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神奈川県の湘南・逗子で生まれ育った三兄弟によるユニット、逗子三兄弟が、前作『MINERAL』からわずか半年足らずで、早くもニューアルバム『純白の花嫁』を12月20日にリリースする。

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逗子三兄弟が、ニューアルバム『純白の花嫁』を12月20日にリリース


【ミュージックビデオ】新曲「純愛宣言」(『純白の花嫁』)より)>>


【一覧】「逗子三兄弟」ヒットソングを配信中>>

自身のレーベル【TLAG】からの第二弾となる本作は、逗子三兄弟にとって"おはこ"とも言えるラブソング~ウェディングソングを集めたもの。「結婚式で聴きたい曲」ランキングでも常に上位にランクインし、YouTube再生回数 480万回を超す楽曲「純白の花嫁」や、YouTube再生回数250万回越えの「愛言葉」など、おなじみの楽曲に書き下ろしの新曲6曲を加えた内容で、男女の出会いから結婚して「スイートホーム」を持つまでがストーリー仕立てになっている。

本作のレコーディングを通じて、改めて「恋愛観」「結婚観」を見直したという3人。それは一体どのようなものだったのだろうか。アルバムについてはもちろん、ミュージックビデオの撮影裏話や兄弟ユニットのメリット・デメリットについてなど、率直に話してもらった。

■ 兄弟で恋愛の話なんて普通だったら恥ずかしくて出来ない 音楽の力ってすごい(大雅)

──今回のアルバム『純白の花嫁』を制作することになった経緯は?

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逗子三兄弟、次男・大雅(タイガ)


大雅(次男): 「今年はアルバムを2枚出す」と、春に公約しちゃったので......(笑)。まず、「冬はラブソングのアルバムを出したい」という話になり、「今までの過去曲も入れよう」という構想もその時に生まれました。これまでをまとめた単なる「ラブソングベスト」みたいにはしたくなくて。
作品としてちゃんとした意味のあるものを出したいと。それで、出会いから「純白の花嫁」になるまでのストーリーを作ろうというアイデアでした。

【ミュージックビデオ】小森純の結婚のきっかけとなった人気不動のウェディングソング「純白の花嫁」>>


──ラブソング~ウェディングソングのアルバムを作ってみて、改めて自分の「恋愛観」や「結婚観」を振り返りませんでしたか?

翔馬(三男): 振り返りましたね。僕は今、30歳なんですが、40歳、50歳、60歳になっても、「好き」という気持ちをちゃんと言葉にして伝えたいなと思いました。ティーンエイジャーの頃って、恥ずかしげもなく自分の思いを伝えられるじゃないですか。本当はその気持ちって、いくつになってもみんな持っているはずなのに、いろんな雑念とか照れとかが入ってしまって、なかなか素直に「好き」と言えなくなっていくというか。このアルバムを作り終えて、年を取っても、大切な人に対して自分の思いを素直に伝えられるような人間になりたいって、強く思うようになりました。

【ミュージックビデオ】大ヒットソング「純白の花嫁」のエピソード0となる"告うた"「愛言葉」>>


優己(長男): 僕は結婚しているんですが、アルバムを作り終えて一番思ったことは、翔馬とは逆で。「未来」に対してよりは、これまで妻と歩んできた「道のり」についてでした。僕、結婚したことを今まで後悔したり、「嫌だな」と思ったりした事って一つもないんです。それってすごく恵まれているし、幸せだなと思っていて。恋愛を成就して「スイートホーム」を作るまでの自分自身のストーリーを、本作を通してもう一度なぞることができてとても幸せでしたね。......嫁にはそんなこと、照れ臭くて絶対に言わないけど(笑)。

大雅: 僕はまだ結婚していないんですが、とにかく歌の中にグッとくる歌詞がたくさんあるなって思いました。例えば、新曲「KASABUTA」は、恋人同士のけんかのシーンを切り取っているんですけど、そういう日常だったり、「スイートホーム」の"僕にないモノをたっぷり 僕と同じモノもちょっぴり"っていう歌詞だったり。すごく平凡なことを歌っているんだけど、そこには確かに「幸せ」があるというか。

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逗子三兄弟が、ニューアルバム『純白の花嫁』を12月20日にリリース


──なるほど。

大雅: 思うに人生の中で、ドラマティックな事って実際そんなに起きないと思うんですよ、プロポーズとか結婚式とかは別として。「そうか、俺はこういう何気ない瞬間に幸せを感じるのだな」とか、あと、メンバーそれぞれの恋愛観を知ることができたのも良かったです。優己や翔馬はこういう時に「愛」を感じるんだなとか。兄弟で恋愛の話なんて、普通だったら恥ずかしくて出来ないけど(笑)、このアルバムを作るにあたっては、めちゃくちゃ話し合ったんですよ。そういう意味では「音楽の力」ってすごいなあと思いましたね。音楽やっててよかったなと。

──「純愛宣言」のミュージックビデオは、マカオ政府観光局のサポートの元、現地で撮影されたそうですね。

優己: とにかく、建物がどれも美しかったですね。いろんな歴史があり、さまざまな文化が混じり合った都市なので、それが建物にも表れているんです。ヨーロピアンな厳かな建物があったと思えば、すぐ隣にはアジアの雑踏や市場があったりして。東京の世田谷区くらいの広さで、1日で大体のところは回れてしまうんです。

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逗子三兄弟、三男・翔馬(ショウマ)


