーワードにyukaDD(;´∀`)さんをトータルプロデュースしているそうですね。

Jin:「歌って、ジャンルも性別も国も関係なくて、伝わるか、伝わらないかの2種類しかないと思うんです。だから、純粋に彼女が一番輝ける歌を歌わせてあげたい。今のところyukaの柔らかいフロウは、日本語ではなく英語でこそ映えると思っているので、英語で歌ってもらっています。彼女自身も洋楽が大好きですが、実は英語はまったく話せないんです。そんな子が耳コピしてここまで歌っているんですよ、というストーリーも含めて楽しんでいただけたら」

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英詞を完璧に歌い上げるyukaDD(;´∀`)、実は英語がまったく話せない


――正直なところ、「日本人が日本人としてカルチャーを~」というコンセプトでありながら、英詞で洋楽っぽい歌を歌っていることを不思議に思っていたのですが、「日本人だから日本語の歌」という考えこそがBORDERLESSではない、ということなんですね。

Jin:「そうなんです」

――yukaDD(;´∀`)さんはオーディションに合格してから、ロサンゼルスでレコーディングしたり、大阪から上京したりと、どんどん状況が変わっています。人によってはパニックになりそうなほどの変化ですが......。

yuka:「えー、yukaも結構パニパニでしたよ。でも自分が一番したかったことやから、すごく夢みたいというか......。なんか、すごいでーす! ふふふ」

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初海外で、飛行機に乗るのも初めて。だから、全部がドキドキ


――ロサンゼルスは初海外ですか?

yuka:「初海外で、飛行機に乗るのも初めてでした。だから全部ドキドキで。ロサンゼルスは本場って感じでした。レコーディングスタジオもすごくきれいで、サウンドもきれいで、何もかも日本とは全然違って。すごくいい経験させてもらいました」

■大人も楽しめるポップス、10代に伝えたい洋楽の魅力

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yukaDD(;´∀`)、現役女子高生が世界配信デビュー


――そもそも今回のプロジェクトって、どんな思いから始まったのでしょうか?

Jin:「大人も楽しめるポップスをやりたいと思ったんです。僕は数年前からロサンゼルスに修行としてよく行くんですけど、大人がすごくパブリックな場でポップスを楽しんでいるのを見て、うらやましい環境だと感じました。このプロジェクトでは、僕自身が聴いて感動したい、そして人に聴いてもらいたい音楽をやっていきたいと思っています」

――yukaさんは、自分の歌をこんな人たちに聴いてほしいという思いはありますか?

yuka:「10代の子たちに、洋楽の独特なノリというか、聴いていて伝わってくる楽しさを知ってもらえたらうれしいです」

――お2人でアプローチしたい層は違っているんですね。

Jin:「そうなんですよ(笑)。でもそこが違っているのは面白くてアリです!」

――yukaDD(;´∀`)さん、このタッグでの目標を何か挙げるとすれば? プロフィールには、「グラミー賞獲りたい」とありますが。

Jin:「僕は言ったことないです(笑)」

yuka:「えー、なんでなんで? Jinさんとグラミー賞獲りたい」

Jin:「......(苦笑)。獲るぞー!」

yuka:「グラミー賞、獲るぞー!」

Jin:「獲れるかな?(笑)僕としては、大きな箱で一番奥の席にいるお客さんまで満足できるようなライブを作りたいと思っています。将来的にはラスベガスのホテルで1カ月くらい公演がバッと行われるような、yukaにはショーとして音楽で人に何かを伝えられるようなアーティストになってほしいですね」

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EXILEやJUJU、柴咲コウらの楽曲を手掛けてきたJin Nakamura氏のプロデュース


◆yukaDD(;´∀`)
1999年4月20日生まれ、大阪府出身。3歳のとき、祖父に演歌を歌って喜んでもらったことをきっかけに歌手を目指す。憧れはクリスティーナ・アギレラ。名前の後の顔文字は、曲ごとに変わる予定。
座右の銘は「一生懸命」。

◆Jin Nakamura
2001年、作編曲家デビュー。2008年 JASRAC賞銅賞(Lovers Again/EXILE)、第50回日本レコード大賞・大賞「Ti Amo/EXILE」、第53回日本レコード大賞・優秀作品賞「この夜を止めてよ/JUJU」、第55回日本レコード大賞・優秀アルバム賞「ジルデコ5/Jill-Decoy association」など受賞歴多数。
座右の銘は、「生きてるだけで丸儲け」。

(取材・文/原田イチボ@HEW

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