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松本清張による短編小説を原作としたスペシャルドラマ「鬼畜」が、12月24日にテレビ朝日系にて放送された。クリスマスイブの夜に「鬼畜」という意表を突いた編成に対して、ネット上では称賛の声が上がっている。

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イメージ画像(写真:アフロ)


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「鬼畜」は、善良な人間の心に悪魔が生まれる瞬間と、親子の絆を描いた物語。竹中宗吉(玉木宏)は、働き者の妻・梅子(常盤貴子)と共に小さな印刷会社を営んでいた。しかし、経営が軌道に乗ると宗吉は、愛人・菊代(木村多江)を囲い、3人の子供まで産ませる。ところが宗吉の事業がつまずいて仕送りが滞ると、菊代は彼の家に子供たちを連れていき、自ら失踪した。そこから宗吉の運命は崩れていく――。

「クリスマスイブに見る物語」と聞くと、多くの人々が、心温まるファミリームービーや、ロマンチックなラブストーリーを思い浮かべることだろう。しかし、「鬼畜」は、そういったイメージの真逆をいくような、"人間の業(ごう)"を描いた作品だ(親子愛の要素はあるが......)。
この意表を突いた編成が、「テレビ朝日が攻めている」とネット上で話題に。「恋愛モノなんて見たくない」「イブの夜にテレビを見ている層をよく理解している」という声が上がり、「イブなのに『鬼畜』見る(笑)」という、これはこれで一種のイベントのような盛り上がりを見せた。

いわゆるクリスマスの夜に"リア充爆発しろ"的な層を、結果的にテレビ朝日がすくいあげたということか。来年のクリスマスシーズンもまたシリアスな作品を放送してほしいという要望が早くも寄せられている。

(文/原田美紗@HEW

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