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お笑いコンビ・やさしい雨の松崎克俊は、日本テレビ系「ナカイの窓」にも出演した注目のヲタク芸人だ。「2次元に嫁が3人いる」「嫁ノートを持っている」「人の奥行きが苦手」など、突拍子もない言葉を繰り出す松崎だったが、その真意を相方・吉本純がわかりやすく説明してくれた。

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 お笑いコンビ・やさしい雨)


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■家賃滞納、コミケに30万、松崎のヲタ活に有吉は?

――ヲタ活というのは、どういうことをするのでしょうか?

松崎:「僕はオタクを崇拝していて、自分ごときがオタクを名乗ったら申し訳ないって思っています。なので、ヲタ活という言葉をあまり使わないので、ハッキリとは分かりません。ただ一般的には、他の人がテレビを見るかわりにアニメを見る。洋服を買いに行く代わりに漫画やアニメグッズを買う。映画を見る代わりに声優さんのライブに行く。それをヲタ活と呼ぶのだと思います」

吉本:「僕は彼を見ていると、ヲタ活という言葉は、オタクじゃない人が作った言葉なんじゃないかと考えちゃいます。一緒にコンビニ行って買い物すると、彼は自然とアニメとのコラボ賞品ばかり手に取る。全く意識しないで、いわゆるヲタ活と呼ばれる行動を取っているんです。ただ、彼の場合は好きなだけ買っちゃうから借金抱えていますけど(笑)」

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松崎:「コミケの3日間で、同人誌に30万円使ってしまったことがあります。1冊500円とかなので、とんでもない量でした。給料を全部アニメグッズや漫画に全部使ってしまって、生活費を借金してしまうんですよ」

吉本:「それについては、同じ太田プロの先輩の有吉弘行さんに『人間のクズ』『死刑』って言われてました(笑)」

――「2次元に嫁が3人いる」と聞きました。嫁とはどういう意味なのでしょうか?

松崎:「平たくいうと、殿堂入りした好きなキャラクターです。嫁になったキャラクターの誕生日には、ケーキを買ったり、プレゼントをあげたりします。前に靴をプレゼントしたことがあるのですが、仕事から帰ったときに玄関に靴があると、『おっいるな』ってリアリティを感じることが出来るんです。オススメです(笑)」

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■謎のノート「嫁ノート」には、ビジネス用と家用がある

吉本:「『嫁ノート』持ってきてる?」

松崎:「嫁のお気に入りの画像をプリントアウトしてファイルに入れて持ち歩いています。これがその1冊です。(ボロボロのファイルを取り出す)でも、これは実は仕事で『見せて』って言われたとき用のノートなんです。本当に大好きな嫁たちの画像を集めていることに間違いはないですが、『ビジネス用の嫁ノート』なんです。ビジネス用ではない『家用の嫁ノート』が家には6冊くらいあって、それは過激すぎて外にはとても持ち出せません(笑)」

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■3次元の女性は、その辺の猫と変わらない?

――男性キャラクターもお好きだと聞きました。

松崎:「2次元において、男と女は単なる記号でしかない。髪が長いか短いか、背が高いか低いか、眼鏡を掛けているのか掛けていないのか、それくらいの違いです。僕はただ、2次元の男性より、女性の方が好みなだけです。だから男性キャラも大好き、今後、嫁にすることも全然あり得ます。僕は、性別に縛りを付けていないので」

吉本:「僕は彼の『男と女は単なる記号でしかない』って言葉が好きなんです。妙にカッコよくないですか(笑)」

――3次元においては、女性よりも男性の方が好きと聞きました。実際はどうなんでしょう?

松崎:「はい。でも、正直言うとどっちでもいい。強いて言えば、男性の方が奇麗だとは思いますけど、それだけです。言ってしまったら、男性も女性も猫も犬も虫もそんなに変わりません。別に嫌いでもないし、好きでもない」

――もし女性からいきなり『キモイ』と言われたとしたら、どんな気持ちになるんですか?