翔馬: 映像を見てもらうと、聖ポール天主堂跡などの世界遺産を始め、フォトジェニックな風景がたくさん出てきて。僕ら3人だけがそこにたたずんで歌っているという幻想的な映像なんですが、実際はカメラの背後に回ると見物客やスタッフがメチャクチャ大勢いるんです(笑)。200人くらいいたかな。そこは、カメラマンの方が絶妙なアングルで狙ってくれたおかげで、一人も写り込まずに済んだんですが。

大雅: ゲリラ感があったよね。みんなで現地を歩き回りながら、ロケハンしたそばから撮っていく、みたいな(笑)。結構ドキドキしながらやっていました。

──ちなみに、「MM21 ~ラブストーリーが始まる~」の途中、小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」を彷彿(ほうふつ)とさせるフレーズが出てきて、思わずニヤリとしちゃいますね。

大雅: やっぱり「出会い」を象徴する音といえば、あれしかないと思って「リスペクト」を込めてやらせてもらいました。それに、小田さんも横浜出身、そういう意味でもリスペクトを込めているんです。

■ どれだけ言い合いをしても、絶対に解散っていうことにはならないのは兄弟ユニットの強み(翔馬)

──兄弟でやっていてのメリット、デメリットというと?

大雅: 作品に妥協しないところですかね。煩わしいことを気にせずに何でも言えるのが、兄弟ユニットの最大のメリットだと思います。「作品が一番大事」とみな思っているので、そういう意味では兄弟3人でやることが、ベストパフォーマンスを出す一番の方法かなと。デメリットはもう、死ぬほどありますよ(笑)。「今日もまた一緒かよ」みたいなことから始まって。この8年間でだいぶ、3人の在り方みたいなものが分かってきたから、あまりけんかとかは無くなりましたけどね。

翔馬: どれだけ言い合いをしても、絶対に解散っていうことにはならないじゃないですか。そこは強みだと思うし、そのおかげで妥協せず作品づくりができるというのは大きいです。

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逗子三兄弟、長男・優己(ユウキ)


優己: 作品作りにおいてのデメリットは一つもないですね。あと、兄弟ということで、声帯がよく似ているからハーモニーが奇麗に響くという強みもあります。

──兄弟ユニットにおける、3人の役割分担は?

大雅: おお、新鮮な質問ですね(笑)。うーん、意外に難しいな。次男である僕がリーダーなのは理由があって。僕が頑張ると、結構上と下が頑張るんです。バランスがちょうど取れるというか。三男は自由にのびのびしてるし、優己はいつも後ろでドシッと見守ってくれている。ちなみに、グループのプロデュース目線ということでは僕ですね。音楽的にいうと、優己は声がハートフルなので、歌が人間臭くて届きやすいんですよ。翔馬はテクニカルなボーカリスト。ハーモニー、ファルセットがものすごく奇麗で、サウンドに華やかな色を添えてくれるのは翔馬ですね。音楽的に、いいバランスで存在してるんじゃないかな。

──大雅さんは二人のバランサーとして、とても気を使っていて、まさに「ザ・次男!」って感じですよね(笑)。

大雅: はい、気苦労が絶えないんです(笑)。

──その湘南で生まれ育った3人が、今も湘南を拠点に活動している理由は?

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逗子三兄弟が、ニューアルバム『純白の花嫁』を12月20日にリリース


大雅: おそらく東京に住んでいたら、内容が変わってくる気がします。逗子三兄弟の曲って、3人のライフスタイルから生まれてくるものが多いので。生活の中で切り取ったシーンというものを、これからも大切に歌っていきたいので、湘南に住み続けるんでしょうね。

翔馬: 僕ら、前作『MINERAL』から自主レーベル「TLAG」を立ち上げたんですね。「TLAG」は「Think Local Act Globally」という「地元のことを常に考え、世界に向かって行動していこう」という意味なんですけど、この街にいることも、こういう歌を歌っていることも、こういうバンド名も、全てに3人の意志が入っている気がしますね。もう、湘南に骨を埋める覚悟でいますよ(笑)。

大雅: 湘南に住んでいる人って、そこから外へ出ようとしないんです。だって住みやすいし、時間の流れもゆっくりだから、心地いいんです。忙(せわ)しないのが得意じゃないんですよね......(笑)。もちろん、湘南の素晴らしさを発信していきたいという気持ちもあって。Instagramでも「#zushistagram」というアカウントを作っていて(笑)、ひたすら逗子や鎌倉、葉山、湘南のすてきな写真をアップしています。ライブも地元でやることは多いですし、「ウェルカム・トゥ・湘南」のスタイルは今後もずっと続けていきたいですね。

【ミュージックビデオ】「湘南ラブストーリー」(『純白の花嫁』)より)>>


【一覧】「逗子三兄弟」ヒットソングを配信中>>

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逗子三兄弟が、ニューアルバム『純白の花嫁』を12月20日にリリース


◆逗子三兄弟
神奈川県の湘南・逗子で生まれ育った長男・優己(ユウキ)、次男・大雅(タイガ)、三男・翔馬(ショウマ)からなる実の三兄弟シンガーソングライターユニット。湘南という地域性とプロドラマーだった父親の影響で、幼い頃から音楽・海と隣り合わせの生活を送り、それぞれバンド活動や作曲家などのキャリアを経て、2009年にデビュー。2011年リリースからロングヒットを記録し、いまや現代のウェディングソングの定番となった『純白の花嫁』をはじめ、『父へ』や『家族レター』など"家族愛"を歌う楽曲も多く、家族へのリアリティー溢れるメッセージがたくさんの感動と共感を呼んでいる。2017年7月 自身のレーベル【TLAG】からニューアルバム「MINERAL」リリース。
座右の銘:優己「いつも心に海と太陽を」、大雅「いつだって自然体」、翔馬「毎日を日曜日に」

(取材・文/黒田隆憲)

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