松崎:「猫がニャーって鳴いてるのと同じです」

吉本:「2次元が好き過ぎて、3次元に興味がないんです。それで困っているのが、人の顔を覚えられないことです。超有名な人でも、僕が『あの人は俳優の誰々さんだよ』って教えなければいけない。僕たち太田プロ所属なんで事務所にAKBの子たちがいたりするんですが、それも全然わかってないみたいです」

松崎:「指原莉乃さんはわかりますけど、他の人はちょっと......」

――前田敦子さんや、大島優子さんは?

松崎:「正直自信ないです。バラエティ番組は好きで見ているので、バラエティに出ている人はわかりますけど、あまり出ない人はわかりません。ドラマや映画を観ないんで、女優さんもほとんど知りません。3次元でも声優さんは好きですけど、それは敬うべきものとしてであって、アニメ監督さんと一緒。異性としてではないです」

■3次元女性の奥行きが嫌い、デートに行った結果は......?

――なぜ、3次元の女性は魅力的に見えないのでしょうか?

松崎:「奥行きがイヤなんです。どうしてもピンとこない。だから好きなキャラクターがVRの3D映像で見られるとしても、そんなにうれしくないですね」

吉本:「フィギュアも立体だからイヤなんだよね? 嫁くらいしか持ってないでしょ?」

松崎:「他のヲタク芸人と、好きなフィギュア持っていろいろな所に行くって企画をやって動画にしたりしているんですけど、実はあんまりテンション上がってません(笑)」

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吉本:「聞いてマジでビックリしたんですけど、彼、前に好きなキャラクターたちと一緒に遊ぶ夢を見たんです。畑みたいなところで楽しくやっていたらしいんですけど、そのキャラクターたちっていうのが、みんなペッラペラの紙だったんですよ。それを楽しそうに話してて、この人本当に2次元が好きなんだなって」

――そこまで2次元が好きになったきっかけはなんですか?

松崎:「小学生のとき、周りが『どの女子がかわいい?』みたいな話をしていても僕は全くピンと来ませんでした。それである日、ゲーム雑誌で初めて『ストリートファイター2』の春麗を見たんです。一気にハマりましたね」

吉本:「僕らの世代(現在33歳)って、1回くらいは春麗をそういう目で見たことあると思うんですよ。タイムしてじっくり見るとか(笑)。彼の場合はそこで止まってしまったんだと思います。だから、いまだに3次元の女性に興味がない」

松崎:「以前、趣味を理解した上で僕に興味を持ってくれた女性と何回かデートに行ったことがあるんです。でも申し訳ないことに、やっぱりダメでしたね。謝って帰ってきちゃいました」

吉本:「生身の女性に興味がなくて、2次元しか好きになれないってどう考えてもおかしいじゃないですか? それなのに、話を聞けば聞くほど整合性が取れていて、妙に納得させられてしまうんです。だから、初めて会う先輩も最初は彼のオタクの部分をイジるんですけど、途中から『なるほど。それで?』みたいに合点がいっちゃって、ツッコまなくなっちゃうんです。それで最終的に『おまえキモいんだよ!』とか雑なイジリになってしまう(笑)。これが今の悩みですね」

◆やさしい雨 プロフィール

<松崎克俊>1983年9月2日生まれ、 福岡県出身
趣味は、アニメ、漫画、ゲーム。「THE IDOLM@STER」(アイドルマスター)の三浦あずさ、「つよきす」の椰子なごみ、「スクールランブル」の沢近愛理の3人を、嫁と自称している。

<吉本純>1984年3月18日、神奈川県出身
趣味は、ギター、ハーモニカ、サックス演奏でコントにも取り入れている。特技は、ハンドボール。

<座右の銘>松崎克俊:「楽」、吉本純「ムダがなければ意味が無い」

(取材・文/沢野奈津夫@HEW

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